Intel Extreme Mastersの舞台裏をチェックしてきた!

アスキー 2016年12月19日(月)19時05分配信
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 世界最大規模のeスポーツ世界大会、「Intel Extreme Masters」。韓国ギョンギ道のギョンギジムにおいて、12月16日から18日の日程でシーズン11の3大会目となる「Intel Extreme Masters(IEM)ギョンギ大会」が開催されたが、今回その舞台裏をチェックしてきたので、紹介したいと思う。

ステージ上に対戦用のブースを用意

 IEMは、世界最大規模のeスポーツ世界大会ということもあって、参加するプレーヤーへの配慮も非常にレベルが高い。

 まず、対戦は会場内のステージに用意された専用ブースで行われる。ブースは、最大6人対6人のチーム戦が行えるように、6台の競技用PCを設置した大型ブースが2つと、1人対1人の個人戦を行うための、1人用ブースを2つ用意。競技に応じてそれらブースを使い分けて対戦が行われる。ステージ上ではあるが、ブース内に入ることで会場の喧噪が抑えられ、プレイに集中できるように配慮されているわけだ。

 競技に使われるPCは、もちろん全てレギュレーションを満たしたパーツを採用し、シーズンを通して同一スペックとなっており、競技時にスペック差による問題が発生しないよう配慮されている。なお、IEMギョンギ大会を含むIEM シーズン11の試合で使われるPCのスペックは以下にまとめたとおりだ。

 また、会場内には参加プレーヤー向けのウォーミングアップスペースも用意。競技用ブースに設置されているものと全く同じ環境のPCが多数設置されており、対戦までのウォーミングアップや戦術の再確認などに利用できるようになっている。これによって、身体を温めるとともに、最高のコンディションへとモチベーションを高めた状態で競技に臨めるようになっている。こういった部分を見るだけでも、eスポーツ参加プレーヤーはアスリートそのものと言える。

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ステージ上に用意されている、チーム戦で利用するブース。左右それぞれに対戦チームが入り、プレイが行われる
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それぞれのブースには、最大6人のプレーヤーが入れるようになっている
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こちらは、1対1の個人戦を行うためのブース。使わないときはワイヤーでステージ上に吊り上げられるようになっている
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左右に1つずつ2つのブースが備わり、それぞれに1人ずつのプレーヤーが入って対戦を行う
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大会で使われるPC。シーズン11全大会で同じスペックのものを利用する
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参加プレーヤー向けのウォーミングアップスペース。ここで最終的なコンディションや戦略を確認し、身体を温めて試合に臨む
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参加プレーヤーのウォーミングアップスペースでの姿はアスリートそのものだ

会場横にゲームサーバーを設置し、最高の対戦環境を構築

 一般プレーヤーが対戦ゲームをプレイする場合には、基本的にインターネット経由でサーバーに接続してプレイする思うが、インターネット経由ではラグの発生という大きな問題が発生するのはもちろん、インターネットの通信状況は常に変化するため、常に同一の条件を整えることは不可能だ。IEMは世界規模のeスポーツ世界大会であり、当然全てのプレーヤーが同一の条件で対戦できる必要があるため、インターネット経由でのサーバー接続という方法は使えない。そこでIEMの大会では、大会用のゲームサーバーを会場に用意し、安定した環境で対戦が行えるように配慮している。

 IEMギョンギ大会では、会場となるアリーナの横に専用のテントを設営し、その中にゲームサーバーを設置。そこから高速LANを利用してステージ上の競技ブースに設置されているPCと直結することで、ラグの発生しない最高の環境で対戦が行えるようになっているという。今回は、特別に内部を案内してもらえたが、通常は不正が行われたり、疑われることのないように、テント内には大会運営関係者以外立ち入り禁止となっている。

 この他、IEMの大会の様子は、ストリーミングで全試合がライブで放送される。IEMギョンギ大会では、オフィシャル放送に加えて、Twitchや韓国のオンライン放送局によるライブ放送が行われている。そして、それらライブ放送は数千万~数億人が視聴するという。当然、ライブストリーミングシステムもそれだけの多大な視聴者に対応できるよう、強力なシステムを用意しているという。会場横にライブストリーミング用の大型トレーラー「Digital OB Van」を配置するとともに、ゲームサーバーを設置しているテント内にもライブストリーミング用のシステムを配置。また、Twitch専用のストリーミングシステムを備える大型バンもテントに横付けされ、それぞれが安定してライブストリーミングを行えるように配慮されている。

 このような裏方の努力によって、快適な大会運営が行われているというわけだ。

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会場アリーナの外にテントが設営され、その中にゲームサーバーを設置して大会を運営している
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テント内には、各ゲームのサーバーが設置され、会場内のPCと高速LANで直結。これによってラグのない快適なプレイ環境が整えられている
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こちらは、ライブストリーミング用の大型トレーラー「Digital OB Van」。こちらから全世界にオフィシャルのライブストリーミング映像が配信される
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特設テントには、Twitch用のストリーミングシステムを備えるバンも横付けされていた
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会場内の実況ブース。全世界に向けて英語で実況放送されている
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こちらは地元韓国の実況ブース。さすがeスポーツ大国の韓国、eスポーツ専用の放送局が全試合を生中継している

eスポーツ専用のエナジードリンクも!

 会場には、一風変わったものも用意されていた。それは、eスポーツオフィシャルエナジードリンクと銘打つエナジードリンク「G FUEL」だ。一般来場者がアクセスできる通路に、全8フレーバーのG FUEL試飲コーナーが用意され、誰でも自由に試飲できるようになっていた。また、参加プレーヤーのウォーミングアップスペースなどにもG FUELのサーバーが用意され、自由に飲めるようになっていた。

 G FUELは、eスポーツに参戦するプロゲーマーが長時間高いパフォーマンスを発揮できるように、集中力と視力を維持することに焦点を当てて開発されたエナジードリンクだという。そういったことから、実際にG FUELを愛飲するプロゲーマーも多くいるそうだ。

 実際に全8フレーバーを試飲してみたが、アメリカのエナジードリンクらしく、独特な味わいのものが多かった。感想としては「不思議な味がする」エナジードリンクという印象。ちなみに個人的には、日本で言うところの乳性飲料に近い味わいの「MYSTERY FLAVOR」がお気に入りだった。

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eスポーツオフィシャルエナジードリンク「G FURL」の試飲コーナー。一般来場者も自由に試飲できた
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eスポーツプレーヤーが長時間高いパフォーマンスを発揮できるように開発されているという
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全8フレーバーを用意。アメリカのエナジードリンクらしく、不思議な味わいのものが多かった
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日本人には、乳性飲料に似た味わいの「MYSTERY FLAVOR」がオススメ!
アスキー
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    最終更新: 2016年12月19日(月)19時05分

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