iPhone&Androidスマホでハイレゾ音源を楽しむ! スマホアプリの使い方を解説

アスキー 11月17日(木)10時00分配信
PCオーディオ特集

 前回紹介したように、PCを再生機器としてハイレゾ音源を含むさまざまな音楽コンテンツを楽しむのはもはや当たり前。

 今や音楽再生はスマートフォンで楽しむことの方が多いという人も少なくないだろう。iTunesなどを使ってPCで音源を管理し、iPhoneに転送して再生するという使い方が基本だと思うが、CDリッピングなどもPC不要で行なうことも可能なほどだ。

 当然ながら、スマホで直接ハイレゾ音源をダウンロードして楽しむということもできる。

 スマホはPCほどメモリー容量に余裕がないので、楽曲の保存から管理まですべてスマホで行なうというのはちょっと大げさかもしれないが、Apple MusicやGoogle Playといった定額制音楽配信サービスを利用すれば、内蔵メモリーを圧迫することなく、膨大な曲をスマホで快適に楽しめる。

 今回は、こうしたスマホを使った多彩な音楽再生と、ハイレゾ音源再生を含めた高音質再生アプリを紹介する。

スマホで高音質で音楽を楽しむならば
ポタアンが欠かせない!

PCオーディオ特集
1回目で紹介したスピーカー製品とスマホはBluetooth接続となる。ハイレゾ再生をするにはポタアンが欠かせない

 スマホでの音楽再生で一般的なのは、ヘッドフォン出力にヘッドフォンを直接接続して再生するものだろう。

 iPhone 7/7 plusはヘッドフォン出力を省略してしまったが、そのおかげで注目度が上昇しているのが、Bluetoothによるワイヤレス再生。

 Bluetoothに対応したヘッドフォンやスピーカーが必要になるが、コードを接続する必要がないのは実に快適だ。

 ただし、Bluetoothは通常、音楽信号を非可逆圧縮である「SBC」で伝送するため、音質劣化の懸念がある。

 一応、Bluetooth用の高音質コーデックというのもある。最大48kHz/24bitで伝送できる「apt-x HD」や、ソニー<6758>の「LDAC」は最大96kHz/24bitの伝送にも対応するが、それらに対応した機器はまだ少ないというのが現状。ほとんどのBluetooth機器ではCD品質の音質となる。

 本特集では、スマホでもハイレゾを含めた音源を高音質で再生することを主目的としているので、せっかくハイレゾ音源を再生しても伝送時にCD品質になってしまうのはあまり面白くない。そこで、候補となるのが、ポタアン(ポータブルヘッドホンアンプ)を使った再生だ。

 ポタアンは、もともとは携帯オーディオプレーヤーの出力では十分に実力を発揮できないハイインピーダンスのヘッドフォンを鳴らしたり、音量的には十分でもより高音質な再生を楽しみたい人が使うためのアイテム。

 今やポタアンもD/Aコンバーターを内蔵することが一般的になっており、スマホでデジタル接続することで、ハイレゾ音源をそのままの品質で再生することが可能になっている。

 こうしたデジタル接続が可能なポタアンを使うと、組み合わせたヘッドフォンの実力次第では、かなりのレベルの高音質がスマホで楽しめるようになる。ハイレゾ音源の再生をしたり、音質にこだわりたいというならば、ポタアンの追加は欠かせないだろう。

 スピーカー出力する場合は、ポタアンのライン出力や光デジタル出力などをスピーカー側に接続すればいい。なお、第1回で紹介した機器の場合、JVCケンウッド<6632>の2モデルはオーディオ入力または光デジタル入力を備えるが、CAS-1はそれらがないので接続できない。Bluetoothでの再生となる。

iPhone 7/7 Plusで充電しながら使えるポタアン

OPPO HA-2SE
iPhone 7とほぼ同サイズのボディーで、革のカバーを備えたデザインもユニークなオッポの「HA-2 SE」。DACチップに最新鋭のESS ES9028Q2Mを採用するなど、音質の点でも大幅にグレードアップしている

 iPhone 7/7 Plusを使っている人の場合、ポタアンを組み合わせると音楽再生中は充電ができないことを心配する人もいるだろう。

 現状でiOS端末とデジタル接続ができるポタアンはほとんどが充電機能を持っていないので、音楽再生中に充電はできない。

 しかし、オッポの「HA-2 SE」(実売価格 4万3000円前後)はデジタル接続と同時に充電する機能を備えている。iOS 10のリリース直後は充電機能に起因して音楽再生が正常に行なえなくなる不具合が生じていたが、最新版にアップデートすることが不具合が改善され、今では何の問題もなく、使用できる。

 HA-2 SEのような、音楽再生と充電を同時に行なえるタイプのポタアンは今後はますます増えてくると思うので、いずれ音楽再生中の充電の問題は解決されるだろう。

 これからポタアンを購入する場合、スマホへの充電機能は要チェックのものになるはず。

Androidスマホとポタアンの組み合わせは
端末により可否が異なる

 一方、Andoridスマホの場合は、ハイレゾ音源に対応したモデルも数多く発売されている。プリインストールの音楽再生ソフトでハイレゾ再生でき、対応ヘッドフォンと接続すればハイレゾ品質のサウンドを楽しめる。

 反面、Androidスマホとデジタル接続できるポタアンというと、ちょっと説明がややこしい。現実にAndroid端末とデジタル接続が可能なポタアンもあるのだが、Android端末はメーカーによって仕様が異なるため、機器によってデジタル接続ができたり、できなかったりということになってしまう。

 デジタル接続ができるモデルでも、出力されるデジタル信号<6741>が48kHz/16bitに制限されているものが多い。

 ポタアンがなくてもハイレゾ再生できるのはありがたいが、組み合わせができるポタアンが少ないということになる。ポタアンによる音質的なグレードアップを考えている人はちょっと物足りないかもしれない。

スマホで高音質再生を楽しむためのおすすめアプリを紹介

 スマホでの高音質な音楽再生をするためには、iPhoneならばデジタル接続が可能なポタアンを組み合わせれば大幅なグレードアップができるし、Androidならばハイレゾ対応の機種を使えば特にアプリを追加する必要もなく再生できる。

 ポタアンに関しては、デジタル接続をあまり重視せず、アナログ接続で音質の優れたものを使うといいだろう。

 細かいことを言えば、音楽再生中はそのほかのアプリを可能な限り終了し、Wi-FiやBluetoothもオフにしてしまうというテクニックがある。CPU負荷が減ってノイズ低減にそれなりの効果が期待できる。

 だが、着信やメールの通知もできなくなるし、スマホでそこまでするのは大げさなのでオススメはしない。

 一番肝心なのは、音楽再生ソフトをより高音質なものを使うことだ。iOS用、Android用ともに、高音質な音楽再生アプリが揃っているので、それらを使うのが便利だ。ここからは、そんな音楽再生アプリからオススメのものを紹介しよう。

ハイレゾ音源に特化したユニークな機能が満載
ラディウス「NePlayer」

PCオーディオ特集
NePlayerの再生画面。操作画面はシンプルなもの。上部にあるのが、ハイレゾビジュアライザーで音源や出力先へのデジタル信号<6741>の状態を視覚的に確認できる
PCオーディオ特集
選曲画面。下にあるタブで曲やアーティスト別などの並び替えが可能。フォーマット別やサンプリングレート別にリストアップすることも可能

 ラディウス「NePlayer」(1080円 iOSAndroid版)は、ハイレゾ再生に特化した音楽再生ソフト。

 iTunesで管理しiPhoneに同期した音楽ファイルもそのまま読み込むことができ、iTunesで作成したプレイリストで曲を表示できるので、今までのiTunes+iPhoneの環境から移行もしやすいアプリだ。

 最大の特徴は、再生中の音源がCD品質か、ハイレゾ品質(96kHz、192kHz、DSD)かを視覚的に確認できるハイレゾビジュアライザーを搭載していること。

 レベルメーターのような感じで、ピコピコと動いている様子は見ていてなかなか楽しい。

 また、再生音源のフォーマットとサンプリング周波数を表示するだけでなく、接続されたポタアンに対して出力しているデジタル信号<6741>のサンプリング周波数も表示できるので、ポタアンが正しく動作しているかどうかも一目で確認できる。

 もうひとつのポイントが、楽曲検索のしやすさだ。曲やアルバムといった検索のほか、サンプリングレートやフォーマット別に分類して表示できるので、ハイレゾ音源の楽曲を探すときに便利だ。

PCオーディオ特集
プリセットイコライザーの画面。さまざまな音楽ジャンルに合わせた調整パターンがあらかじめ用意されている
PCオーディオ特集
グラフィックイコライザーの画面。10/15バンドのイコライザー調整が可能。調整した結果は保存することもできる

 イコライザーやサラウンドも備えており、音楽再生アプリとしての機能も充実している。イコライザーはプリセットのパターンのほか、グラフィックイコライザー、自由に波形を調整できるスプラインなどもあり、多彩に使える。サラウンド機能は、4つのモードが用意され広がり感のある音場効果を加味してくれる。

PCオーディオ特集
スプラインの画面。フリック操作で自由に波形を調整することができる。こちらも調整結果を保存できる
PCオーディオ特集
サラウンドの画面。アリーナ、野外ライブなど、4つの音場パターンが用意されている

 また、再生設定では高音質再生のためのさまざまな機能が盛り込まれている。ポタアンを接続した場合には、DACの性能に合わせてアップサンプリングして出力することも可能。

PCオーディオ特集
設定画面にある「再生設定」。アップサンプリング変換機能など、音質に関わる設定も数多い
PCオーディオ特集
楽曲のインポートでは、音楽配信サイト「mora」の自動ダウンロード機能も備える

 DSD再生もDoP出力とPCM変換出力が選べるようになるなど、細かく設定が可能だ。このほか、音楽配信サービス「mora」で購入した楽曲の自動ダウンロード機能なども備えており、なかなか便利だ。

PCオーディオ特集
ブラウズ画面で上部にあるネットワークのアイコンをタッチすると、LAN内にあるメディアサーバーを表示し、音楽ファイルを探して再生することが可能

 さらに便利な機能としては、DLNA再生機能がある。家庭内のLANなど、iPhoneがWi-Fiで接続しているネットワークにあるNASの中の楽曲データにアクセスして再生することも可能。ほぼネットワークプレーヤー機能と考えていい。

 NASの中に保存した大量の楽曲も、スマホで手軽に再生できる。こうしたDLNA再生アプリもいくつかあるが、いちいち切り替えずに使えるのは便利だ。

 NePlayerは、iOS用だけでなくAndroid用もある。機能は若干違いがあり、DSD音源の再生には非対応。イコライザー/サラウンド機能、DLNA再生機能は備えていない。これら以外はiOS版と同様の機能となっている。

圧縮音源からハイレゾ音源まで高品位に再生する
オンキヨー<6628>「HF Player」

PCオーディオ特集
「HF Player」の再生画面。ジャケット写真を中心に各操作のアイコンが配置されたデザインは、一般的な音楽再生アプリと同様
PCオーディオ特集
ジャケット写真をタップすると、情報表示の部分が曲の位置を移動するスライドバーに表示が切り替わる

 (国内では)iPhoneやAndroidでハイレゾ音源が再生できるアプリの草分け的存在がオンキヨー<6628>の「HF Player」(iOSAndroidともに無料。HDプレーヤーパックは1200円)。

 使い勝手の点でもよくできており、今や「NePlayer」とともに定番的なアプリとなっている。

 画面は黒が主体のデザインでオーディオメーカーらしい重厚なイメージ。ジャケット写真を中心として下部が再生操作ボタン、上部に曲名や機能アイコンを配置しており、直感的に使えるようにデザインされている。

 ジャケット写真の上部にある表示は、左側が再生音源のフォーマットとサンプリング周波数で、右側が出力されるフォーマットとサンプリング周波数となる。

 アップサンプリング機能を備えるので、接続した機器が対応していれば44.1kHzの音源ならば176.4kHz(4fs)までのアップサンプリングしたデータを出力できる。

 また、ジャケット写真の部分をタップすると、この部分が曲の再生位置を移動するスライドバーに切り替わる。

PCオーディオ特集
ブラウズ画面。iTunesで同期した楽曲とHD(ハイレゾ音源)は区別して表示され、それぞれ曲/アーティスト/アルバムなどでの並び替えが可能だ

 選曲はiTunesで同期した楽曲のリストと、ハイレゾ音源のリストは区別して表示される。

 ハイレゾ音源のリスト表示や再生は、有料の「HDプレーヤーパック」を購入しないと使用できない。どちらも曲の表示は、アーティスト名やアルバム名などで並び替えが可能。このあたりは、標準の音楽再生アプリを踏襲しており、戸惑わずに使えるようになっている。

PCオーディオ特集
イコライザーの「Preset」画面。フラットな調整値と、11バンドの調整が可能な2つがあり、自由にカスタム調整が行なえる
PCオーディオ特集
「Featured EQ」を選択すると、さまざまなミュージシャンの調整値がリスト表示される。好みのものを選ぼう

 大きな特徴であるイコライザー機能は、上部にある「Eqalizer」アイコンをタッチすると調整画面になり、左下の「EQ」アイコンでオン/オフを切り替えできる。

 イコライザーは11バンドのグラフィックイコライザーを自由に調整できるが、それに加えて「Featured EQ」という機能がある。Featured EQは、さまざまな著名アーティストが独自にチューニングした調整値を自由に選べるもの。

PCオーディオ特集
「Featured EQ」で特定の調整値を選んだところ。グライコ画面で確認でき、好みに合わせて微調整することも可能だ
PCオーディオ特集
設定にある「イコライザ品質」。SDとHDがあり、イコライザー使用時の演算精度を選択できる

 これをベースに自由にカスタムすることも可能。いわゆる曲のジャンル的な調整値ではないので、なかなか興味深い。リストにお気に入りのアーティストがいれば、その人の調整値を試してみるのもいいだろう。

 こうしたイコライザーによる調整は、設定でSDとHDが選択できる。SDは32bit精度で、HDは64bit精度だ。音質的に優位なのはHDだがCPU負荷も増大するので、必要に応じて使い分けよう。

PCオーディオ特集
設定の「ヘッドホン選択」の画面。オンキヨー<6628>のヘッドフォンのリストが表示されている。他社製の製品などを使う場合は「other」を選択する
PCオーディオ特集
設定ではこのほかに「アップサンプリング」の切り替えやDSD再生時の出力形式の選択などが行なえる

 このほか、ヘッドフォン選択ではオンキヨー<6628>の製品がリストアップされている。オンキヨー<6628>製品のほか、iPhone付属のイヤフォンである「EarPods」も選択できる。該当する製品を使っている場合は再生音質が最適に調整されるのでユーザーにはうれしいだろう。

 このほかの設定もアップサンプリングやDSD再生時の設定など、音質に関わる設定が多い。デジタル信号処理の精度が優秀なぶん、CPU負荷も大きくなるので注意しよう。

 HF Playerも、iOSとAndroid版の両方が用意されており、機能的な差はない。Android版でもDSD音源を再生できるのは、大きなアドバンテージと言えるだろう。

iPhoneへハイレゾ音源を転送してみる

 最後に、HF PlayerやNePlayerをiOS端末で使う場合、ハイレゾ音源の転送の仕方がちょっと特殊なので簡単に説明しよう。Android端末の場合は、CD音源や圧縮音源を保存するときと同じ方法で追加できる。

 iOS版のHF PlayerやNePlayerにハイレゾ音源を転送する場合、PC側でiTunesを使用する。iTunes上にあるiPhoneのアイコンをクリックし、左にある「設定」のリストから「App」を選択する。

PCオーディオ特集
PCのiTunesの画面でiPhone設定画面に移動し、「App」の項目にある「ファイル共有」を表示する。ここで「HF Player」を選択し、隣のリスト画面で「追加」をクリックして、ハイレゾ音源を登録していく
PCオーディオ特集
ファイル登録画面。音源が保存してあるフォルダーに移動し、転送したいハイレゾ音源ファイルまたはフォルダを選択する

 HF Playerを例にとると、切り替わった画面の一番下に「ファイル共有」の項目があるので、そこにあるアプリのリストから「HF Player」を選択し、右の「HF Playerの書類」のリストの下にある「追加」のボタンを表示するとファイル選択画面となる。

 転送したい楽曲ファイルまたはフォルダを選択し、リストに楽曲が登録されたら最下部にある「同期」をクリックする。

PCオーディオ特集
選択すると、楽曲やフォルダーがリストに登録される。後は通常と同じように「同期」を行なえば、ファイルがiPhoneに転送される
PCオーディオ特集
転送されたハイレゾ音源をiPhoneのHF Playerで表示したところ。無事に音源が転送されている

 同期が完了したら、iPhone側でHF Playerを起動し、HDの楽曲ファイルを表示すると選択した楽曲が転送されていることが確認できるはずだ。NePlayerも作業としてはまったく同じようにハイレゾ音源を転送できる。

 この作業が必要なのは、iTunesでサポートしていないハイレゾ音源だけでいい。iTunesで管理できる楽曲は一般的な音楽ファイルの同期を行なうだけで転送されるので、同じ楽曲を二重に転送しないように注意しよう。

 少々手間はかかるが、これでPCでの再生とほとんど遜色のないハイレゾ再生が行なえる。屋外で楽しむ音楽リスニングでも、ハイレゾ音源を楽しんでみよう。

気になるハイレゾ音源対応音楽再生アプリをまとめて紹介!

 ここまでは2種類のアプリをメインで紹介したが、現在iOSやAndroidで使えるハイレゾ音源対応の音楽再生アプリは数多く発売されている。その中から、主要なものを簡単に紹介していこう。

1000円以下で使えるお手頃価格が魅力
「Neutron Muic Player」

PCオーディオ特集
「Neutoron Music Player」

 32bitまたは64bitのデジタル信号処理を採用した音楽再生アプリで、iOS版は720円、Android版は669円という比較的安価な価格が魅力。

 DSD音源を含むハイレゾ音源はもちろん、多彩な音楽ファイルの再生に対応しており、グラフィックイコライザーや各種のオーディオフィルターを備えるなど、機能的にもなかなか充実している。

DSD非対応ながらも無料で使えて機能も充実
「Radsone」

PCオーディオ特集
「Radsone」

 192kHzまでのリニアPCMの再生が可能な音楽再生アプリ。iOS版Android版ともに無料だ。

 基本的な再生機能に加えて、リスニング環境に合わせた音質モードが用意されているなど、実用性は十分。アプリ内課金により、デジタルノイズ除去機能や、グラフィックイコライザーによる音質調整などの機能強化が可能だ。

無料で手軽に使える親しみやすさが魅力
エレコム<6750>「Hi-Res Music Player」

PCオーディオ特集
「Hi-Res Audio Player」

 「Hi-Res Audio Player」はiOS版Android版ともに無料で使えるアプリ。コストパフォーマンスに優れた製品が多いエレコム<6750>らしく、リニアPCM192kHzまでの対応ながら、音楽再生機能はきちんと備えており、手軽に使える。デモ用のサンプル音源がセットで付属しているのもお得感がある。

音質にこだわった独自のエンジンを搭載
「KaiserTone」

PCオーディオ特集
「KaiserTone」

 「KaiserTone」は独自のサウンドエンジン「AQS-VI」を搭載し、高音質を追求したアプリ。iOS版のみで価格は1200円。

 最大でリニアPCM768kHz/32bit、DSDも12MHzまで対応可能など、かなりのハイスペックで、moraのダウンロード機能も備えている。高性能なだけでなく、イコライザーや仮想サラウンド、歌詞表示機能など、機能もかなり充実している。

コルグの高音質再生エンジンをiOS用に移植した
「iAudioGate」

PCオーディオ特集
「iAudioGate」

 同社のUSB DAC用のハイレゾ音源再生ソフトを発売しているコルグの「iAudioGate」(iOS版のみ、2400円)。

 PC版のAudioGateと同じ高音質再生エンジンを使用しており、音質的にはかなりの実力を持つ。DSD音源は最大11.2MHzまで対応しているほか、アップサンプリング機能なども備えている。

音楽再生アプリによる音の違いを楽しむのも一興
スマホでもハイレゾを満喫できる

 スマホアプリもハイレゾ対応となると、大半が有料ソフトになってしまうが、それだけに各社とも独自の技術で高音質を追求しており、音質はそれぞれに異なる。

 有料アプリをいくつも買い揃える必要はないが、気になるソフトがあれば複数を聴き比べてみるのも面白いと思う。より自分の求める音に近づいく感じは、まさしくスピーカーやプレーヤーを買い換えたときのものと同種のものだ。

 スマホの能力もちょっとしたPCと変わらないレベルになっており、こうした高音質な再生アプリを使えば、音の実力もかなり満足度が高いはず。

 音楽再生はスマホがメインという人ならもちろんだが、PCとスマホを使い分けている人でも、こうしたアプリに注目してみてほしい。

アスキー
もっと見る もっと見る

【あわせて読む】

    最終更新: 11月17日(木)10時00分

    【関連ニュース】

    【コメント】

    • ※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

    【あなたにおススメ】