送信キャンセルも可能に! 4年ぶりにリニューアルiOS版「Gmail」を徹底解説

アスキー 2016年11月16日(水)10時00分配信

 4年ぶりにiOS版のGmailアプリがリニューアルした。UIが刷新され、送信したメールのキャンセルや、左右フリックによるアーカイブなども可能になった。今回は、リニューアルした「Gmail」の使い方を新機能を中心に紹介する。

送信キャンセルも可能に! 4年ぶりにリニューアルした「Gmail」を徹底解説
大きくリニューアルした「Gmail」アプリ。最新のAndroid版にデザインを統一させてきた

左右フリックでメールをばんばんアーカイブできる

 11月7日、「Gmail」アプリがリニューアルした。2012年以来、4年ぶりの大きなバージョンアップだ。UIを改善し、デザインは現行のAndroid版Gmailアプリとほぼ同じ見た目になった。

 メイン画面は上部の赤いタイトルバーが目を引く。左上のボタンがメニュー、右上が検索、右下が新規メール作成、とシンプルなので誰でも迷わず使えるだろう。メールをタップすれば全文が表示されるが、一覧で左右にスワイプするとアーカイブできるようになった。アーカイブすれば、通常の画面には表示されなくなる。不要なメールや返信する必要のないメール、処理済みのメールなどはばんばんアーカイブして受信トレイをすっきりさせよう。スワイプは左右どちら方向でもOK<3808>で、違いはない。なお、設定でスワイプすると、アーカイブではなく「ごみ箱」に移動させるようにもできる。

 なお、アーカイブしたメールは「すべてのメール」で確認できる。もちろん、それ以上フリックしても何も起きない。元に戻したいなら、メニューから「受信トレイに移動」をタップすればいい。複数メールを選択した状態でもOK<3808>だ。

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新しくなった「Gmail」アプリの画面
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左右どちらかにフリックすると、アーカイブできる
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アーカイブされ、一覧から消えた。誤操作なら、数秒以内に画面下の「元に戻す」をタップすればいい
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メニューから「すべてのメール」を開けば、アーカイブしたメールも確認できる。アーカイブされたメールをフリックしても何もおきない
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メニューから「受信トレイに移動」をタップすれば、元に戻せる

PC版やInboxのように送信キャンセルができるようになった

 PC版のGmailやInboxアプリではすでに搭載されていた機能だが、送信後のキャンセルができるようになった。5秒以内に画面下に表示されるバーの「元に戻す」をタップすればいい。PC版では最大30秒まで延長できたが、アプリ版だと5秒固定なので見逃さないように。

 送信機能は変わらず。PC版のGmailで複数のアカウントを設定済みなら、「送り主」をタップすることで切り替えられる。Gmailアプリでは追加できないのだ。また、端末内の写真はもちろん、Googleドライブ内のファイルも添付できる。複数ファイルをまとめて追加することも可能だ。

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右上の青い紙飛行機アイコンをタップして送信する
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誤送信なら、画面下の「元に戻す」をタップする
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メールの作成画面に戻る
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「送り主」をタップすると送信アカウントを選択できる
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クリップアイコンをタップすると添付ファイルを付けられる

Gmail最大のウリである検索機能もさらに強化!

 Gmailが最強なのは、検索速度。筆者のGmailには16万通ほどのメールが溜まっているが、どんなキーワードでも1~2秒で検索できる。ローカルのメールアプリだと、1000通から探すだけでも10秒くらいかかる。Gmailを自分の脳みその外部記憶装置のように使っている場合、この圧倒的なレスポンスが助かるところ。

 新機能としては、スペルチェック機能が付いた点が挙げられる。例えば、「flighht」と入力したら「flight」と教えてくれるのだ。確かに「degital」と入力したら「digital」と出てくる。思いがけず「degital」でも3件ヒット。ソニー<6758>からのお知らせと有名パーツショップからのメールだった。

 日本語でもある程度は対応しているようだ。「ペンハイナッポー」とわざと入力してみると、きちんと「ペンパイナッポー」と教えてくれる。さすがGoogleだ。

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誤入力をしても、推測される候補を表示してくれるので、タップするだけで再検索できる

Gmail検索を活用するには検索演算子をマスターしたい

 Gmailで検索する際、キーワードを入れてすぐに見つかればいいのだが、一般的な単語で膨大な数の候補がヒットしてしまうことがある。スクロール<8005>して見つかればいいが、そうでないなら絞り込みたいところ。しかし、Gmailアプリには検索オプションがない。PC版であれば、添付ファイルの有無やファイルサイズ、期間などを手軽に設定できるのだが。

 そこで活躍するのが検索演算子だ。とくに新機能というわけではないのだが、便利なので紹介しておく。まず、送信者で絞り込みなら、キーワードに加えて「from:○○」と入力する。「from:田中 OR from:佐藤」のようにしてもOK<3808>だ。ラベルを付けているなら「label:○○」、添付ファイルありなら「has:attachment」を付ければいい。

 筆者が一番使うのはだいたいの送信時期を絞り込む演算子。「after:」もしくは「newer:」と、「before:」もしくは「older:」だ。「before:2010/10/10」とすれば、2010年10月10日以前のメールから検索してくれる。

 検索演算子はたくさんあるので興味のある人はGoogleのサイトで確認してほしい。

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2007年10月以前で「アスキー」というキーワードで検索してみた
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アスキービジネスからのメルマガが見つかった

「ラベル」の使い方をおさらいする

 これからGmailを本格的に導入しようとしているなら「ラベル」についておさらいしておこう。Gmailは、メールをフォルダーで仕分けるような機能を搭載してない。メールの分類は「ラベル」というタグを付けることで、シームレスに整理できるようにしているのだ。

 例えば、取引相手から届くメールは「ビジネス」ラベル、家族や友人からのメールは「プライベート」ラベルに関連づければ、まとめて管理しやすくなる。ラベルはいくつでも作成できるし、複数のラベルに同じメールが紐付けられることもある。もちろん、ラベルを削除しても元のメールが削除されるようなこともない。

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左上のメニューボタンをタップすると、メニューが開く。丈夫ではアカウントの切り替えや、デフォルトの分類項目が表示されている
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下にスクロール<8005>すると、ラベルの一覧が表示される。「新規作成」をタップしよう
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タグ名を入力する
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「追加」をタップする
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条件を追加する。ここでは「青樹さん」から来たメールを分類するようにする
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「条件を追加」でほかの条件も登録できる
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キーワード検索を条件に追加することもできる
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ラベルが追加された。あとから編集したり削除することも可能

 以上が「Gmail」の説明書となる。届いたメールを次々と処理してアーカイブしていく人には便利なリニューアルとなっている。送信キャンセルも時間が短いとは言え、ありがたいところ。「Inbox」(「第66回 招待なしで使えるようになった「Inbox by Gmail」を徹底解説」参照)に搭載されているスヌーズ機能がないのはちょっと残念。とは言え、Gmailアドレスをメインに使っている人なら、「Gmail」アプリはまさに神アプリ。標準のメールアプリを置き換えても快適に利用できるだろう。


アスキー
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    最終更新: 2016年11月16日(水)10時00分

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