5つの新機能を追加してパワーアップしたiOS版「Dropbox」を徹底解説

アスキー 2016年10月20日(木)10時00分配信

 10月12日、Dropbox Blogに「Dropbox」アプリについての投稿があり、5つの新機能を追加したと発表した。そこで、今回は新しくなった「Dropbox」アプリの新機能と、8月に発表された情報漏洩に関するセキュリティ技を紹介しよう。

5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
定番のクラウドストレージアプリ「Dropbox」がリニューアル!

PDFに手書きのサインを追加できるようになった

 「Dropbox」アプリの更新とともに、Dropbox Blogに「5 new Dropbox iOS features to help you work on the go」というエントリーが投稿された。iOS向けアプリに進行を搭載し、パワーアップしたという内容だ。

 まず目立つのが手書きサイン機能。ビジネスでPDFをやりとりする場合、署名を求められることがある。そんな時は、印刷して署名し、ドキュメントスキャナーで取り込んでPDFにして送り返すという手間がかかっていた。しかし、新しい「Dropbox」アプリを利用すれば、直接サインできるようになる。なお、この機能を利用するには、あらかじめ「Adobe Acrobat Reader」もインストールしておく必要がある。

 編集メニューから「テキストまたは署名を追加」を選び、署名ボタンをタップすると、手書き入力画面が表示される。そこで「完了」をタップすれば、PDFに貼り付けられる。入力した署名は記録されており、別のPDFファイルに付ける際は選択するだけでいい。

5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
「Dropbox」単体でPDFを開いたときのメニュー
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
「Adobe Acrobat Reader」をインストールする
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
編集ボタンが追加された
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
編集ボタンを押し、「テキストまたは署名を追加」をタップする
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
ペンのアイコンをタップする
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
iPhoneの画面が横になり、手書き署名する
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
「完了」をタップするとPDFに表示される
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
位置や大きさ、色などを変更できる
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
「保存」をタップすると、元のファイル名に「(署名済み)」と付いたファイルが別に作成される
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
署名は再利用できる

ロックスクリーンやiMessageからファイルにアクセスできるようになった

 ロックスクリーンのウィジェットやiMessageの連携アプリにも対応した。どちらも使う前に下準備が必要だ。まず、iMessageの場合はアプリアイコンをタップし、「Store」をタップ。「Dropbox」をオンにしたら、メッセージ作成画面から「Dropbox」にアクセスできるようになる。写真アプリのプレビューから共有メニューを開いてiMessageを選択し・・・・・・という手順が不要になるのはありがたい。

5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
iMessageの「A」アイコン→「Store」アイコンをタップする
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
「管理」タブの「Dropbox」をオンにして「完了」をタップする
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
追加された「Dropbox」アイコンをタップする
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
メッセージに「Dropbox」内のファイルを手軽に添付できる

 ウィジェットから「Dropbox」を利用するなら、ホーム画面を右にスライドして、一番下にスクロール<8005>し、「編集」をタップ。「Dropbox」を有効にして、使いやすい位置に移動しよう。これで、ロックスクリーンを右にスライドすると、即アクセスできるようになる。

 「ドキュメントをスキャン」や「写真をアップロード」「ファイルを作成」などのメニューが用意されている。「表示を増やす」をタップすれば、開いたファイルの履歴を表示し、直接開くことも可能だ。

5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
ウィジェットの「編集」をタップする
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
「Dropbox」をオンにしたら、三本線アイコンで表示したい位置に動かす
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
ロック画面を右にスライドすると「Dropbox」のウィジェットが表示される
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
表示項目を増やすことも可能
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
アプリアイコンをタップせずに、直接必要な操作を行えるのが便利

共有中の更新情報を表示できる!
iPadアプリのみの新機能も

 複数ユーザーでファイルを共有している場合、閲覧中にほかのユーザーが編集する可能性がある。そんな時は閲覧画面に更新された通知が表示されるようになった。バナーに表示されている「更新」ボタンをタップすれば、最新の内容に差し替わるので手間もかからない。

 また、iPadのみの機能となるが、ピクチャインピクチャにも新たに対応した。動画を再生しつつ、Dropbox内のファイルを閲覧したり、編集したりできる。筆者としては、特に活用シーンが思い浮かばない。作業用のBGVを流したりする感じだろうか。

5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
共有中のファイルに変更があった場合、通知が表示される
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
iPadのみの機能だが、動画のピクチャインピクチャ再生ができるようになった(左上)。また、近日中に画面の分割表示にも対応する予定だ(右下)

第三者によるDropboxへのアクセスを防ぐなら2段階認証をオンに

 2016年8月末に、Dropboxはユーザーのアカウント情報が漏洩したとを発表した。漏洩は2012年に発生し、件数は6800万件以上。現在はパスワードリセットなどの対処も完了しているうえ、不正利用の痕跡も認められないとのことで安心していいだろう。パスワードはすでに変更済みと思うが、それでも不安が残るなら2段階認証機能を有効にすることをオススメする。

 まずはブラウザーからDropboxの設定画面を開き、「セキュリティ」タブを表示。「2段階認証」の「クリックして有効にする」をクリックして、設定を開始しよう。2段階認証の方法は2種類。SMSでコードを受け取るか、アプリでコードを確認するかだ。今回はアプリを利用することにする。認証用のコードを表示するアプリはGoogleの「Google Authenticator」を使うので、あらかじめインストールしておこう。最後に表示されるセキュリティコードは、画面キャプチャーしたり、メモしたりして大事に保管しておこう。さらに、予備の携帯番号も登録しておくといいだろう。万一の場合、予備の番号にコードを送信することができる。

 後は画面の指示に従って、QRコードを「Google Authenticator」に読み込んだり、セキュリティコードをメモしたりすれば完了。次回以降、新しくDropboxにサインインしようとすると、アカウント情報以外に認証コードを求められるようになる。これで、アカウント情報が漏洩したとしても、不正アクセスされる心配はなくなる。

5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
設定から「セキュリティ」タブを開き、「クリックして有効にする」をクリック
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
認証方法を選択する
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
「Google Authenticator」でQRコードを撮影する
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
「Google Authenticator」にアカウントを追加できた
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
万一の際にアクセスできるセキュリティコードをメモしておく
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
2段階認証が有効になった
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
Dropboxにサインインしようとすると
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
コードを求められる
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
「Google Authenticator」を起動し、コードをタップするとコピーされる
5つの新機能を追加してパワーアップした「Dropbox」を徹底解説
コードを貼り付ければサインインできる

 以上が新しくなった「Dropbox」の新機能の説明書となる。ロックスクリーンやiMessageから直接ファイルにアクセスできるのは便利だし、ニーズにはまれば手書き署名も大助かり。元から「Dropbox」は神アプリだが、今回の機能強化でさらに磨きがかかっている。「Dropbox」ユーザーならぜひ新機能を試してみよう。


アスキー
もっと見る もっと見る

【あわせて読む】

    最終更新: 2016年10月20日(木)10時00分

    【関連ニュース】

    【コメント】

    • ※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

    【あなたにおススメ】