家の中でも外からでも全家電を操作できるスマートリモコン「eRemote mini」を活用する技

アスキー 2016年11月09日(水)12時00分配信

 家電が増えるとリモコンが増える。リモコンが増えると邪魔になるし、いざというときに見つからずイライラする。そんな悩みを解決してくれるのがスマートリモコン。今回は、クラウドファンディング「Makuake」で目標金額の700%を達成した「eRemote mini」を使って、スマートリモコンを活用する技を紹介しよう。

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クラウドファンディングを成功させたスマートリモコン。家中のリモコンをスマホひとつで外出先からも操作できるのは超便利だ

ちらばっているリモコンをスマホに集約!

 スマートリモコンは、普段使っているリモコンを一つのデバイスにまとめられるガジェットだ。家電とともに増えるリモコンをまとめて操作できるのがウリ。様々なタイプの製品が発売されているが、「eRemote mini」はちょっとすごい。Wi-Fiを経由し、スマートフォンで操作できるのだ。

 「eRemote mini」は、クラウドファンディングサイト「Makuake」で募集をかけたところ、751人がサポーターに。目標金額は80万円だったが、587万円以上が集まり大成功。注目を集めているIoTデバイスだ。さらに、11月1日からはアスキーストアでも予約スタート。12月下旬の納品を予定している。今回は、一足早く機材をお借りできた次第である。

 Wi-Fi&スマホで家電を操作できることにより、単にリモコンをまとめられる以上のメリットが発生する。その魅力と活用法を紹介していこう。

 本体のサイズは直径53mmで高さは65mmと、小型でシンプル。電源はmicroUSB経由で、ボタン類はなし。全面に動作状況を表すLED、背面にリセットスイッチが用意されている。上面の黒い部分に赤外線センサーが入っており、リモコンとして動作する仕組みだ。Wi-Fiは2.4GHz帯のIEEE802.11 b/gに対応。スマホはiOS 5.0以上、Android 3.0以上となる。まずは、本製品を操作するための無料アプリをインストール。アカウントを作成しよう。

BroadLink e-Control
無料
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Googl Play

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「eRemote mini」アスキーストアでの予約販売価格は6980円
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付属のmicroUSB電源ケーブル USBアダプターは自分で用意する必要がある
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背面には、リセット用のホールとmicroUSB端子を備える
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まずはアプリをインストール
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アカウントを登録する。ユーザーアイコンも登録できる
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写真をトリミングして、アイコンに設定

Wi-Fiは2.4GHz対応なので要注意! リモコンの学習は簡単

 スマートフォンをWi-Fiに接続した状態でアプリを起動すると、本体に接続し、暗号化キーを求められる。入力すればセットアップできるはずなのだが、何度やってもエラーになる。これは、前述のスペックどおり、2.4GHz帯のアクセスポイントに接続しなかったのが理由。あれこれ試して、アクセスポイントを変えたら即繋がった。

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普通にアプリを起動したらSSIDが選択されていたので、普通に暗号化キーを入力
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エラーになる
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何度からエラーが出たら、手動でつなぐように促された
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2.4GHz帯でつないだら一発OK<3808>

 Wi-Fiの設定が完了して機器が追加されると、「TOP」画面が表示されるので、右上の「+」→「リモコン」をタップする。追加する項目を選ぶのだが、エアコンやTVなどはよく使うボタンが配置された項目が用意されている。まずは、「TV」をタップしてみる。

 電源や音量、切り替えといった一般的なボタンが並んだ画面が表示される。このボタンをタップすると、「学習させたいボタンを押す」というポップアップが出るので、リモコンの対応するボタンを押せばいい。「Saved successfully」と出れば、そのボタンは登録完了。次々と他のボタンを追加していこう。間違えたボタンを押してしまったときなどは、長押ししてから「学習」をタップすれば再設定できる。テンキーなどはさらにポップアップし、個別の数字を登録できる。項目名やリモコンのアイコンも、右上から「パネル編集」を開いて変更できる。

 項目が用意されていないデバイスはカスタマイズから登録する。ボタンを追加して名前を付け、リモコンのボタンを学習させていけばいい。扇風機や照明も簡単に追加できた。

 エアコンも簡単に登録できたのは驚いた。エアコンのリモコンはメーカーによって信号<6741>の扱いが大きく異なるので、統合リモコンに登録しにくかったのだ。とは言え、本製品でも一発で登録できず、個別の動作を登録しなければいけないケースもあるようだ。

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メイン画面が表示されるので右上の「+」をタップする
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「リモコン+」をタップする
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追加する項目を選ぶ。ここではTVをタップしてみる
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登録したいボタンを押す
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この画面になったらリモコンのボタンを押す
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登録完了。他のボタンも同様に登録する
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登録したボタンを長押しすると、取り消したり再学習させたりできる
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テンキーを選ぶと、数字キーがポップアップする
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項目名を変えるなら「パネル編集」をタップ
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項目のアイコンにも写真を設定できる
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エアコンも簡単に登録できた。これは従来の統合リモコンではちょっと難しいところだった
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オリジナルのリモコンも作成できる

スマートフォンで家中の家電を操作できる

 実際に使ってみると、当たり前だが普通に動く。スマホの画面を操作するとテレビやエアコンなどを普通に操作できるのは、なかなかいい感じ。Wi-Fi経由なのに、タイムラグがほとんどないのも凄い。想像ではもう少し間が開くかなと思っていたが、そうでもない。この反応速度ならストレスは感じないだろう。

 外出先から、操作できるのもうれしい。消し忘れをリモートで操作できるだけでなく、もう少しで家に着きそうだからエアコンを付けて暖めておくとか、玄関前の照明を外から付けて鍵を探しやすくするとか、活躍する場面は多い。旅行先から、夜にわざと照明のオンオフをして、在宅のように見せかけるといった使い方もありだろう。

 本体には赤外線送信端子を7本備えており、360度網羅できる。部屋の中心に置いておけばどの家電でも操作できる。もちろん赤外線を利用するので、他の部屋の家電までは届かない。

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リビングの家電をまとめて操作できるのは便利
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赤外線は360度に飛ぶので、本体の設置場所はどこでもOK<3808>。実際のリモコンよりも反応がいいくらいだ

 リモコンを設定したスマホが手元にない場合もあるので、他の端末や家族所有の端末でも利用できるようにしておこう。メニューから「端末間共有」をタップして、「アウトプット」「インプット」機能で簡単にコピーできる。

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メニューから「アウトプット」を選ぶ
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受け取り側のアプリで「インプット」をタップすると接続できる。画面はAndroidスマホ
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コピー完了
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別のスマホに設定をコピーできた

複数の家電をまとめて操作できるマクロ風の「シーン」機能

 「利用シーン」機能で、複数の家電をまとめて操作する機能もある。出かける際にテレビやエアコン、コンポをオフにしたり、起床時間に付けたりできる。テレビの音量を5秒ごとにひとつずつ上げていくといったマクロのようなことも可能。うまくいくと、ちょっと近未来的なスマートホームに住んでいるようだ。

 「うまくいくと」としたのは、電源のオンオフを一つのボタンで兼用するリモコンの場合、オンオフが逆になる動作しかできない。テレビが付いていれば消すし、消えているならオンになる。そのため、全部消す目的の項目を実行したのに、電源が入っていなかったテレビがついてしまう、ということが起きる。リモコンがそうなっているのだから仕方がない。ここは運用でカバーするしかなさそう。

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「利用シーン」を開き、「+」で動作する家電とボタンを指定する。間隔も0.5秒から5分まで細かく設定できる

 タイマー機能も地味に便利。1回だけでなくリピートもできるので、今動いているデバイスを30分後にオフにしたいとか、毎日朝7時に照明をオンにするといった設定が可能。タイマーが付いていない家電をタイマー付きのように利用できるのは便利だ。

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「設定」アイコンをタップして、「タイマー」を開く
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デバイスを選んだら、右上の「+」でタイマーを登録する

IoTのスマートリモコンは世界を変える

 「eRemote mini」の手軽さと使い勝手はいい感じだ。リビングのテーブル周りがすっきりするし、家のどこにいても操作できるのがラク。例えば、2階で作業しているとき1階のエアコンを付けっぱなしだったことを思い出しても、即手元でオフにできる。リモコンの概念ががらっと変わるガジェットと言える。

 家電のリモコンをまとめたいと考えたことがあるなら、是非チェックして欲しい。これまでの単体で動作する学習リモコンとは比べものにならないくらいのユーザー体験が得られるのでお勧めだ。価格が6980円と安いのもうれしいところ。今回はテスト機だったので、返却後は自分でも買うことになるだろう。

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「eRemote mini」に家中のリモコンをまとめてしまおう

アスキー
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    最終更新: 2016年11月09日(水)12時00分

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