ZenFone 3にMoto Z! 人気SIMフリースマホ全紹介 【高性能機編】

アスキー 10月22日(土)15時00分配信

10コアCPU搭載スマホに、デュアル待受対応機もあり
キャリアが提供するスマホより上の機能も望める!

 非常に製品数が増えてきたLTE対応のSIMフリースマホの中から、ASCII編集部が魅力的と判断した製品をピックアップして、全機種の特徴やスペックを紹介する本特集。

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今年後半、一番注目を集めそうなSIMフリースマホ「ZenFone 3」。左から無印のZenFone 3、ZenFone 3 Deluxe(5.5型)、ZenFone 3 Deluxe(5.7型)

 第1回目は、デザインはもちろん、高速CPUやDSDS対応など、一番いいのが欲しい! という欲張りなユーザー向けの【高性能機編】だ。(今後【ミドルハイクラス編】【ミドルクラス編】【エントリークラス編】【Windowsスマホ編】と掲載予定)。5万円以上が中心とやや高価にはなるものの、Snapdragon 820に高解像度ディスプレー、大容量メモリーと性能に妥協したくないなら、やっぱりこのクラスだ。

 また、ここに来て盛り上がっているのが、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)対応製品。従来のSIMフリースマホはSIMスロットが2つ用意されていても、片方は日本国内では使えない2G(GSM)までの対応だった。しかし、今夏になって、4G+3Gでの同時待受に対応したスマホが登場しているのだ。これなら仕事用SIMとプライベート用SIMを同時に使ったり、音声定額SIMと格安のデータSIMを組み合わせるなど、さまざまな使い方が可能。スペック表でぜひDSDS対応の有無もチェックしてほしい。

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国内でも2枚のSIMでの同時待受が可能なスマホが登場している

人気SIMフリースマホ
【性能も機能も求めるならこれ! ハイスペックモデル編】

●ASUS「ZenFone 3 Deluxe(5.7型)
●ASUS「ZenFone 3 Deluxe(5.5型)
●ファーウェイ「HUAWEI P9
●モトローラ「Moto Z
●モトローラ「Moto Z Play
●ZTE「AXON 7
●FREETEL「SAMURAI 極2
●レノボ「PHAB2 Pro
●BlackBerry「BlackBerry Priv
iPhone 7/iPhone 7 Plus/iPhone SE

6GBメモリー、256GBストレージの最強スペック
メタル筐体もインパクト大の「ZenFone 3 Deluxe(5.7型)」

 今年のZenFone 3は、無印の「ZenFone 3」(第2回で紹介予定)と、上位モデルの「ZenFone 3 Deluxe」が用意されており、Deluxeはさらに5.5型と5.7型の2モデルがある。

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 スペック的に最強と言えるのが、5.7型のZenFone 3 Deluxe。ディスプレーは有機ELで、解像度はフルHD。CPUは現時点で最速級のSnapdragon 821に加え、6GBメモリー、256GBストレージ、3波のキャリアアグリゲーション/DSDS対応と文句なし。カメラも2300万画素のソニー<6758>製センサーで、光学式手ぶれ補正を搭載している。

 筐体はフルメタルのユニボディーを採用。カラバリはシルバー/ゴールドの2色だが、ともに前面はゴールドで同心円状の模様がキラキラしているなど結構派手目の印象となっている。また、5.7型と大型のディスプレーながら狭額縁により、横幅は77.4mm。5.5型のiPhone 7 Plus(77.9mm)よりも小さく、後述の5.5型のDeluxe(76.7mm)とも大きな差はない。

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背面はシルバー/ゴールドともにおとなしめ
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側面はダイヤモンドカット。本体下部のUSB端子はType-C

 スペックがすごく高いだけに、価格は税抜8万9800円とSIMフリーとしては高価。それでも人気は高いようで、受注を一時的に停止しているとのことだ。

メタルの美しい筐体は5.7型と同じ
「ZenFone 3 Deluxe(5.5型)」

 つづいて紹介するのは、5.5型のZenFone 3 Deluxe。フルメタルのユニボディーによる美しいゴールドの筐体は5.7型と共通。ただし、スペック的にはやや控えめとなり、フルHD解像度の5.5型液晶、Snapdragon 625(2GHz、オクタコア)、4GBメモリー、64GBストレージ、16メガカメラ(イン8メガ)などとなっている。とはいえ、メモリー容量を始め、性能的には十分以上。それでいて価格は税抜5万5800円とお手頃さが増している。

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額縁があることで5.7型との違いがわかる

 さらに5.7型と同じくDSDSに対応するが、こちらはau VoLTEもサポート。より幅広い格安SIMで利用できるのはうれしいポイントだろう。

ライカのダブルカメラが最大の特徴
魅力的なファーウェイのフラグシップ機「HUAWEI P9」

 スマートフォン市場で世界シェア3位の地位を固めているファーウェイ。そのフラグシップ機が「HUAWEI P9」だ。フルHD解像度の5.2型液晶を搭載し、片手でもまずまず操作しやすいサイズだが、最大の魅力は背面にあるLeicaブランドが付けられたダブルレンズカメラ。片方がRGBセンサー、片方がモノクロセンサーで、2つのカメラからの映像を合成することで、奥行き感のある高画質な写真を撮影するほか、高速AFなどを実現している。

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カラバリはミスティックシルバー、チタニウムグレーの2色

 そのほかのスペックも高く、CPUはHisilicon製「HUAWEI Kirin 955」(2.5GHz×4+1.8GHz×4)。さらに3GBメモリー、32GBストレージ、3000mAhバッテリー、Android 6.0などを搭載。本体下部の端子はUSB Type-Cで高速充電も可能である。さらに2波のキャリアアグリゲーションにも対応し、ドコモ網利用時に下り最大262.5Mbpsの通信が可能だ。

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これが噂のLeicaカメラ。指紋センサーも高速認証&タッチだけでロック解除が可能だ

 デザイン面も魅力で、メタル筐体で約6.95mmの薄型ボディーは側面にダイヤモンドカットが施され、滑らかな仕上がりになっている。実売価格も若干下がり、約6万円で購入可能。それでも高価ではあるのだが、カメラも含めるとお買い得感すらある1台だ。

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側面は薄くてかつ滑らかな手触りが魅力。いち早くUSB Type-Cを採用している

5.2mmの超絶薄型、機能追加の「Moto Mods」にも注目!
モトローラのフラグシップ機「Moto Z」

 国内ではSIMフリースマホとしてリリースされているモトローラのスマホ。独特のデザインと機能で根強い人気がある。そのフラグシップ機「Moto Z」も国内で販売されることになった。価格は税抜8万5800円。

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超薄型+機能追加が可能なモトローラのフラグシップ機「Moto Z」

 外観の特長はなんといっても厚さ5.2mmという超薄型筐体。カメラの出っ張りはあるが、とにかく薄い。しかもメタル筐体で剛性も十分だ。薄型におさめるためか、CPUはSnapdragon 820でもクロックは抑えめ(1.8GHz+1.3GHz)。カメラも13メガ(イン5メガ)だ。ただ、WQHD解像度の5.5型有機EL、4GBメモリー、64GBストレージなどスペック的にはフラグシップ機としてふさわしいもの。DSDSにも対応する。

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実際に手に取ると、とにかく薄いことがわかる

 「Moto Mods」にも注目したい。これは背面に追加デバイスを装着することで機能が拡張できるというもの。強力な磁石でくっつけるので、取り外しも簡単で、かつしっかりと固定される。Moto Modsは追加バッテリーやスピーカー、プロジェクター、光学10倍ズーム付きカメラなど、国内でもすでに豊富に販売されている。

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スピーカーやズーム付きカメラなどを追加可能。今後のモトローラ端末とも互換性を持つとのことだ

5万円台で購入できてMoto Modsも使えるお手頃モデル
「Moto Z Play」

 フラグシップ機のMoto Zに対して、価格はもう少しお手頃にしつつ(税抜5万3800円)、Moto Modsを含めたMoto Zシリーズの機能が利用できるというモデルが「Moto Z Play」だ。

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ブラックは側面はシルバー、ホワイトは側面はゴールド

 スペックは、フルHD解像度の5.5型有機EL、オクタコアのSnapdragon 625、3GBメモリー、32GBストレージ、16メガカメラ(イン5メガ)と、ミドルハイ~フラグシップ級となるが、Moto Zと同じくDSDSに対応。しかも、microSDスロットと別にnanoSIMスロット×2が用意されているのはうれしいところ(Moto ZはnanoSIMスロットの1つはmicroSDと排他仕様)。また厚さは6.99mmになってしまうものの、決して分厚いわけではなく、それでいてバッテリーは3510mAhとかなりの大容量である。

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2枚のSIMを挿しながら、microSDの追加が可能。前面下部にあるのはタッチ式の指紋センサー

ZTEのフラグシップ機も日本に上陸
「AXON 7」は音へのこだわりが光る

 次々とSIMフリースマホをリリースしているZTEだが、ついにフラグシップ機の「AXON 7」も国内で発売した。主なスペックは、WQHD解像度の5.5型有機EL、Snapdragon 820、4GBメモリー、64GBストレージ、20メガカメラ(イン8メガ)、3250mAhバッテリー、2波キャリアアグリゲーション/DSDS対応と、2016年後半のフラグシップ機らしい性能。それでいて税抜5万9800円の価格ならば、コストパフォーマンスは高い。

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カラバリはイオンゴールド、クオーツグレーの2色

 さらにAXON 7のアピールポイントとされているのがデザインとサウンド回り。前者はスポーツカーをモチーフとしたという流麗な曲線の金属筐体が特徴的。後者は単純にハイレゾ再生に対応したことにとどまらず、高級ポータブルオーディオではおなじみの旭化成<3407>エレクトロニクス(AKM)「AK4490」をオーディオDACとして搭載しているのが話題となっている。

ZTE
ZTE
全体的に丸みを持ったフォルムで持ちやすい

10コアCPUにDSDS対応!
FREETELのフラグシップ機第2弾「SAMURAI 極2」

 「高性能+安価」なSIMフリースマホを提供するFREETELから、2世代目のフラグシップ機「SAMURAI 極2」が発表された。発売は12月。前モデルのリリース時点よりも1万円高い、税抜4万9800円という価格だが、そのぶん性能は非常に高くなっている。

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シルバーのメタル筐体を採用する

 ディスプレーはWQHD解像度の5.7型有機EL、CPUは国内では初の10コアとなるMediaTek製「Helio X20 MT6797」、4GBメモリー、64GBストレージ、16メガカメラ(イン8メガ)、3400mAhバッテリーなど。OSはAndroid 6.0だが、早期のアップデートも予定しているという。また、イマドキのフラグシップ機らしく、DSDSにも対応する。

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10コアCPUの性能がどれほどか、発売が待ち遠しい

 筐体は、ミドル機の「SAMURAI REI(麗)」に比較的近い薄型のメタルボディーで、背面はシンプルなシルバー。また前面下部に、タッチ式指紋センサーと一体化して、ボタン1つでAndroidのメインキーの役割を担う「FREETELボタン」もある。

グーグルの空間認識技術「Tango」に対応!
スマホの少し未来が体験できる、レノボ「PHAB 2 Pro」

 モトローラを傘下に持つレノボだが、6.4型ファブレット「PHAB2 PRO」はLenovoブランドでリリースされる。これはただのAndroid機ではなく、グーグルが現在開発を進めている空間認識技術の「Google Tango」採用スマホの第一号、かつ現時点で唯一対応した、ある意味実験的な端末だ。

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Tango対応のレノボ製端末がなんと日本上陸

 Tangoに対応するべく、背面には通常の16メガカメラのほかに、深度カメラ、魚眼カメラを搭載。カメラに映し出された空間そのものや奥行などを認識し、新世代のARアプリなどを動作させることができる。

 スマホとしてのスペックは、WQHD解像度の6.4型液晶、独自のカスタマイズが施されたSnapdragon 652、4GBメモリー、64GBストレージ、4050mAhバッテリーなど。本体サイズが大きく(重量も約259gとタブレット並)、国内向けの対応周波数も少なめなので、スマホとしての普段使いはやや厳しいかもしれない。グーグルが開発している、スマホの未来に興味があるユーザー向けの端末だろう。

他のスマホにはないハードQWERTYキーが最大の特徴
Android搭載の「BlackBerry Priv」

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 自社OSによる独自の世界を築いてきたBlackBerryのAndroid搭載スマホ。それが「BlackBerry Priv」だ。国内正規代理店による販売が行なわれている。

 端末をスライドすると、QWERTY配列の4列ハードキーが登場。Android用のアプリはもちろん、BlackBerryならではのメッセンジャーやメールアプリも利用可能だ。

 主なスペックはWQHD解像度の5.4型有機EL、6コアのSnapdragon 808(1.8GHz+1.4GHz)、3GBメモリー、32GBストレージ、Android 5.1など。ドコモXiの3周波数に対応するなど、国内での利用にも問題はない。

今年はSIMフリー版もお手頃価格
特にSEは値下げでさらに買いやすいiPhone

 日本国内で購入可能な高性能のSIMフリースマホと言えば、SIMフリー版のiPhoneを忘れてはいけない。Apple Storeでは、今秋登場したiPhone 7/iPhone 7 Plus、そしてiPhone SEが用意されている(iPhone 6s/iPhone 6s Plusも購入は可能)。

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SIMフリー版iPhoneも3モデルが購入可能だ

 SIMフリー版iPhoneの魅力は対応周波数の多さ。iPhone 7世代ではFeliCaへの対応の関係で日本向けの専用モデルが用意されたが、ネットワークの対応周波数は海外版と基本的に同じ。世界で用いられる主要周波数はほぼサポートしているので、海外を飛び回って利用するビジネスマンなどには心強い存在となる。

 また、円高の進行によって、今年はかなり価格が下がっている。iPhone 7の32GB版であれば、税込でも7万円台で購入可能。またiPhone SEは4万円台となっており、これなら買えるという人も多いはず。

 第2回は今回の特集で最も台数が多い【ミドルハイクラス編】をお届けする。3~4万円台の価格でフルHD解像度やオクタコアCPU、指紋センサーまではほぼ当たり前。さらにDSDS機能を搭載するモデルまで現われている。世界的に見てもこの価格帯での競争が激しく、魅力的な製品がたくさん登場しているのだ。次回をお楽しみに!


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    最終更新: 10月22日(土)15時00分

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