子供にプログラミングを教えたらパソコンに夢中になった話

アスキー 2016年12月22日(木)11時00分配信
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子供が使っても大丈夫なパソコンにする

 小学校でプログラミング必修になるのではとのことで、6歳児に今から少しずつパソコンを触らせてみる計画を立てた筆者。子供にも使わせるパソコン選びをした結果、富士通<6702>のFMV『LIFEBOOK AH77/Y』をチョイス。プログラミング教材は、アイコンを並べてプログラミングする『Scratch』にした……という話を前回までしました。今回は、実際に子供に興味を持ってもらうべく奮闘したお話をしようと思います。

 まず、購入したパソコンを用途に合わせた環境設定を行なうところから始めました。FMV『LIFEBOOK AH77/Y』は、インテル Core i7-6700HQ(2.60GHz、最大3.50GHz)プロセッサーを搭載し、フルHDの15.6型液晶ディスプレーを装備。2×2のIEEE 802.11ac対応WiFiも内蔵しているので、インターネットに高速で接続できる。『Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス』も使えるので、子供に与えるだけのパソコンとしてはもったいない。ふだんは仕事用PCとして筆者が利用し、子供が起きている時間帯は子供に使わせるような形にしました。

アカウント管理は家族で使うのに重要

 そのため、まず自分用と子供用、2つのアカウントを登録しました。自分用はもちろんメインの管理者として、子供用は家族メンバーとして追加します。Windows 10では、「設定」の「アカウント」で「家族とその他のユーザー」を選択すると家族のメンバーを追加できます。

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スタートメニューから「設定」の「アカウント」を選択し、「家族とその他ユーザー」をクリック。
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「家族のメンバーを追加」をクリックすると別ウィンドウが開き、アカウントの設定が行なえます。子供用と大人用と分けて登録できます。

 「家族のメンバーを追加」をクリックすると、子供用か大人用かが選択できます。子供用を選ぶと、インターネットを安全に利用する設定になりますが、ユーザーを追加するにはマイクロソフトアカウントのメールアドレスが必要です。当然、6歳児はメールアドレスを持っていません。メールアドレス入力欄の下にある「追加するユーザーがメールアドレスを持っていません」をクリックすれば、@outlook.jpのメールアドレスを取得でき、しかもマイクロソフトアカウントとして登録されるので、持っていない場合はこちらがカンタンです。

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登録にはマイクロソフトアカウントが必要で、新規にメールアドレスも作れます。

 登録が完了してもまだ設定は終わっていません。子供用のメールアドレス宛にいくつかメールが届くので、そちらを承認してはじめてアカウント登録完了です。こうして登録した子供用のアカウントは、インターネットを見るときにサイトによってアクセス制限をかけたり、Windowsストアでの購入には大人の許可が必要だとか、パソコンを使用する時間帯を設定するといったことができます。まだしばらく親といっしょにパソコンを操作することになるので、今回は、特に設定せず利用しています。

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ちなみに、届いたメールに反応しないとマイクロソフトアカウントとして利用できなくなってしまいますのでご注意を。

とにかく興味をもたせることが先決

 とりあえず、利用するパソコンの環境が整ったところで、さっそく子供に『Scratch』を触らせてみます。FMV『LIFEBOOK AH77/Y』は子供用アカウントで入ります。このとき子供用アカウントはパスワード設定する必要はないのですが、自分用のアカウントはしっかりパスワード設定しておきましょう。まずは『Scratch』のユーザーアカウントを登録しておきましょう。今後プログラミングした作品を保存したり読み込んだりする際に必要です。

 『Scrach』はユーザーが作って共有したものを含め、大量にサンプルがあります。単にキャラクターが動くカンタンなものから、複雑なゲームまでさまざまなものがありますが、子供は動かすとリアクションがあるものに興味を抱いた様子。子供の興味に合わせて色々なサンプルを見せてあげるといいと思います。

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いかに興味をもたせるか。最初は物珍しさもあって、夢中になっていました。

 うちの子供には、とりあえずゲームのような複雑なものは見せず、カーソルキーを押すとキャラクターが動くような単純なものを中心に見せました。キーボードを操作することで動いたり、色が変わったりするだけで思った以上にのめり込んでくれました。FMV『LIFEBOOK AH77/Y』はオンキヨー<6628>のスピーカーを搭載しているお陰で、ドラムやシンバルといった単純な音が鳴るだけでも、すごく音に広がりがあり、聞いていて気持ちいいです。耳から入った音からいろいろ吸収する子供にとって、やはりいい音で聞かせることは重要だなと思いました。

 というのも最近、幼稚園でほかのクラスの演奏を聞いて印象に残ったのか、家に帰ってきてピアノ(筆者が小学校のとき購入したもの)で楽譜もないのに弾こうと頑張っていたことがありました。いわゆる“耳コピ”というやつです。そんなこともあり、いいスピーカーを搭載したパソコンを買ったのは正解でした。

プログラミングの“プ”は真似させるところから

 子供にサンプルを見せている最中、親である筆者は横に座ることになります。そうすると、画面を斜めから見ることになりますが、FMV『LIFEBOOK AH77/Y』は広視野角なので、色味が変わったり暗くなったりといったこともなく、快適に教えられました。これが意外と重要なポイントで、子供につきっきりではなく、呼ばれたときにのぞきこんだりする際、いろんな角度からしっかり見えると、回りこんだりしなくて済むのでとてもラクでした。

 また、室内だとバックライトをそんなに明るくせずともしっかり見えたので、そのぶんバッテリーも多少節約できます。わずらわしいACアダプタを外してなるべく作業の邪魔になるものを省いてあげたいですからね。

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親は横から見る感じになるので、広視野角の液晶であることは重要。

コマンドのアイコンは漢字学習にもなる

 サンプルを見せる段階から一歩進んで、今度はプログラミング画面にしてみました。スクリプトタグにコマンドのアイコンがずらりと並びます。日本語化はされていますが、初期設定では漢字を使っているので、まずそのままでは筆者の子供は読めません(設定でひらがな表示への変更も可能)。まぁ、「X座標」とか「マウスのポインター」とか普段の生活ではまったく耳にしない言葉もあるので、たとえひらがなであったとしても“意味”は教える必要があるので、問題ないと言えば問題ありません。漢字はそんなに苦労せず読めるようになります。6歳児でも駅名の漢字を見て読めていますので。大好きになると覚えが早くなるようです。

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スクリプト部分は日本語になっているものの、漢字表記でつまずくかもしれませんので、そこも教えてあげると一石二鳥です。
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ちなみにインターフェース上部の地球マークをクリックして「にほんご」を選ぶとひらがなモードに切り替えられます。どうしても漢字でつまづくという場合はここでひらがなにするのもアリです。

 コマンドのアイコンを左側にドラッグ&ドロップして並べていくことでプログラムしていくのですが、子供にまずドラッグ&ドロップを教える必要があります。タップはカンタンですが、ドラッグ&ドロップはちょっとむずかしいようです。その点、FMV『LIFEBOOK AH77/Y』はタッチパネル液晶なので、マウスやタッチパッドによる操作よりは直感的ではありますが、『ポケモンGO』でボールを投げる動作も見よう見まねではなかなかうまくいかなかったので、思った通りに動かせるまでは、多少時間がかかりました。

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タッチ操作ができるのも、パソコンの操作を簡単にするひとつの方法。直感的にプログラミングが行なえます。

 プログラミングは、まず真似をさせることからはじめました。前回紹介したように、左側にヒントが表示され、その手順のように進めていくと、目的を達成するというものです。親のほうもまずこの方法から始めることをオススメします。日本語化が完璧ではなく、説明の画像も英語アイコンですが、意味はわからなくても、とりあえず「並べていく」という動作を覚えさせるために、筆者が指示しながら組ませてみました。

 さすがに、1日でなんでも理解してできることはありません。小さい頃からタブレットやパソコンを触らせている家庭だと、パソコンを操作するという点においては飲み込みが早くて、すぐにプログラミングについて教えられるかもしれません。うちの場合は、“長い目で見て徐々に覚えていってくれたら”という気持ちで見守っています。

キーボードの練習もかねて

 パソコン操作の習得として打鍵感の良いキーボードをと、FMV『LIFEBOOK AH77/Y』を選びましたが、筆者が仕事としてこうして文章を入力する際にもなかなかいいですね。小指や薬指は弱い力でも打鍵でき、キーピッチ、キーストロークもしっかり確保されているので、打っていてとてもラクです。これなら子供のキーボードの練習にも最適だと思いました。また、子供が最初に触るキーボードになるわけですから、質感の良いものを覚えてもらい、ここを基準にモノの良し悪しを判断してくれるようになったらいいなあという思いもあります。

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子供に適当にキーボードを触らせてみる。手もまだ小さいので、重さの違うキー配列は有用だと思います。

 余談ですが、子供にキーボードをマスターさせるには、タイピングのゲームがイチバンでしょう。昔、知人が小学校低学年の息子に『タイピング・オブ・ザ・デッド』をやらせていたら、高学年になる頃にはもはや大人でも勝てないほど高速で打てるようになっていました。「楽しい」と思ったらとことん極めようとするのが子供です。そんな子供の潜在能力を引き出す“きっかけ”を与えてあげるのが親の仕事です。プログラミング能力を開花させられるのも、親次第なのかもしれません。

今からでも間に合う!子供にプログラミングを教えるための準備

(提供:富士通<6702>

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    最終更新: 2016年12月22日(木)11時00分

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