長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】

アスキー 2016年11月04日(金)12時00分配信

 毎年恒例の「長~く使える極上のPCケース」特集。この1年で発売されたPCケースの中から、編集部がオススメできる6製品をピックアップ。今回はIn WinとCOUGARのケースを見ていこう。

長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】

In Win
「909 IW-CF04」

●URL:https://www.inwin-style.com/ja/gaming-chassis/909
●実売価格:5万1800円前後

長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
アルミとガラスで構成された本体は、継ぎ目やスリット、モールドがほとんどないフラットサーフェイスなデザイン。アルミ部はヘアライン仕上げだ

外観は虚飾を省いた4㎜厚アルミ
中身で魅せる5㎜厚強化ガラスパネル

 パーツ類がビシッと配置された自作PCというのは、徹底して管理されたアクアリウムや精密時計のシースル―バックと同じような「ずっと眺めていても飽きない、目が吸い寄せられてしまう」といった魅力がある。

 実用的なアイテムであるはずなのに設置しているだけで絵になり、美しいと感じてしまうものだ。ショップやイベント展示のPCには美しいものが多いが、自作ユーザーも美しさに強いこだわりを持つ人は多い。

 そんな美意識の高いユーザーに今年推せるケースがあるとすれば、In Winの「909 IW-CF04」を挙げたい。

長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
ロゴマークがある以外は何もない前面部。前面部、上面部、底面部は一体化したシェル構造で、前面部だけが取り外せるようなパネル機構ではない。アルミシェルの厚さは4㎜
長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
単純なメッシュやパンチング穴ではなく、本体デザインと統一感のある四角いエアフロー穴が設けられている
長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
背面部はネジ止めされているパーツを外せる。冷却ファンを120㎜×3基、または140㎜×2基を搭載可能だ
長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
左右のサイドパネルは5㎜厚の強化ガラスを採用。固定方法はネジ止めだ。光沢のあるスモーク色なので、光モノパーツが点灯していない時はケース内部が見づらい
長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
ケース内部は4つの部屋に分けられてるチャンバー構成をとる。ケース前面側と底部に120/140㎜×2基、マザーボード部後方に120㎜×1基の冷却ファンを搭載できる
長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
ケース上部に3.5インチシャドウベイを4基搭載
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裏配線する側に2.5インチシャドウベイを4基搭載する
長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
ケース下部にスイッチと端子類を配置。スイッチ周りのすぐ後ろに底面部のファンがあるとおり、スイッチ周りの下にある隙間がエアーの吸入口になっている
長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
防塵フィルターはマグネット固定タイプ。マグネット固定は採用するメーカーが増えてきた

 サイドパネル全面が一枚の強化ガラスなので、PCケース内部を魅せる上ではこれ以上ない構成だ。ケース自体は無味無臭ともいえるシンプルさなので、味付けはPCケースの中身、つまりユーザー自身のパーツチョイスや組み立ての上手さ委ねられてる。

 このPCケースで中身もビシっと決まれば最高の一台になるし、逆に配線処理の汚さや掃除不足なども露呈してしまう。「ケースはカッコいいのに中身はちょっと……」なんて言われないよう、気を引き締めて制作に臨みたいところだ。

COUGAR
「PANZER MAX」

●URL:http://cougargaming.com/products/cases/panzermax/
●実売価格:1万8333円前後

長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
全面総メッシュでいかにも冷えそうな印象。上部のハンドルは耐荷重35kgでパーツ満載でも安心して持ち運べる。サイドパネルはアクリル製で、自動車のドアのように手前に引くだけで簡単に開閉可能だ

拡張性、冷却、見た目、価格
全部がリーズナブルにそろうゲーミング向けケース

 ゲーミング用途向けにPCを作りたい!, と考えたとき、PCケースに必要な要素を挙げるとしたら、「拡張性」、「冷却性能」、「見た目(外見・中身)」、「メンテの容易さ」、この4点が高次元にバランスする製品が向いてるといえる。

 ハイスペックなパーツを懸架し、性能を維持するためには、ケースに求められるスペックも自ずと高くなるものだ。

 でも、そんな高いスペックを持つケースはお高いモノなのが一般的な相場。お手頃価格でそんな高バランスのゲーミング向けPCケースなんてそうそうないよね……と思ってるそこのアナタ! 今年はいいケースがあるんですよ。それがCOUGAR「PANZER MAX」だ。

長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
冷気も取り入れ、内部も透けて見えるメッシュ仕立て。前面冷却ファンは120 ㎜×2基が標準装備されている。5インチベイカバーは2基搭載する
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前面パネルは押しボタン式で簡単に取り外せる。防塵フィルターはパネルと一体型なので、フィルター掃除をする時はパネルにつけたままの状態で行なう
長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
USB 3.0×2、USB 2.0×2、ファン回転数を3段階に切り替え可能なファンコントローラーを搭載。ケース角の樹脂パーツはカーボン<5302>調の模様が彫り込まれていてレーシーな雰囲気がある
長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
120㎜ファン、拡張スロット8段をもつ。キャリングハンドルがあり、樹脂パーツで本体周囲に空間を持つ設計なので、シャーシはミドルタワーだが全体的なサイズ感は大きめ
長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
メッシュ状のトップカバーはワンプッシュで外せる。ラジエーターは360mmサイズまで収まる余裕の設計だ。なお、天頂部はキーボードトレイとして利用できる
長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
ケース内部は5インチドライブベイがケース上部にあるだけで、エアフローを阻害しない冷却重視の設計。対応する拡張ボード長は390㎜まで。フロントパネル、サイドパネル、ドライブベイと、ほぼすべてがツールレスでアクセスできるので内部のメンテはとても手軽だ
長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
マザーボード裏側に3.5インチベイ×2基、2.5インチベイ×4基を搭載。狭い場所にドライブを多数配置するが、エアーガイドで冷気を積極的に送るので熱がこもりにくい。このエアーガイドは高く評価したい
長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
前面ファンは120㎜×2基を標準搭載。最大で140㎜×3基まで搭載できる。前面ファンのすぐ後ろにある樹脂パーツが、マザーボード裏側にファンの冷気を導くエアーガイドだ
長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
底面にはマグネット固定タイプの防塵フィルターを搭載。スリット固定タイプだとフィルターを外す時にホコリが擦れて落ちやすいが、マグネット固定だと落ちにくい利点がある
長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
底面には電源カバーを装着。見た目的にうるさいケーブル類を隠しつつ、ケース内の熱気を分断し、前面ファンの冷気をスムーズに電源に送れる、地味ながらも機能的なパーツだ
長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】
ヘッドホンフックが付属するほか、天部がキーボードを収納できるキーボードトレイになっているあたりが、いかにもゲーミングモデルといえる

 本製品は拡張性が高く、冷却に余裕があり、見た目が派手で、メンテが楽。ゲーミングPCに欲しい条件をすべて満たしてるといえる内容をもちつつ、価格は2万円を切るという非常に隙のない一品だ。

 強いてウィークポイントを挙げるとすれば、本体重量は約11㎏あるので結構ズッシリとくる重さだが、よほどのことがなければケースの重さは問題にならないだろう。

 ゲーミング向けだが、PCゲーマー専用ではない。価格と性能のバランスがいいケースを求めるユーザー全員におすすめできる製品だ。

アスキー
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    最終更新: 2016年11月04日(金)12時00分

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