奇抜な造型に惚れる、ボトル型PC「Diginnos DG-CANPC」を活用する技

アスキー 2016年10月26日(水)10時00分配信

 10月13日、サードウェーブデジノスからボトル型PC「Diginnos DG-CANPC」が発表され、ドスパラにて販売が開始された。デザイン性が高いのでリビングPCや個別の部屋に置くセカンドPC用途などが考えられる。コンパクトなので持ち運びも簡単だ。今回はボトル型PC「Diginnos DG-CANPC」を活用する技を紹介しよう。

奇抜な造型に惚れる、ボトル型PC「Diginnos DG-CANPC」を活用する技
470gなので持ち運びも負担にならないコンパクトPC。ボトル型のデザインが目を引く

500mlペットボトルより軽量コンパクトで見た目もいい

 「Diginnos DG-CANPC」を開封したところ、「CANPC」と型番に付けるだけあり、想像以上に缶だった。ボディはシルバーで、質感はいい。サイズは直径66mmで高さは181mm。重量は470gと、ペットボトルのジュースより軽い。

 側面に、HDMIとUSB端子、ヘッドホン端子、電源端子、microUSBスロットなどを備え、上面には電源ボタンとウェブカメラが搭載されている。このウェブカメラはユニークで、水筒のふたを開けるように動かすことができる。ビデオチャットする際に、撮影位置を調整できるのだ。

 ネットワーク機能としては、IEEE802.11 a/b/g/n/acを搭載。Bluetooth 4.0もサポートするので、ワイヤレスキーボード&マウスも利用できる。映像出力はフルサイズのHDMI端子だ。

 バッテリーを搭載しているのも特徴。容量は3800mAhで、約6時間の動作が可能。ただし、ディスプレーがある環境なのにコンセントが利用できない、というケースは想定しにくいので、筆者としてはバッテリーなしでさらに軽く安くしてもらった方がうれしいかも。

奇抜な造型に惚れる、ボトル型PC「Diginnos DG-CANPC」を活用する技
「Diginnos DG-CANPC」を開封。本体とACアダプター、HDMIケーブル、スリム端子オーディオ延長ケーブルが同梱されている
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本体とペットボトルを並べたところ
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正面には通気口とウェブカメラが見える
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背面にはUI類が並ぶ
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上面には電源ボタンとウェブカメラを備える。ウェブカメラは角度を調節できる

「Surfece 3」と同じCPUを搭載、Win 10が普通に動く!

 お借りしたのは「Windows 10 Home 64bit」インストールモデル。Windows 10 Pro版もラインナップしており、こちらは5000円高くなる。普通のWindows 10なので、USBでつなぐ周辺機器はほとんど利用できる。もちろんUSBハブ<3030>も利用できるので、メインPCとして使うことだってできる。

 CPUはタブレットやコンパクトPCに搭載されるインテルAtom x7-Z8700を搭載。Cherry Trail世代で、製造プロセスは14m、4コア4スレッドの処理が行なえる。昨年発売されたマイクロソフトの2in1 PC「Surfece 3」と同じCPUだ。メモリは4GBのDDR3Lで、ストレージは32GBのeMMCとなる。

 まずはベンチマークを取ってみよう。「ズバッと解決! Windows 10探偵団 ― 第165回 Windows 10にはPCの性能を計測する機能はないの?」で紹介した方法で、Windows 7の時のようなエクスペリエンスインデックスを計測してみる。

 結果は、プロセッサが6.8、メモリが5.9、グラフィックスが4.9、プライマリハードディスクが6.7という結果になった。確かに高いわけではないが、原稿のスティックPCよりは総じて高いスコアになっている。

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「winsat」コマンドでエクスペリエンスインデックスを計測する
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エクスペリエンスインデックスの結果

 YouTubeで高画質の動画を再生してもコマ落ちなどは発生しない。スピーカーはモノラルなので、音楽を楽しみたいならヘッドホンを利用した方がいいかもしれない。ブラウザーの動作も軽快で、特に待たされるようなことはなかった。

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Edgeブラウザーでは広告などが少し遅れて表示されることもあるが、基本的にサクサク動作する
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HD動画もスムーズに再生できる。音声もモノラルスピーカーから再生される。音はそこまで悪くはない

 今回は手元に本体を置いてレビューしていたのだが、動作音というかファンの音が少々気になった。ちょっと高音の風きり音が一定のレベルでずっと続くのだ。離して置いたり、ディスプレーの裏側であれば気にならないが、近くだと耳に付く。静かな自室での利用は難しいかもしれない。とは言え、うるさいわけではないので、ある程度の音がするリビングなどであれば問題ないだろう。

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冷却ファンの音がちょっと耳に付く

ストレージは心許ないがSDカードで増やせる

 エクスプローラで確認したところ、Cドライブのストレージは28.5GBで、空き容量は17.6GBとちょっと心許ない。microSDカードスロット(SDXC)を備えているので、データはSDカードに保存するようにしたほうがいいだろう。

 OSのバージョンは1607でAnniversary Updateは適用済み。とは言え、いくつかWindows Updateがあったので適用したのだが、空き容量が15.1GBになってしまった。ちょっとこれだとつらい。ディスククリーンナップ機能で不要ファイルを全削除したほうがいいだろう。ちなみに、Windows Updateの適用には1時間以上かかった。

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起動時の空き領域は17.6GB
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OSはWindows 10 Homeで、Anniversary Updateは適用済み
奇抜な造型に惚れる、ボトル型PC「Diginnos DG-CANPC」を活用する技
Windows Updateを適用すると空き容量ががんがん減るので、「ディスククリーンアップ」機能で不要ファイルを削除しよう

コンパクトPCを探しているなら選択肢!
持ち運びを念頭に置くなら最有力候補か

 コンパクトPCとして考えれば性能は十分で、デザイン性もよく文句なし。500mlペットボトルよりも軽いので持ち運びもラクだ。筆者が使う可能性は低いが、海外旅行に持参した時に電源が利用できなくても、バッテリーを搭載しているのでとりあえず6時間はPCを大画面で使えるという保険もある。また、セキュリティー機能としては、インテルセキュリティーの「マカフィー・リブセーフ」の12ヵ月版を標準搭載。1年間のライセンスが無料で付いているのはありがたいところ。

 スティックPCと比べて優れているのは、ファンによるCPUの冷却だ。温度が高くなり動作が極端に遅くなってしまうことがない。その分、動作音が耳に付くのは我慢のしどころだろう。また、CPUも強力になっているので、快適に操作できるのもいい。

 気になる販売価格は2万6800円(税抜)。Windows 10 Proインストールモデルは3万1800円(税抜)となる。Windows 10搭載PCと考えれば格安だろう。デスクトップPCを置けなかったり、出先に持ち出したりするニーズがあるが、スティックPCではパワー不足、と言う人にオススメだ。

奇抜な造型に惚れる、ボトル型PC「Diginnos DG-CANPC」を活用する技
筆者としては出張の際に持って行きたいコンパクトPCだ

アスキー
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    最終更新: 2016年10月26日(水)10時00分

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