プロカメラマンに聞く! 「HUAWEI P9」のダブルレンズカメラの使いこなし術

アスキー 11月14日(月)11時00分配信

(提供:ファーウェイ)

 SIMフリースマートフォンやモバイルルーターなど、ファーウェイ製端末の魅力をお伝えしている「ファーウェイ通信」。今回は、ライカとのコラボによるダブルレンズカメラが話題のフラグシップ機「HUAWEI P9」の使いこなし方を、プロカメラマンによる作例と解説で紹介していく。

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Leicaコラボのダブルレンズカメラが魅力の「HUAWEI P9」。プロカメラマンがその活用術を語る!

ライカに憧れていたプロカメラマンが
Leicaとのコラボによる「HUAWEI P9」のカメラをチェック!

 さまざまな個性的なSIMフリースマホが店頭で販売されている昨今だが、ファーウェイのフラグシップモデルであるHUAWEI P9は、そのなかでも高い評価を受けている1台だ。

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ダブルレンズカメラとともに、スマホとしても高い性能を持っている

 そのHUAWEI P9の最大の特徴はなんといっても、老舗カメラメーカーのライカとのコラボによるダブルレンズカメラ。今回は、このHUAWEI P9を撮影のプロが使い込んだらどのような評価になるのかという趣旨でお送りする。協力していただいたのは、ASCII.jpや週刊アスキーでおなじみのプロカメラマン、岡田清孝氏だ。

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写真学校時代に「ライツミノルタCL」に出会い、“いつかはライカ”と憧れ続けて、早ウン十年という岡田氏。アスキー各媒体のデジカメレビューでも活躍中で、その知識と解説の的確さには定評がある

 HUAWEI P9は本体背面に、平行に2基配置された「SUMMARIT H 1:2.2/27 ASPH」レンズを搭載。このレンズは本機のために設計されたもので、片方のレンズに1200万画素RGBセンサー、もう片方には1200万画素モノクロセンサーを搭載する特別な仕様だ。ダブルレンズカメラならではの撮影機能としては、F値0.95~16という範囲のデジタル絞りにより実現する「ワイドアパーチャ撮影」も用意されている。

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 この特別な仕様について、岡田氏は「F値固定のスマホカメラでも、絞り効果による映像表現を可能にしたのがダブルレンズ。この発想は素晴らしい」と評価する。また、「モノクロ専用センサーの搭載で、ライカの名機『Mモノクローム』を彷彿とさせる」ともコメント。「白と黒の階調だけで再現されるモノクロ写真は、色という情報が排除されたぶん、被写体そのものの本質を写すことができる」とモノクロ写真の魅力についても語っている。

 プロの観点からは、カメラアプリの操作性も重要な評価ポイントだ。この点について、岡田氏は「画面下部を上にスワイプするだけで、即座にマニュアル撮影(PROモード)に切り替えられるのは秀逸」と評価。ISO感度やシャッタースピード、露出補正、AF切り替え、ホワイトバランスの設定ができるPROモードへのアクセスの良さは、プロの目から見ても好印象のようだ。

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ISO感度やシャッター速度などを自由に設定できる「PROモード」。またメニューのフォントにも注目とのこと

 また岡田氏は「銀塩時代のM型ライカに搭載されていた横走りフォーカルプレーンシャッターのようで、撮っていて心地よい」と、シャッター音も気になった模様。さらに、撮影メニューのフォントについても「現行ライカ製デジカメと同じフォント。ごくシンプルなこのフォントからは、無駄のない機能美を追及したライカの美学が感じられる」と細かなところに目をつけた模様。このあたりはユーザーの感性に訴える部分だが、プロにとっても重要なディテールのようだ。

ワイドアパーチャ撮影は後でピント位置を変えられるので
まずはいろいろと試してみるべし

 さて、カメラはやはり撮ってみないと始まらない。ここからは、岡田氏による作例と解説で、HUAWEI P9のダブルレンズカメラの活用法を紹介していく。

 HUAWEI P9の撮影機能の目玉とも言えるワイドアパーチャ撮影だが、ボケをうまく使った写真を取るのはなかなか難しい部分もある。岡田氏は「ボケの効果を活かした写真では、ピントを合わせる位置によって印象が変わる。撮影後にピント位置を変えることができるワイドアパーチャ撮影でいろいろ試してみると勉強になるはず」とコメント。下の作例のように、同じ構図でピント位置を変えてみるのがオススメだ。

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ピント位置を撮影後に変えることでこんな写真に

 また岡田氏からは「ボケかたも考慮したい。あまり単調な背景よりも、光源などが入っているほうがキレイに見えるから」という実践的なアドバイスも。

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ボケさせる部分に光源が入るようにアングルを変えると印象が違ってくる

 さらに、「ボケだけが絞りの効果ではない。F値を大きくして全体にピントを合わせたほうが良い結果になる場合もある。被写体によって最適な絞りの効果を考えよう」というポイントも示した。これは、以下の作例を見ればおわかりだろう。

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ボケ度合いをただ一番強くするだけでなく、絞りの効果を場面に合わせて変えてみるのも1つのテクだ

モノクロ撮影は歴史のある被写体との組み合わせが良し
コントラストを強めにするなど、一工夫があるとなお良し

 HUAWEI P9のカメラの特徴の一つであるモノクロ写真についても、印象的な写真を撮るための実践的なアドバイスがあるという。岡田氏によると「レトロな印象を受けるモノクロ写真は、神社など歴史のある被写体との相性が良い」とのこと。これは、下の作例がわかりやすい。

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寺社仏閣や古い建物などはモノクロ写真にマッチしやすい

 また、下の1つ目の作例のように「光の陰影が造り出す模様の美しさも、色が無いモノクロ写真のほうがより印象的に見える」という特徴もある。さらに下の作例は街の景色が写り込んだショーウインドーを撮ったものだが、「カラー写真だと乱雑に感じるところを、モノクロ写真では非日常的な空間に演出してくれる」とのこと。ワンランク上のモノクロ写真を撮るコツだと言える。

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色がないモノクロ写真だけに、光の陰影や写り込みなどを活用するといい

 最後は、プロならではの作例。「あえてISO感度を上げてノイズ感を出し、さらにコントラストを強めに設定した。明暗が強調された、ドキュメンタリーのような力強い写真にしてみた」とのことだが、とてもスマホカメラで撮影したとは思えない作品になっている。一度は試してみてほしい上級テクだ。

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明暗を強調することで、写真全体から感じるインパクトが大きくなっている

夜景は三脚で固定すると◎
ホワイトバランスの設定を変更すると印象が変わる

 続いては、夜景撮影でのコツ。下の作例のように、キレイに夜景を撮るにはどうしたらいいのだろうか。

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小型三脚でHUAWEI P9を固定。PROモードでISO感度50・シャッタースピード2秒・ホワイトバランスを蛍光灯に設定して撮影

 下の2つの作例は、オートで撮影した写真(左)と三脚固定しマニュアルで撮影した写真(右)だ。オートで撮影してもそれなりにキレイに撮れるものの、拡大して細部を見るとISO感度が高くノイズや解像感の低下があるのが、下の比較画像ではわかる。「多少の手間はかかるけれど、三脚で固定してマニュアルで撮影したほうが、よりキレイな夜景が撮れるのは間違いない」と言う。

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「オート」での撮影
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「マニュアル」での撮影
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マニュアル撮影では三脚で固定して、ISO感度を小さく、シャッタースピードを長くすることで細かなところが潰れることなく、撮影できている

 夜景撮影でのアドバイスはもう一つ。「夜景は色味を変えると印象が変わるので、ホワイトバランスの設定を変えてみるのも面白い」とのことで、HUAWEI P9の撮影では、「ホワイトバランスの設定アイコンが表示されるPROモードなら、設定変更も簡単だから試してみてほしい」とのこと。下の作例は4種類のホワイトバランスで撮った写真を並べたものだ。

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WB曇
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WB蛍光灯
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WB電球
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WB太陽光

 カメラとしての性能が高いHUAWEI P9のダブルレンズカメラならば、カメラにはちょっとうるさい、写真好きの探究心にもバッチリ応えてくれるのは間違いない。岡田氏の作例と解説を参考に、ワンランク上の作品作りを楽しんでみてはいかがだろうか。

スマホとしての性能ももちろんトップクラス!

 ここまでHUAWEI P9のカメラについて紹介してきた。ここからは、スマホとしての実力についてもあらためて触れておこう。

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HUAWEI P9は指紋センサーの利便性にも要注目!

 HUAWEI P9の注目すべき装備としては、本体背面にある指紋の3D情報まで認識する高性能な指紋センサーが挙げられる。この指紋センサーは、センサー上に360度どんな向きで指を置いてもしっかりと認識。その認識精度とスピードには驚かされるはずだ。ファーウェイ端末ではおなじみとなっている、指紋センサーをタッチパッドのようにして端末の各種操作に利用する機能も搭載されている。

 充実したスペックは快適な使用感をもたらしている。CPUには、64bit対応のオクタコアCPU「HUAWEI Kirin 955」(2.5GHz+1.8GHz)を採用。約6.95mmという薄型ボディーながら、バッテリーは3000mAhと大容量。ディスプレーは2.5Dラウンドエッジ加工がなされた5.2型のフルHD(1080×1920ドット)液晶だ。

 ネットワーク面では、LTEのキャリアアグリゲーション(ドコモ網/ソフトバンク<9984>網)に対応しており、通信速度は下り最大262.5Mbpsとなっている。対応周波数も多いため、国内での利用時はもちろん、海外旅行時にも頼りになる。

 デザインは、メタルユニボディーの本体が醸し出す高級感が印象的だ。角の部分は丸みを帯びていながら、ダイヤモンドカット加工がアクセントになって、スタイリッシュさも感じられる。カラバリはチタニウムグレーとミスティックシルバーで、上品でシックな色合いが魅力だ。

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6.95mmの薄型筐体に側面にはダイヤモンドカット加工。プレミアム感がしっかりと感じられる

 HUAWEI P9は、公式オンラインストア「ファーウェイ・オンラインストア」のほか、家電量販店やECサイトなどで発売中だ。


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    最終更新: 11月14日(月)11時00分

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