9nine吉井香奈恵が写す、代官山とインスタントカメラの世界

アスキー 12月07日(水)10時00分配信
カナデジ13

 パフォーマンスガールズユニット『9nine』で活躍する、かんちゃんこと吉井香奈恵さんのデジカメ連載。今回は一眼レフカメラやミラーレスカメラからすこし離れて、お洒落なインスタントカメラを使っての撮影に挑戦していただきました。

 第13回のロケ地は東京都・代官山です。瀟洒なブティックやカフェ・レストラン、『代官山アドレス』や『代官山 T-SITE』のような複合商業施設が多く見られるファッションタウンで、豪華なタワーマンションなどのブランドイメージもあり、高級住宅地としても広く認知されています。

秋の代官山を撮る

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 撮影日は10月の半ば。気温にはまだ暖かさが残っていて、彼女のスカートスタイルにも秋らしさが感じられます。「今日は代官山なので、カッチリお洒落してきました」と笑う彼女ですが、代官山には本当によく足を運んでいるらしく、実は撮影の前日にも用事があったのだとか。

 「代官山はヴィンテージショップとかに好きなお店が多くて。週に1回、っていうとちょっと言いすぎですけど、それに近いくらい来てますね。恵比寿から中目黒、代官山って道なりに歩いてきて、そのまま渋谷に抜けていく、みたいなルートで散歩することが多い気がします。あとはゆっくりランチしたいなって気分のときだったり、天気が良くてカフェのテラスでごはん食べれるなーってときも来たくなるかなあ」

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Photo by Yoshii Kanae

 準備を終えて街に出ると、さっそく手持ちのインスタントカメラで風景を撮っていく彼女。インスタントのフィルムはイベントで見慣れているとのことですが、撮られる機会こそあれ、自分で使うことはそう多くないはずです。いつもの一眼レフカメラに比べればシンプルな装備ですが、すっかりカメラの扱いも様になったかんちゃんに、頼りなさは感じられません。それもそのはずで、気付けばこの連載もスタートからまる2年。長期連載に入り、彼女のカメラ歴もそれ以上に長くなっているのです。

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Photo by Yoshii Kanae

 「確かに、カメラは本当に長く続けてられてるなあって思います。自分ひとりで撮っているとあんまり意識しないんですけど……たとえば友達と出掛けて、SNSにアップするための写真を撮ってもらったりするときに、『ここはこうして』みたいな構図とかテクニックの説明がすらすらできると、『意外と自分、ちゃんと考えて写真撮れるようになってるんだな』って気付けたりするんです。もちろんまだまだですけど、ちゃんと成長できてるって感じられるのは嬉しいですよね。

 それと最近、私のおじいちゃんが昔カメラ好きだったらしいことが分かって。すごい今さらなんですけど(笑)。『今はもう使わないから』って、このあいだフィルムカメラを譲ってもらいました。フィルムは前回の『カナデジ』でも使わせていただいて、良さに目覚めたので、これからもっと使っていきたいです」

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本格的なインスタントカメラの魅力

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Photo by Yoshii Kanae

 フィルムを使用しながら、撮ったその場で写真を現像できる手軽さが魅力のインスタントカメラ。デジカメやスマホの登場で写真をプリントする機会も少なくなった昨今、実はこうしたカメラが『パーティーやイベントを友人と楽しむためのアイテム』として、再び若い世代の人気を集めています。実際、“チェキ”の愛称で知られるinstaxフィルムを使用するカメラは、ここ数年で続々と新製品が登場しました。

 インスタントカメラは、『手軽なカメラ』という印象から、ともすれば簡単な撮影しかできないように思われがちです。しかし、いくつかの露光機能やレンズの装着により、クリエイティブなアプローチで写真を撮れる製品も販売されています。今回用意したロモグラフィーの『Lomo'Instant Automat』も、そうしたクリエイティブなカメラの一つです。

 かんちゃんには今回、『Lomo'Instant Automat』の二重露光機能や、魚眼・広角・クローズアップといったレンズを活用し、自由な撮影を楽しんでいただきました。

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Photo by Yoshii Kanae
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Photo by Yoshii Kanae

 同じフィルムに複数の景色を写す多重露光機能はともかく、インスタントカメラなのにレンズを交換できるのか、と驚く方もいらっしゃるかもしれません。『Lomo'Instant Automat』は、焦点距離60mmの標準レンズの先にアタッチメントレンズを装着することで、簡易的なレンズ交換に対応しています。交換のタイミングは彼女にお任せましたが、フィッシュアイ(魚眼)・ワイドアングル(広角)のレンズがお気に入りのようです。

 「カメラも写真もかわいいんですけど、できることが本格的っていうギャップが面白いです。基本、広角で撮るのが好きなんですけど、ちょっとした小物を撮るときとかは魚眼レンズを使ってみたくなりました。ファインダーを覗いてもどんな仕上がりになるか全然想像がつかないし、逆にバシバシ撮ってみたくなるのは良いな、と思います」

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Photo by Yoshii Kanae

 はじめてフィッシュアイで撮った写真を見たかんちゃん、「すごい! 想像とぜんぜん違う!」と歓声を上げていました。フィルムカメラを使ったときも、予想と違う仕上がりの写真に強い興味を示していた彼女。より想像力を働かせる必要があり、いい意味でイメージを裏切られやすいインスタントカメラとも相性がいいのかもしれませんね。

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「結局、何をしてても1月1日のライブに繋げて考えちゃう」

 7月末から、新体制の9nineとして精力的に活動しているかんちゃん。ライブイベントや番組出演など、多忙な日々が続いているようですが、ここ最近の私生活について、本人に訊いてみました。

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 「カメラ女子っぽいことをしてみようと思って(笑)、10月ごろに友達と江の島に行ってきました。写真を撮りつつ、お参りしたり、食べ歩きしたり……。その時の写真、けっこうインスタグラムにアップしてるので、ぜひ見て欲しいです。

 あとは元日のワンマンライブに向けて、身体づくりと体力づくりですね。前からのジム通いもそうなんですけど、お家の近所でランニングしたりとか、やれることは着実にやろうっていう心がけで生活してます。4人で活動するようになってからは、1人ひとりの動きがもっと重要だし、もっとステージ上で大きく見えるように動いたりする必要があるのかなとか、いろいろ考えちゃって。もちろんパフォーマンス力も上げたいし、4人でも一致団結してしっかり見せていきたいんですけど。

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Photo by Yoshii Kanae

 結局、何をしてても1月1日のワンマンに繋げて考えちゃうというか……。私けっこう、友達と会っても仕事の話ばっかりしちゃうんですよ(笑)。プライベートと仕事をきっちり分けたいって人、そこそこ多いと思うんですけど、むしろ人の仕事の話を聞いてみたかったり、自分でもガーッて喋っちゃう。そんな感じなので、たまに友達とかに『私あんまりプライベートだと仕事の話しないんだよね』って言われて、『あっ……』てなるという(笑)」

 以前、「写真を撮るとき・撮られるときで意識の違いはありますか」という質問をしたときは、「どちらもナチュラルに写るようにしたい」と答えていたかんちゃん。そうした写真の話に限らず、彼女は“つねに自然体でいる”ことを大事にしているように思えます。仕事とプライベートにあまり落差がないというのも、小さな頃から歌とダンスに親しんできた経験や、彼女のそうした考え方が影響しているのかもしれません。

「前以上に進化し続ける4人に夢中になってほしい」

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 すでに話が出ているとおり、2017年1月1日にワンマンライブを控える9nine。新体制では2度目のワンマンとなる元日ライブについての意気込みはもちろん、最近の9nineの活動についてもお話を伺いました。

 「いろんなライブに参加するようになったので、週末はイベントが多いです。今はメンバーそれぞれの個性を知ってもらって、1月のワンマンライブに興味を持ってもらえるように、出れる限りいろんなところに足を運ばなきゃって時期ですね。それこそ、気持ち的にはゲリラライブでもやりたいぐらいです(笑)。それくらい、9nineチームはチャンスを掴みに行きたいって気持ちで頑張ってます。

 メンバーとは仕事が別々のときもスマホでずーっと連絡を取りあってて、私的には常に4人で一緒にいるぐらいの感覚ですね。『今日何してる』とか、『どこ行ってきた』みたいな他愛もない話から、『ライブでこんなことしたいから今度ミーティングしよう』って提案まで、話題は色々です。みんな喋りたがりなのは変わらないんですけど、4人での活動を始める少し前ぐらいから、前以上に連絡を取りあうようになった気がします。

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Photo by Yoshii Kanae

 お正月のワンマンライブは、一年のはじめの大事な日に時間をいただくっていうことで、すごく大事にしたいです。『お正月だから』っていう特別なことはもちろんやりつつ、お客さんに一番楽しいって思ってもらえるライブにするのが、当たり前だけど大切なことかなと思っています。今回のワンマン、サブタイトルがめちゃめちゃ長くて、99文字あるんです(笑)。どういうキャッチフレーズを付けたらみんなが興味持ってくれるのかなってところからスタートして、こうなっちゃったんですけど。メインのタイトルが『咲』って短いぶん、逆にサブタイトルは欲張って、やりたいこととかワクワクさせるニュアンスを詰め込みました。私たちも言いたいんですよ、『あれもやるよ、これもやるよ~』って(笑)。

 ありがたいことに、4人になってからは思ったより不安もないんです。周りの方々とファンの方々が支えてくれている感じがすごくするからだと思います。“前以上に進化し続ける4人に夢中になってほしい”と思って準備してるので、楽しみにしててほしいです」

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はじめての多重露光にチャレンジした『今日の1枚』

 毎回、撮影後にかんちゃんが気に入ったカットを選ぶ『今日の1枚』。今回は、多重露光を使って花と景色を写したこのカットです。

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Photo by Yoshii Kanae

 「多重露光を試してみたカットです。お花の色味も好きだし、絵を重ねたことで、ちょっと不思議でアーティスティックな感じが出た気がします。自分で言うなって感じですけど(笑)。あんまり代官山っぽくないんですけど、何も知らない人から見たらどう見えるんだろうって、ちょっと気になりますね。あと、こういうピントの曖昧な感じもけっこう好きだったりします」

アスキー
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    最終更新: 12月07日(水)10時00分

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