朝昼晩で高速な通信速度を維持! LINEモバイルを試してみた

アスキー 2016年10月20日(木)12時00分配信
正田連載
手元に届いた「LINE<3938>モバイル」のSIM

 格安SIMに乗り換えの際、障害になることがある。LINE<3938>などで年齢認証ができないという問題だ。

 大手キャリアのアカウントで登録を行なえば、アカウント情報の照会で年齢認証ができるのだが、格安SIM事業者のメールアドレスではそれができないのが現状。

 しかし、ここにきてLINE<3938>の年齢認証ができる格安SIMが登場した。「LINE<3938>モバイル」だ。

一部SNSカウントフリーを備える格安SIM

 年齢認証が特徴と書いたが、LINE<3938>モバイルの特徴はもうひとつ。LINE<3938>、Twitter、Facebookの主要機能で通信量がカウントされない「コミュニケーションフリープラン」があることだ。

 月間3GBで月額1110円(税別)から。3GBで900円(税別)という格安SIMの相場のようなものからすると高く見えるかもしれないが、これはSMS機能付きの金額ということと、カウントフリー機能があり、実際にはもう少し多い容量が利用できることを考慮すれば、使い方によっては割安、ということになる。

 月間容量は3GB、5GB(1640円)、7GB(2300円)、10GB(2640円)が用意され、音声通話付きプランはそれぞれにプラス580円加わる。

 また、このほかに月間1GBで月額500円の「LINE<3938>フリープラン」がある。LINE<3938>フリープランにはSMS機能は付いていないが、LINE<3938>の通話やトークがカウントフリーで使えることが特徴で、1GBを使い切ってもLINE<3938>だけは高速通信を維持することが特徴となる。

 LINE<3938>フリープランはプラス120円でSMS付きにでき、さらにプラス580円で音声通話付きにすることが可能。

 月間1200円+ユニバーサルサービス料+消費税の1299円を払うだけで携帯電話の電話番号と、少しのインターネット、LINE<3938>の通話やトークが使い放題という回線が手に入るのは非常に魅力的だ。

 LINE<3938>のトークや通話と少しのネットだけでいいならユニバーサルサービス料や税を入れて月額たった543円。データだけならSMSも音声通話もないので従量部分がなく、誤って高額になる恐れがまったくない。子供に持たせるスマホの回線にも適している。

 しかも、音声通話を付けなければ解約手数料はかからない(音声通話付きの12ヵ月以内の解約は1万584円かかる)。必要がなくなったときに追加費用なしでやめられる。

加入手続きはウェブのみだがSIMの到着は速い

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手続きした次の日にはSIMが届いた

 LINE<3938>モバイルに加入するには、現在のところウェブサイトからの申込みに限られる。すぐ加入したいと思ってもすぐにSIMカードを発行してくれるお店はない。

 そのかわり、比較的にすぐに発送してくれるようで、筆者が10月初旬に申し込みしたときは、朝のうちにネットで手続きしたところ、その日のうちに発送され、翌日には手にすることができた。

 ネットで加入した際にもう少しかかる格安SIMもあるだけに、なかなか迅速と言えよう。ただ、混雑具合で日数は変わる可能性があるため今後、どのようになるかはわからない。

 加入にはクレジットカードかLINE<3938>-Payカードが必要になる。LINE<3938>-Payカードは申込みが必要なプリペイドタイプのカードで、クレジットカードに近い使い方ができるもの。コンビニなどで売っているLINE<3938>のプリペイドカードとは完全に別のものなので注意が必要だ。

 ネットのみのため、初期費用は3240円かかり、ここに値引きの余地はない。他の格安SIMで家電店などで売られる「SIMカードパッケージ」なら、ポイントが付いたり、店独自の値引きがあることもあるだけに、すぐ手に入らない上にここは少し残念なところだ。

 宅配便で到着したSIMは、最近のドコモのネットワークの格安SIMでは当たり前となった真っ白なSIMカード。これにLINE<3938>のイメージカラーであるグリーンの台紙と、データ通信ができるようになるまでの説明書が入っている。

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登録の際の利用コードは後で必要になるので注意

 対応するスマートフォンがあれば、すぐに使いはじめられる。なお、申込みの際のLINE<3938>モバイルのログインIDやパスワードはLINE<3938>の年齢認証など連携サービスに必要なので、忘れないようにしておく必要がある。

LINE<3938>のアカウントの連携をする

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年齢認証の画面

 LINE<3938>モバイルの特徴でもあるLINE<3938>との連携は自分でやらなければならない。LINE<3938>のアプリを使いはじめるやり方は通常とほぼ一緒だが、LINE<3938>モバイルからのアクセスでは、最初のSMS認証がスキップされる。

 年齢認証のところなどでは「利用コード」が求められ、契約者連携では「LINE<3938>モバイル」のログインIDとパスワードが求められる。

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LINE<3938>モバイルの公式と「友だち」になる
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「契約者連携」の画面
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「利用者連携」の画面

 連携には「契約者連携」と「利用者連携」の2つがあり、アプリから両方の手続きをしなければならない。別々に分かれていることで、利用者が子供、契約者が保護者というケースにも対応しやすい。

 詳しいやり方は公式サポートページを見てもらうとして、手順としてはLINE<3938>モバイルの公式と「友だち」になり、利用コードやLINE<3938>モバイルのログインIDを入れていく。IDは「LINE<3938>モバイル」のものとなるので間違えないようにしたい。

 利用者連携まで済ませると、データ残量がLINE<3938>のトークで確認できるようになる。

現在のところ十分に速い速度が出ている

 LINE<3938>が使える特徴はわかったが、問題は速度でもある。早速速度を計測してみよう。

 ドコモ版「Xperia Z3」にLINE<3938>モバイルと主要な格安SIMを装着、速度測定アプリ2種で測ってみた。

 まず驚いたのは混雑時の速度が速いということ。LINE<3938>モバイルはNTT<9432>コミュニケーションズの協力のもとで提供しているとされているが、同じNTT<9432>コミュニケーションズの「OCNモバイルONE」とはまったく違う速度の傾向を示している。

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朝6時の住宅地での計測結果

 まずは早朝。ここまで速い速度の実用性に意味はないが、早朝の速度は他を圧倒している。想定よりもユーザー数が少ないためか、非常に速い数値が出ている。

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昼12時40分前後のビジネス街での計測結果

 そして、格安SIMの実力が問われる昼休み。特に食事が終わって一息つく12時30分から13時までの間を測定してみると、格安SIMはかなり速度が落ち込んでいるが、LINE<3938>モバイルはそうなっていない。もちろん、この良好な状態が続くとは言えないのだが、しばらくは良好な状態で使えそうである。

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午後10時の駅前での計測結果

 夜の駅前での計測では、ドコモ契約のspモードにはかなわないものの、混雑時間帯にもかかわらずきちんと速度が出ている。

 おそらく、もう少しユーザーが多くなった場合を想定して回線を用意したが、まだサービス開始まもないため、余裕があると思われる。これがいつまで続くかわからないが、今後も期待できるかもしれない。

定番格安SIMのひとつになりそうなLINE<3938>モバイル

 利用料金的には、SNSのデータ伝送分を入れれば、割安になることもあるLINE<3938>モバイル。現在のような良好な回線速度がどれだけ続くかは、もう少しの期間、見極める必要があるが、LINE<3938>、Twitter、Facebookを多用する人には有利な格安SIMとなる。

 機能面での弱点は、低速通信モードに切り換えて高速通信容量を節約する術がないことくらい。LINE<3938>のトーク画面でのチャットによるサポートや、通信量の残容量がLINE<3938>の中で確認できることなど、LINE<3938>にはまってる人にはありがたいサービスだ。

アスキー
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    最終更新: 2016年10月20日(木)12時00分

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