超簡単LINEスタンプ自作 写真もオーケー 儲かるかも!

アスキー 10月19日(水)10時50分配信
スタンプ
あなたもLINE<3938>スタンプをサクッと作れる!?

 LINE<3938>スタンプを作ろうと思って挫折した人にも今ならとても簡単になりました。興味はあったけれど40個もスタンプを用意するのは手間、そもそも絵心がない。そんな人でも大丈夫!

10月6日からLINE<3938>スタンプが最低8個でも作れるようになりました

 LINE<3938>のスタンプを自作販売できるのはご存知ですよね。「LINE<3938>クリエイターズスタンプ」とは、クリエイターに登録した個人・団体が自作したスタンプ。「LINE<3938> Creators Market」は職業年齢プロアマ問わずクリエイター登録が可能です。

スタンプ
2014年4月からスタートしたクリエイターのプラットフォーム「LINE<3938> Creators Market」

 スタンプ登録や販売の手数料は無料。売上げの35%が自分の分配額となります。実作業以外のコストはゼロでスタンプを販売できるので、分配金がガバガバ入ったらたちまちスタンプ長者に。

 ……なんてことを夢見た人は少なくないはず。ですが、けっこういるんですよね。スタンプを作ろうとしたけど断念した人。実は私もその1人。子供の時に作ったオリジナルキャラクター“お茶漬け太郎”のスタンプを自作して友人に嫌がらせで送りつけようと思ったのですが……。

LINEスタンプ
記者がスタンプを作ろうと画策したお茶漬け太郎(絵が下手ですみません)

 作ろうとしてわかったのです。40個もスタンプを用意するのが面倒くさい。

 イラストを準備すること自体は特別なソフトを用意しなくても最低限ペイントがあればなんとかなるそうなのですが、ひとつひとつスタンプを考えるのが意外に手間。20個位までは楽なんですよ。「オッケー」「ありがとう」など日常的に使える定番トークを入れていけば埋まるので。

 ですが30個を超えたあたりでどうしてもネタ切れになる。「梅茶漬けが好きです」「父親は鯛茶漬けでした」……考えているうちにお茶漬け太郎のキャラクターがわからなくなってきました。あとプロではないので、ヘタウマを主張するにせよシチュエーションに応じたイラストを描くのも大変。

 結局は断念しました(もはや清々しく)! 40個という数が一番のネックなのです。もっと少なくてもよかったらなんとか。

 ところが10月6日よりLINE<3938>クリエイターズスタンプの審査基準が改定。最低8個からのスタンプ制作・販売が可能になったのです。

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(リリース)
 これまでスタンプの販売は1セットあたり40個の制作が必要というハードルが高いものでしたが、本日より最低8個から販売が可能になりました。(「静止画スタンプ」は 8、16、24、32、40個から選択、「動くスタンプ」は 8、16、24個から選択が可能)。
 これにより、スタンプ制作における時間が約80%軽減し(40個から8個)、お子さんや、絵を描くのが得意でない方でも、より簡単・手軽にスタンプ制作をお楽しみいただけるようになりました。

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スタンプ

 今までは必ず40個だったものが、8、16、24、32、40個いずれかを選択できるというふうになりました! 私みたいにバリエーションを作るのが大変でスタンプ作成に断念した人には朗報です。

 ちなみに販売額はこれまでと同様に120円、240円、360円、480円、600円から選択できます。8個だからといって30円とか60円の販売額になるわけではないのですね。買う側としてはスタンプの数が少ない分ディスカウントしてほしいという見方はあるだろうけど。

さらに朗報! 今までNGだった写真スタンプもオーケーになった

 もうひとつトピックスがあります。同じく10月6日から写真によるスタンプ作成が解禁されました。今まで写真を使用したスタンプ作成は基本的にエヌジーでしたが、ガイドラインに引っかからないものであればオーケーに。

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(リリース)
 従来、スタンプの販売はスタンプ審査ガイドラインにおいて禁止しておりましたが、審査体制の拡充により、ガイドラインの改訂を行い、自身の写真はもちろん、親しい友人・家族や、動物や風景の写真を用いたスタンプを制作・販売することが可能となりました。
 例えば、大切な友人の結婚式や誕生日のお祝いとして、友人の写真入りオリジナルスタンプを作成し、プレゼント機能を使って贈るなど、これまで以上に様々なシーンでスタンプを活用することができます。

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スタンプ
自分や家族、親しい友人、ペット、などの写真の使用がオーケー。

 自分自身の写真、親しい友人、家族、動物や風景の写真の使用がオーケーということ。要は権利的に問題ない被写体であればということでしょうね。

 今まで写真の使用ができず基本的にイラストのスタンプでしたが、写真がありなら絵心も必要ありません。例えば「家族をデザインしたスタンプをつくりたい」という場合、似顔絵を用意するよりも絵心がない人には写真の方がてっとり早いですよね。

 納品形式はPNG。撮った写真をPCに取り込んでペイントを使ってPNGに変換、写真のサイズを調整するだけでオーケーなはず。これは簡単!

1時間で写真のスタンプ申請にチャレンジ!

 記者ナベコも写真スタンプを申請してみることにしました。最少数の8個のセットで、30分程度でサクッと作れないかチャレンジ。

 ガイダンスによると必要な写真(画像)は以下。

・メイン画像 1個(幅240×高さ240ドット)
・スタンプ画像 8個(最大 幅370×高さ320ドット)
・トークルームタブ画像 1個(幅96×高さ74ドット)
※サイズの単位はpixel

 よくよく確認するとわかるように、スタンプの画像は8個ですが、別途スタンプの個別ページでメインとなる画像、トーク画面でスタンプを選択する時のタブを含めると、画像は10個用意します。

 メインはサイズを適応できるのであればスタンプと同じものを併用可能。タブはとても小さく表示されるものなので、別途用意したほうがいいでしょう。

スタンプ
会議室でホワイトボードに文字を書いて撮影しました。

 写真を撮ったのは会議室。ホワイトボードに文字を書けばメッセージも伝えられるはず……!

●写真を会議室で撮影!

スタンプ
カンパーイ
スタンプ
飲むー
スタンプ
飲み足りない~
スタンプ
飲もう
スタンプ
ひとりで飲む
スタンプ
酔った~
スタンプ
申し訳ございません
スタンプ
了解
スタンプ
メイン画像
スタンプ
タブ画像

 計10通り用意しました。これで素材はオーケー。

 あとは、LINE<3938> Creators Marketに登録する→銀行口座を登録する→新規登録で進めていくだけ。

●お次はテキスト登録

 スタンプの登録にはテキストも必要。スタンプタイトルは40文字以内(けっこう長い)、スタンプ説明文は160文字以内。

 言語はベーシックな状態だと“英語”。英語タイトル、英語説明文は最低限入力しなくてはいけません。日本語のタイトル・説明文を付けたい場合は“言語を追加”して、日本語を選択して入力することができます。

スタンプ
“新規登録”で“スタンプ”を選ぶと登録画面に。
スタンプ
言語は日本語を追加するようにしよう。

 私は英語からきしダメなので、日本語で文章を考えてからGoogle翻訳してなんとか英語文を作りました。この説明文がおかしいとリジェクトされるそう。大丈夫かな、どきどき。ちなみにスタンプの英語表記はstampではなくてSticker(ステッカー)になるので、注意。

LINEスタンプ
“写真の使用”のところにチェックを入れる。

 “写真の使用”という項目があるので、ここには必ずチェックを入れましょう。

 クリエイター名、コピーライトの入力し、スタンプのテイスト、キャラクターのカテゴリを選択、販売エリアを決定して基礎情報の登録はオーケー。スタンプは海外にも販売できます。国内限定がよいという事情がある人以外は「販売可能なすべてのエリア」を選択するとよいでしょう。海外のファンができるかもという夢が広がります。

●画像をアップロード 8だけだから簡単

 次はいよいよ写真のアップロード。“スタンプの編集”画面から編集作業に入ります。なおスタンプの数はこちらの画面から変更可能。デフォルトで8個に設定されているので、増やしたい場合は変更しましょう。

LINEスタンプ
“スタンプ”の編集で販売する数を変更できる。

 画像はアップロードする前に規定のサイズに編集してPNGに変換しておきましょう。なお私が撮った写真ですが、画像を小さくしたらホワイトボードに書いた文字が見えなくなってしまったので、ペイントで文字をなぞってあらたに書きました。

LINEスタンプ
ペイントでトリミングしつつサイズを既定のものに。
LINEスタンプ
文字はペイントで書き直した。

 ひとつ失敗したのはタブ用の写真。W96×H74と、とても小さいので普通に撮影した写真をリサイズすると描写がかなり荒くなってしまいます。あらかじめ広い範囲で写真を撮影してそれをトリミングしたほうがよかったかも。やってみないとわからないものですね。

LINEスタンプ
タブ用の写真はとても小さいので普通に撮ってリサイズすると荒くなる可能性も。あらかじめ引きで撮影しておきましょう。

 最後に販売価格の設定。先にも触れましたが、自分で販売額を最低120円、最高600円に選択できますよ。私の写真スタンプは控えめに120円に設定。

LINEスタンプ
最高600円で販売できる。

 こんな感じで準備ができました。“審査”をクリックすればコマンドが“審査中”に変わり、LINE<3938>のスタンプの販売基準に満たしているかどうか審査してもらえます。

LINEスタンプ
写真をアップロード。ひとつひとつでも、zipにまとめてアップロードしても大丈夫。
LINEスタンプ
スタンプ8個とメイン画像、タブ画像をアップロードした。
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揃ったら“審査”をクリック。

 ちなみに登録作業には、写真を撮影するのに30分程度、登録作業に40分程度かかりました。写真のサイズを合わせるのに少し時間がかかってしまいましたが、慣れればサクサクできそう。最低1時間以内の登録もできるはず!

 クリエイターズスタンプの審査期間は5日以内程度。基準に満たない場合はリジェクト通知が来るので、修正して再度審査にかけます。LINE<3938>クリエイターズスタンプがリリースされた当初は、申込みが殺到したため審査に数ヵ月もかかっていましたが、2015年の6月中旬から審査環境が改善され、ずいぶん早く審査が進むようになったのですね。

 はたしてナベコの写真スタンプは無事に審査が通るでしょうか。Facebookなどでスタンプができたか報告するのでお楽しみに。

 さて、申込みしてから写真に問題がないか再度LINE<3938>クリエイタースタンプのガイドラインを見返していたら、“モラル”の注意書きに気になる一文がありました。

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LINE<3938>クリエイタースタンプ モラル的にNGなもの例)
犯罪を助長、または奨励するもの
暴力や子どもの虐待・児童ポルノを描くもの
肌の露出が多いもの
アルコールの過剰摂取や違法薬物、または未成年者によるアルコールやタバコの消費を奨励するもの
飲酒運転を助長するもの
違法な武器などの現実的な描写、またはその使用を奨励する恐れがあるもの
フィッシングやスパム目的のためのもの
人や動物の殺傷、撃たれる、刺される、拷問などの現実的なイメージを描いたもの
特定の個人や法人、国、グループなどを誹謗、中傷、攻撃する可能性のあるもの
第三者もしくは自己の個人情報を開示し、または開示する恐れのあるもの
過度に不快、または粗野なもの
宗教、文化、民族性、国民性を攻撃し、または特に不快感を与えるもの
宗教への勧誘や啓蒙にあたるもの、宗教的要素の強いもの
政治的な表現を含むもの、選挙に関するもの
ユーザーが混乱、嫌悪するように設計されているもの
性的な表現を含むもの
賭博を助長し、または賭博に類するもの
ユーザーのパスワードや、プライベートなユーザーデータなどの取得を目的としたもの
青少年の健全な育成を妨げるおそれのあるもの(例:パチンコ、競馬など)
自殺、自傷行為、薬物乱用を誘引、または助長するもの
その他反社会的な内容を含み、または他人に不快感を与えるもの

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スタンプ
ふだんアルコールを大量に摂取しているナベコですが、このスタンプ大丈夫でしょうか。

 「アルコールの過剰摂取」のところ、引っかからないだろうか……。

スタンプ販売額は120円~600円に設定可能 1000万円以上儲けるには…

●10万人に買ってもらったら2100万円の売上げ

 スタンプを作る目的はいろいろとあると思いますが、せっかく販売するならば儲けたいですよね。上にも書きましたが、分配額はスタンプ売り上げの全額に対して35%。かつては売上総額の50%が分配額になっていましたが、ただ今はApp StoreやGoogle Playへのロイヤリティーが30%、LINE<3938>が35%、クリエイターが35%の分配になっています。

 なお、スタンプ販売額は自分で選べて120円、240円、360円、480円、600円のいずれか。

 120円のスタンプの場合、1セットあたりの分配額は42円。松屋<8237>で生玉子も追加できないくらいですね。当然、スタンプ額を高く設定しておいたほうが、1セットあたりの分配額は高くなってきます。例えば600円に設定すれば1個あたりの分配額は210円。いっきにマクドナルド<2702>のハンバーガー2つ食べられる価格になりました。

120円→(分配額)42円
240円→(分配額)84円
360円→(分配額)126円
480円→(分配額)168円
600円→(分配額)210円

 仮に600円のスタンプを販売して、10セット買ってもらったら2100円の収入、100セット買ってもらったら2万1000円、1000セット買ってもらったら21万円、1万セット買ってもらったら210万円、10万セット買ってもらったら2100万円。

 やばい、数年間遊んで暮らせる!

●源泉所得税がガシガシかかってくる

 とはいえ注意したいのですが、LINE<3938>スタンプの分配額は振込み時に源泉所得税がかかってきます。

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LINE<3938>クリエイターズスタンプ源泉所得税率 個人の場合(日本に居住)
・支払金額が100万円以下の場合→支払金額×10.21%
・支払金額が100万円を超える場合→(支払金額-100万円×20.42%+102,100円

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LINEスタンプ
源泉所得を引かれた額で振り込まれる。

 マイナンバーの制度にも対応しているので、年間5万円以上の分配額になる場合、マイナンバーの提出が義務付けられているそう。

LINEスタンプ
マイナンバーも提出しなくてはいけない。

 おおぅ、税金。うっかりしがちですが、支払うのは義務ですからね……。

●1000円以下は引き落とせない 送金手数料も

 たくさんスタンプが売れた場合の話をしましたが、実際にはそんな爆発的に人気になるスタンプは少数でしょう。友人など数名に売れる位が現実的かも。売上げは良くて1000円単位とか。

 なお、分配金を「では引き落とそう」という時、振込み手続きには最低条件として売上分配額が1000円以上なくてはいけません。仮に1000円ちょうどで銀行送金手続きした場合、1000円-(1000×10.21%)の=897.9円。しかも、金融機関への送金を指定すると手数料が540円かかるので(LINE<3938> Payへの送金は無料)手元に入る額は357.9円。

 や、安い……。

 簡単に儲けようというのは夢のまた夢かもしれませんが、取らぬ狸の皮残余はするだけでも楽しい。宝くじは夢を買うものというじゃないですか。クリエイターズスタンプも宝くじを買うようなつもりでのぞむのがいいのかしれません。ちゃちゃっと作業すれば1時間程度で登録作業ができます!

LINEスタンプ
ナベコの写真スタンプは販売可能でしょうか!?

アスキー
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    最終更新: 10月19日(水)10時50分

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