SIMフリー機でもスペック重視! 最新ZenFone、honor、Motoを比較

アスキー 11月21日(月)12時00分配信

 SIMフリーのスマホが非常に充実してきた。価格重視のモデルも多いが、もはや主流ではない。最近目立ってきたのは、キャリアのスマホにも負けないハイスペックの機種。さらにSIMフリースマホならではの個性的な機能を持つ端末も多い。そんなハイスペックな機種から人気の3モデルを比較する。

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ZenFone 3 Deluxe
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honor 8
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Moto Z

8コアCPU、4GBメモリー、CA対応
デュアルSIMデュアルスタンバイに指紋センサーも当たり前

 今回集めたのはすべてSIMフリースマホとして販売されている製品で、ASUS「ZenFone 3 Deluxe(ZS550KL)」、ファーウェイ「honor 8」、モトローラ「Moto Z」の3機種だ。まずはそれぞれ簡単な紹介から。

●ASUS「ZenFone 3 Deluxe(ZS550KL)」
通常のZenFone 3よりも画面サイズが大きい5.5型液晶を搭載。メモリーも増え、バッテリー容量も大きい。同じシリーズにはさらに高性能な5.7型のZS570KLもあるが、5.5型の本機種のほうがお買い得度も高く、ニーズは大きいか。対応周波数が広く、さらにau MVNOのSIMにも対応している。

●ファーウェイ「honor 8」
フラグシップ機の「HUAWEI P9」ゆずりのダブルレンズ搭載でカメラに力を入れたスマホ。楽天<4755>モバイルとファーウェイのオンラインストアでの専売モデルとなっている。ハイスペックながら本体価格が抑えられているのも強味だ。

●モトローラ「Moto Z」
5.2mmという極薄デザインが特徴のモトローラのフラグシップ機。それでいて耐久性を確保し、スペックも劣らない。「Moto Mods」と呼ばれる独自オプションの装着でさらに機能を拡充できるのも非常にユニークだ。

 最近はどのスマホも似ていると言われがちだが、この3機種は比較すればするほど違いがあり、面白く個性的である。筆者もこの3機種をいじっていると楽しくなってくる。まずはスペックを見てみよう。

 ZenFone 3 DeluxeとMoto Zは5.5型ディスプレーで本体サイズもさすがに大きめ。honor 8が若干コンパクトに感じるが、それでも5.2型だ。Moto Zは薄さと軽さに注目。さらにMoto Zのみ画面解像度はWQHDで有機ELを採用している。

 CPUを見ると8コアはZenFone 3 Deluxeとhonor 8。Moto Zも4コアとはいえ、現在最速級のSnapdragon 820だ。メモリーは4GBで3機種とも揃っている。通信速度はキャリアグリゲーション(CA)に対応していることもあって高速だ。

 対応周波数が多いZenFone 3 Deluxeはドコモだけでなく、au VoLTEにも対応している。メインカメラの画素数でも1番だ。ただしどの機種も12メガ以上の高画素なうえ、honor 8はダブルレンズと、数字だけでは判断できない。

 ZenFone 3 DeluxeとMoto Zは、今話題の4G+3GのデュアルSIMデュアルスタンバイに対応。音声通話とデータ用でSIMを使い分けるなど、さまざまな活用法が考えられる。ただし、2台とも片方のSIMスロットはmicroSDスロットとの兼用だ。

 バッテリー容量では3000mAhのZenFone 3 Deluxeとhonor 8が有利に思えるが、Moto Zもバッテリー持ち自体はアピールしている。さらに3機種とも指紋センサーを搭載し、USB端子がType-Cである。

 コンパクトを求めるならhonor 8、高精細な画面ではMoto Zだろうが、ZenFone 3 Deluxeはau VoLTE対応の価値が高いようにも思える。ややリードだろうか。

トータルコストで圧勝したのは
honor 8+楽天<4755>モバイル

 3機種の料金もチェックしてみる。こちらは本体価格とMVNOの月額料金(LTE 3GB程度&通話)24ヵ月分の合計を比べた。honor 8は楽天<4755>モバイルでの購入が安価なのでその契約とし、他の2機種は自由に格安SIMと組み合わせられるため、3GBプランでは最安クラスのロケットモバイルを例に計算してみた。価格は税込。

 honor 8が圧倒的に安い。期間&ウェブ限定価格ではあるが、本体が3万円台となり、楽天<4755>モバイルの料金が若干高いとはいえトータルではオトクに。通信量も楽天<4755>モバイルは100MB多い。

 続くのがZenFone 3 Deluxeで、直販サイトの本体価格が6万264円。SIMフリースマホとしては若干高価な印象だが、キャリアのスマホと比べればそれほどでもない。キャリアで利用するとトータルで20万円を超えることもあるので十分安価だ。

 唯一トータルで10万円を超えたMoto Zだが、本体価格が9万円を超えているのだから仕方ない。3機種のなかでは最も個性派。それでもトータルコストではキャリアより大幅に安いのだ。

かなり派手な見た目の3機種
デザインも個性的だ!

 前述したように3機種並べるとhonor 8がひと回り小さい。

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honor 8だけ5.2型で、あとの2機種が5.5型なのでサイズ差はハッキリとある

 ZenFone 3 Deluxeはメタルボディー。Zenシリーズらしく、ギラッと光るデザインだ。ホームボタン周りはタッチキー。右側面に音量ボタンと電源ボタン、左側面にSIM&microSDスロット。上部にイヤホン端子、下部にUSB Type-C端子。背面に指紋センサー、カメラはやや盛り上がっている。

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Zenシリーズ特有の同心円模様が見える。背面はややシックなゴールド
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側面ももちろんメタル。本体下部のUSB端子はType-Cだ

 画像ではわかりにくいがhonor 8の背面は光の当て方で印象がずいぶん変わる。左側面に音量ボタン、電源ボタン、右側面にSIM&microSDスロット、背面に指紋センサーと、ここまではZenFoneと同じだが、カメラはフラットで、メインのキーはディスプレー表示タイプ。本体下部にはUSB Type-C端子とイヤホン端子が搭載されている。

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ガラス素材の下にフィルムを15層貼り合わせることで角度によって光の反射が異なって見えるようになっている。メインのキーはディスプレー表示型
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側面はメタルで右に電源と音量ボタンが。こちらもUSB端子はType-C

 Moto Zもメインのキーはディスプレーに表示。右側面に音量ボタン、電源ボタン、左側面はスッキリとなにも無く、上部にSIM&microSDスロット。下部にUSB-Type C端子。さらに背面のカメラはボディが極薄フラットのボディのなかで、際立って盛り上がったデザイン。さらにMoto Mods端子が備わっており、オプションのスピーカーやプロジェクターのほか、背面カバーも取り付け可能。

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メインのキーはディスプレー表示型で前面下にあるのは指紋センサー。背面の下部にMoto Modsを接続するための端子が用意されている
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写真ではややわかりにくいが、最薄部5.2mmは実際に手に取ると圧倒的に薄い。その代わりにカメラはやや出っ張っている。右写真はスピーカーのMoto Modsを接続したところ。磁石でしっかりとくっつく

1回目はコスパの良さでhonor 8の勝利!

 初回はhonor 8の勝利と判断。やはりトータルコストで圧倒的に有利なのは高評価。それほどスペック差が無いにも関わらず、3~6万円も安いのならhonor 8を選びたくなるはず。ただし安価に購入できるのは楽天<4755>モバイルのみという一種の縛りがある。

 逆に選択肢が広いのはZenFone 3 Deluxe。ドコモ系MVNO、au系MVNOどちらも使えるので、今後のSIMの変更にも柔軟に対応できそうだ。価格がネックになったのはMoto Zだが、機能/デザインともに最も個性的。周りと同じスマホは嫌という人はぜひ選択肢に入れてほしい。

 というわけで次回以降は直接操作してのテスト。さすがハイスペックスマホ! と感じる結果が出るのか、SIMフリースマホ選びの参考にしてもらえれば幸いだ。


アスキー
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    最終更新: 11月21日(月)12時00分

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