地味に売れているホテルWi-Fi兼モバイルストレージ兼Wi-Fiリピーターを試す!

アスキー 11月08日(火)12時00分配信
林連載
プリンストン「デジ蔵 ShAirDisk PTW-WMS1」

 スマホのストレージ容量は、16~256GBとなっているが、32~64GBが特に多い。そのため、写真や音楽、動画といった量の多いデータ類はAndroidであれば、内蔵したmicroSDカードに保存するか、クラウド、iPhoneの場合はクラウドになる。

 そのためか、スマホ向けのストレージが登場するに至っている。今回はストレージ機能に加えて、ホテルWi-Fiにもなり、Wi-Fiリピーターにもなる実売価格3500円前後のプリンストン「デジ蔵 ShAirDisk PTW-WMS1」をチェックしてみよう。

ローカルネットワークにも組み込みやすいサイズ

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手のひらに乗るコンパクトな本体

 デジ蔵 ShAirDisk PTW-WMS1は、本体のみで成立するものではなく、USBストレージ/外付けHDDに接続、もしくはネットワークに接続する必要がある。

 そのため、幅51×奥行き56×高さ18mmの小型筐体ながら、UBS 2.0ポート×1、有線LANポート×1(10/100BASE-TX)を備えている。

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左からローカルネットワーク/無線LAN切り換えスイッチ、電源、有線LAN
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リセットスイッチ、USB 2.0ポート

 また、本体への給電はmicroUSBを採用しており、本体にバッテリーを内蔵していないが、すっかり定着している充電方式なので室内でも屋外でも手持ちの環境に組み込みやすい。

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付属品はUSBケーブル。給電用として用意されている

 ネットワークを見てみると、上記のように有線LANポート×1(10/100BASE-TX)に加えて、IEEE 802.11b/g/n(WPA-PSK、WPA2-PSK、WPA/WPA2-PSK)に対応するほか、機能としてはSambaサーバー、DHCPサーバー機能も持つ。同時接続数は5台で、無線リピーターの機能もあるため、中継機としての運用も可能だ。

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USBストレージを接続してみたところ

 接続するストレージについては、USBストレージの場合は、最大64GBまで。外付けHDDの場合は最大2TB。ローカルネットワークに接続した場合、Windowsからもアクセス可能になるため、PCからアップロードしたデータをスマホで見るといった場合に重宝するだろう。

専用アプリでアクセス! Sambaサーバー機能も搭載

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カバンの中で運用するにしても、室内のどこかに設置するにしても小型で邪魔にならない

 PTW-WMS1への接続には、専用アプリ「ShAirDisk」が必要で、Android版、Kindle fire版、iOS版が用意されている。

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「ShAirDisk」のメイン画面。画面下で本体かスマホを参照するかを決められる

 Kindle fire版はAmazonのアプリストアからの入手になるため、Google Playがインストールされていない環境でも使用でき、なにかと遊べそうな側面もある。

 また、Windowsからの場合はブラウザーからもアクセス可能で、Sambaサーバー機能もある。もちろん、Sambaからのアクセスもできると、専用アプリ前提ながらもアクセス方法は豊富である。

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本体に接続したUSBストレージ内を参照しているところ。動画のプレビューが表示されるのはMP4形式のみのようだ。写真はMOV形式
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細かいファイルまでちゃんと表示してくれるため、なにかと可能性も秘めていそうだ

 専用アプリについてはファイラーのようなインターフェースで、ASCII.jp読者であれば、特に意識することなく使用できるだろう。

 スマホから本体へのデータアップロード、本体からのダウンロード、もしくはストリーミング再生といったことが可能であり、ストリーミング再生についてはフルHDまではもたつきなく再生を確認している(ただし、ビットレートによってはもたつく可能性はある)。

 ともあれ、写真をチェックしたり、ドキュメントを開いたりといった分にはまったく問題ないため、スマホから何かしらのデータを見る機会が多いのであれば、十分な戦力になるだろう。

 ホテルWi-Fiについては、有線LANポートがあるため、ホテルにあるLANケーブルを本体に接続してアクセスするだけでいい。

 都内2ヵ所のホテルでテストしてみたが、接続はOK<3808>だった。変な仕様も搭載されていないため、ホテル側のネットワーク仕様が特殊でもない限り、ホテルWi-Fiとしての役目も果たしてくれるだろう。

ホテルWi-Fiから無線LAN中継機まで、使い道が多い

 デジ蔵 ShAirDisk PTW-WMS1はモバイルストレージ用としてまずチェックしてしまうが、ホテルWi-Fiにもなれば、無線LAN中継機にもなると、小回りが効く。

 そのすべてを1台でまかなおうとすると逆に手間が増えてしまうので、まずは要素のひとつから導入を考えてみるといいだろう。

 屋内に2台用意し、ローカルネットワークに参加させておくと、電波の弱いところをフォローしつつ、ストレージにもアクセスしやすくなり、出張のときはひとつ持っていくといったことも視野に入れてみてもいい。小便利な存在だ。

アスキー
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    最終更新: 11月08日(火)12時00分

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