東京で地下鉄に乗りながら、iPhoneのヒットゲーム「Mini Metro」を楽しむ

アスキー 10月21日(金)10時00分配信
11
PCやMacですでに大きな話題になっている地下鉄デザインゲームの「Mini Metro」がついにスマホにも登場です。ぜひプレイしていただきたいのですが、平日にインストールするのは少々危険です

 サンフランシスコ周辺では、一足先に冬の大雨のシーズンが始まっています。

 先週末に降った雨は、からからになっていた水源を潤しており、一雨で10%も水位が回復した貯水池もあるほど。ここ最近の干ばつを、今年解消することができるのでしょうか。

 しかしその分、より天気の悪い冬場を迎えることになりますが、そこはトレードオフ、というところでしょう。

 そんなバークレーから、東京にやってきて、しばらく滞在する事になっています。途中、米国に出張する(戻る?)こともありますが、秋の日本を堪能していきたいと思っている所存であります。

 久しぶりに東京に来てみると、やはり人の動きが倍速にも見えますね。そして、とにかく街としてよく歩く。アクティビティトラッカーの歩数や消費カロリーの目標を、バークレーの倍に設定しても良いくらいで、自分もその倍速の一因になったことを実感します。

 飛行機の中では、「シン・ゴジラ」を観てきました。東京駅の回りに立ってみると、なんとなく拡張現実感が味わえますね。でも、「君の名は。」はまだです。このあたりもキャッチアップしていきたいところです。

 さて。

2016年のベストゲームに推したい、待望作登場

 2016年中のリリースが予定されており、大爆発のようなダウンロード数を期待できるのが、任天堂<7974>の「Super Mario Run」。

 2016年9月のiPhone 7発表会ではiPhone本体以上のサプライズとスタンディングを会場から獲得し、AppleのTim Cook CEOが京都で任天堂<7974>を訪ねるなど、リリースを前に、気運が高まっています。米国市場では、Appleと任天堂<7974>は、いずれも親が、好ましいコンテンツを子供させる前提で提供しやすいハードウェアとして、似たようなポジションにあります。

 個人的には、Apple TVで任天堂<7974>のファミコンタイトルがプレーできればいいのに、と常々思っていたので、この2社の連携は非常に利にかなっているし、「3年遅い」とすら感じています。今後のリリースにも期待しています。

 が、2016年ベストゲームに推したいのは、Super Mario Runではありません。個人的に昨年から待っていた待望のiPhone向けゲームがリリースされました。それが「Mini Metro」です。

11
iOS版は600円、Android版は580円です

 すでにSteam上で25万本のセールスを記録し、Mac App Storeで先行配信されてきたこのタイトルにモバイル版が登場。iPhone/iPad、Android向けに配信がスタートしました(iTunesはこちら、Google Playはこちら)。

 PCではマウスやトラックパッドを使ってプレーしてきましたが、タッチディスプレイのモバイルデバイスでプレーしてみると、最初からスマホ・タブレットでのリリースを意識しながらプロジェクトを進めてきたとしか思えないほど、ゲーム体験が快適になりました。このゲームは、ちょっとでも交通に興味がある人はドハマリする、非常に中毒性の高いゲームです。

11
内容自体は決してすごく難しいモノではありませんのでぜひ

超シンプルな、地下鉄デザインゲーム

 「Mini Metro」は、名前の通り、地下鉄の路線をデザインするゲームです。

 ○、△、□、☆といったマップ上に現れる記号は駅で、行き先を示す人が待ち始めます。駅を路線で繋いで電車を走らせて人を運んでいくゲームです。路線の数や電車の先頭車両、後続車両、川を渡るトンネルや橋は限られており、毎週日曜日が終わるごとに追加されます。

11
利用できる設備が増えていきます

 待ち時間が長すぎると、運行停止になってしまい、ゲームオーバーです。ステージにはクリア条件は設定されておらず、エンドレス。ただしロックされているステージを解除するには、前のステージでの500人の実績が必要になります。

 ヘッドフォンをかけると、アンビエントな音楽に包み込まれながらのプレーに。

 駅の出現や待ち始めた乗客の登場に、シンプルな音が打ち込まれていきます。ステージで時間が経過すると、乗客はひっきりなしに登場し、ドラムンベースとは言いませんが、激しくシンバルが打ち鳴らされます。

シンプルなのに情景が浮かび上がる

 ステージは実在する都市がテーマ。都市のラインアップは、ロンドン、パリ、ベルリン、ニューヨークに始まり、香港、サンクトペテルブルグ、カイロといった世界中の13の都市が含まれています。中には大阪とサンフランシスコも入っていました。

 都市が変わると、路線の色は、各都市に存在する地下鉄のラインカラーに合わせられます。それだけではなく、各都市の地形や交通状況が反映されている点も楽しめるのです。

 首都の交通を担う機能性が求められたり、のんびりとした風景の再現、爆発する都市の人口とスプレッドへの対処、運河に阻まれる交通、といったテーマ性があります。記号と線で構成されながらも、都市の個性が情景として浮かび上がってくるのです。

 大阪では、新幹線を配置して、都市間の高速大容量の移動手段を利用することができます。イメージとしては、京都・新大阪・神戸の新幹線駅と、大阪市内の路線、ということなのでしょうか。

東京はさすがに……

 さて、東京は地下鉄移動が中心になるので、Mini Metroを地下鉄に乗りながらプレーする、というのはなかなか良い体験でした。ヘッドフォンで聞こえてくるアンビエントな音楽に、実際の地下鉄の走行音が加わり、よりゲームのリアル感を高めてくれます。

 ただ、Mini Metroには、「東京」ステージがありません。

 ニューヨークやパリが再現できているのだから、東京も、ステージ難易度は高くても取り入れて欲しいところです。個人的な希望としては、Mini Metroのモバイル版セカンドリリースのための隠し球にしているんじゃないか、と。

 世界の複雑な地下鉄は網羅されていると思いますが、経験上、複雑さで言えばソウルがトップだと思いますので、こちらも再現してほしいところです。

 今一度、ちょっとでも交通や都市が好きな人は、非常に中毒性が高くなる可能性がありますので、ダウンロードはぜひ週末に。


アスキー
もっと見る もっと見る

【あわせて読む】

    最終更新: 10月21日(金)10時00分

    【関連ニュース】

    【コメント】

    • ※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

    【あなたにおススメ】