付属品満載で実勢約3万円! エレコムの360度カメラを試す

アスキー 10月27日(木)12時00分配信
林連載
エレコム<6750>「ACAM-VRD01BK」

 各社から360度カメラが登場している。VR需要もあるが、アクションカムのようにアクティブな使い方ができるのも魅力のひとつといえるだろう。

 360度カメラを見てみると、価格差は性能や機能から生まれていることが多く、用途から逆算できれば、選択はしやすいが、そうでもない場合は迷いやすい。そこで今回は実勢価格3万~3万5000円と、360度カメラとしては比較的低価格ながら、撮影に必要なアイテムがいくつも付属しているエレコム<6750>「ACAM-VRD01BK」をチェックしてみよう。

カメラ本体はよくある仕様

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本体。裏側にもカメラを搭載する
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底面には三脚用のネジ穴がある

 ACAM-VRD01BKは、360度カメラでは定番のスタイルであるデュアルカメラ仕様となっている。

 サイズは幅60×奥行き50.2×高さ48.4mm、重量約100gと小型の三脚にセットしやく、またその辺に置いたりしやすいと、手持ちで撮影するケースの少ない360度カメラの流れに合わせているため、運搬にしても、使用するにしても困ることはないだろう。

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本体上面。ボタンは3つ

 本体を見ると、上部に操作ボタンと液晶パネルが用意されている。後述するように専用アプリで操作も可能だが、スタンドアロンで撮影や録画を実行も可能だ。

 ボタンには電源ボタン、Wi-Fiボタン、シャッターボタンの3つがあり、電源ボタンで動画モードと静止モードを切り換え、Wi-Fiボタンを短押しでWi-Fiオン、長押しで設定表示といったシンプルな操作体系だ。

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側面のカバー奥にmicroSDHCカードスロット(最大32GB)と充電用のmicroUSB端子。防水性能がありそうな印象を受けるが、防水ではない

 また、側面にはmicroSDHCカードスロット(最大32GB)と充電用のmicroUSB端子がある。録画可能時間はカタログスペックによると、最大60分。なおmicroSDカードについては、64GBまでの認識を確認している。

 録画/撮影性能を見てみると、約500万画素CMOSセンサー×2を搭載して、水平・垂直360度を撮影する。

 動画の撮影解像度は1920×960ドット、フレームレート30fps、保存形式はMOV、ビットレートは最大12Mbps。静止画の場合は、3008×1504ドットでJPEGの設定のみだ。

付属品がとにかく多い

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付属品一式。豊富である

 さて、360度カメラを使用するとき、なにかと小物も必要になるが、本製品には、ハンドルマウントと自撮り棒、三脚、バンドマウント、粘着マウントが付属しており、大半の撮影シーンに対応することができる。

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三脚。フレキシブルタイプで、木の枝に巻き付けて固定もできるタイプ
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伸縮が可能な自撮り棒
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リストバンドになるマウントと平台などに固定できる粘着マウントは、アダプターを介してカメラと接続する
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自転車などのハンドルに装着できるマウント

 これらのアイテムを揃えると、本体プラスアルファの価格はぐぐっと高くなるため、なかなかお得なパッケージだ。

シャッターを押すだけの簡単操作

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操作はシャッターボタンを押せばOK<3808>なので、手間取ることは少ないだろう
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VRD01の設定はほとんどなく、撮影向けとしてホワイトバランスがあるくらいだ

 撮影にあたり、マニュアル機能はなく、すべてカメラ任せになる。専用アプリは「VRD01」があり、VRD01からプレビューをチェックしながら撮影が可能だ。

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パノラマモード。右上のEはエンハンスの意味のようで、暗所の場合はシャドウを持ち上げてくれる
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サークルモード
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VRモード

 また、VRモードとサークルモード、パノラマモードに切り換えながらチェックできるため、用途に合わせた撮影もやりやすい。

 ただ、撮影の設定は皆無なので、細かくこだわった絵作りには向かないといった点はあるのだが、VRモードは画質は荒いものの、ほぼリアルタイムで映像が表示される。そのため、スマホ向けVR HMDで遊んでみるのも楽しいだろう。

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VRD01のビューワー画面

 さて、VRD01のビューワーにはライブラリからのインポート機能はないのだが、エクスポート機能は用意されており、メールやSNSにシェアすることができる。

 データ自体はよくある360度画像の構造であり、ほかのビューワーで読み込めば、第三者でも楽しめるというわけだ。

 サンプルとして、東京外郭環状道路(千葉県区間)見学時の写真を用意した。荷物の関係で付属品を持ち込めなかったのだが、明るい場所での描写性能はわかるハズだ。

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東京外郭環状道路(千葉県区間)・松戸IC付近の専用部函体。直置きしての撮影だが、三脚や自撮り棒があってもいい
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掘削中の京葉JCT(Aランプ)。本来であればハンドベルトでヘルメットに固定してといった使い方になる

セットで考えるとお得

 無難に撮影できる性能を備えているため、ちょっと360度映像・画像をやってみたい人に向いており、付属品が豊富で、追加投資する必要もないため、オススメのパッケージだといえる。

 三脚や自撮り棒の入手はしやすいが、ハンドルマウントやバンドマウントといったものは、意外と値段が高く、追加投資の面が気になっていた人であれば、ACAM-VRD01BKはちょうどいいものだといえるだろう。

アスキー
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    最終更新: 10月27日(木)12時00分

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