発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技

アスキー 12月22日(木)12時00分配信

 12月19日にアップルのワイヤレスイヤホン「AirPods」が届いた。早速付けっぱなしで作業しているが、とても快適。やっぱりワイヤレスはラクだ。UI・UXもアップルらしく洗練されており、いい感じ。今回は発売されたばかりの「AirPods」を活用する技を紹介しよう。

発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
新しくお目見えした「AirPods」。ケーブルがないのは想像以上に快適で、落ちるのでは? 音が悪いのでは? といった心配も杞憂だった

ケーブルから解放されるのは想像以上に快適

 2016年9月、アップルはワイヤレスイヤホン「AirPods」を発表した。ワイヤレスタイプのイヤホンで、これまでの「EarPods」からケーブルをなくしたような感じ。イヤーピースは同じサイズ・形状だ。Bluetooth接続のワイヤレスイヤホンで、W1チップを搭載する。

 パッケージには、充電ケースに収められた「AirPods」とLightningケーブルが入っている。充電ケースはキャリングケースとしても利用でき、もちろんAppleらしくシンプルでおしゃれ。フタはマグネットで背面にはBluetoothボタン、底面にはLightningコネクターを備える。充電ケースは軽いのだが、バッテリーを内蔵しており「AirPods」を充電できるのだ。

 まずはペアリング。iPhoneのBluetoothをオンにした状態で、充電ケースのふたを開けると自動的に「AirPods」が検出されるので、「ロック解除して接続」もしくは「接続」をタップする。これで完了。さすがのスムーズさだ。

 充電ケースから「AirPods」を取り出す。マグネットで付いているので、ケースを逆さにしても出てこない。摘まんで取り出そう。耳に装着したら、ペアリングが完了したことを示す電子音が鳴り、その後使えるようになる。音楽を再生したら、あっけなくイヤホンから音が流れた。

 ちなみに、このペアリング操作はiCloudで同期される。つまりほかのAppleデバイスではすでにペアリング済みの状態になっているので、シームレスに利用できる。これもApple製品らしいスマートさと言える。ただし、デバイスによってはペアリング操作を求められることもあった。

 価格は1万6800円(税別)で、「EarPods」の3200円(税別)と比べると高く感じるが、左右のイヤーピースが分かれている独立タイプのワイヤレスイヤホンとしては安い部類だ。

発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
発売されたばかりの「AirPods」。価格は1万6800円(税別)
発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
Lightningケーブルも同梱されている
発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
充電ケースの中にイヤーピースが収納されている
発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
マグネットでくっついており、逆さにしても落ちることはない
発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
Bluetoothをオンにして、充電ケースを開ければ「AirPods」を検出する
発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
「接続」をタップすればペアリング完了
発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
AndroidスマホのBluetoothをオンにしたら、「AirPods」背面のボタンを押す
発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
Bluetoothイヤホンとして利用できる。画面は、Xperia X Performance
発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
「AirPods」はiCloudで同期されており、設定が共有される。逆に削除する際もすべての端末から削除されてしまうので注意が必要だ
発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
筆者の環境では、iCloudで同期している端末でもこのような画面が出て、ペアリング操作を求められることもあった

友達とひとつずつ付けて同じ音楽を聴くことができる

 イヤーピースの形状は従来とほぼ同じなので、普通に着けてみる。実は「EarPods」は筆者の耳にそれほどフィットせず、ちょっと緩い感じなのだが、「AirPods」を着けてみて驚いた。緩い感じはあるのだが、動かないし外れないのだ。動いても歩いても、顔を振ってもOK<3808>。これはケーブルがないためだ。この爽快感はすごい。邪魔なケーブルがないだけでなく、イヤーピースを引っ張る抵抗がないのがとてもいい感じだ。筆者は長時間ヘッドホンやイヤホンを装着するのが苦手なのだが、「AirPods」なら5時間付けっぱなしでも負担に感じなかった。やはり軽いためだと思われる。

 イヤーピースにはセンサーが内蔵されており、耳に付けると「AirPods」から再生されるようになり、外すと自動的に再生が止まるようになっている。声をかけられたときに「AirPods」を外すだけで再生が止まるのは確かに便利。ただ、大きくあくびをしたり、装着具合を調整しようとしたときに、耳から外れたと判別されて再生が止まってしまうこともあった。

 イヤーピースは別に同一人物が着けなければいけないわけではなく、誰かと共有してもいい。気になる人に音楽を聴かせる際に、身体を寄せる必要がないのは興ざめだが、まぁ便利機能ではある。また、片方だけで視聴し、片方を充電ケースに入れて充電することもできる。

発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
ケーブルがないのは快適
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片方だけ充電し、片方を使い続けることも可能
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メニューから「AirPods」を選べるのは便利

ダブルタップで音楽の再生・停止やSiriの起動が可能

 「AirPods」のイヤーピースをダブルタップすると、指定した機能を実行することができる。現在選択できるのは、音楽の再生と一時停止、もしくはSiriの2種類。「AirPods」にはマイクが搭載されているので、普通にSiriを利用できる。しかし、近くにiPhoneがあるのにSiriを使うシーンがあまり思い浮かばない。筆者的には、自動耳検出機能をオフにした場合に、ダブルタップで一時停止と再生をできるようにしておく、と言う使い方が気に入っている。将来は曲送りやボリュームの調整を割り当てられるようになって欲しいところだ。

 もちろん電話がかかってきた場合は、ダブルタップすることで受信できる。通話品質はいい感じで、ハンズフリー通話は問題なし。ダブルタップ時の動作や自動耳検出のオンオフ、マイクとして利用する「AirPods」などは、Bluetoothの設定から変更できる。しかし、ケーブルのない「AirPods」装着時に何も持たずにハンズフリー通話していると、本当に独り言にしか見えない。ほかの人がいる場所であれば、iPhoneを手に持つくらいの気遣いがあってもいいかも。

発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
イヤーピースをダブルタップするとSiriを起動したり、再生/一時停止操作が可能
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ハンズフリー通話もできる。マイクの性能はなかなかのもので、通話品質は上々だ
発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
ダブルタップ時の動作は、Bluetoothの設定画面から変更できる

連続駆動は5時間、充電ケースを使えば24時間以上OK<3808>

 バッテリー駆動時間は5時間。充電は専用の充電ケースに収納すればいいだけ。充電ケースもLightningケーブルで充電できる。新しいケーブルが付属しているのは地味にうれしいところ。もちろんモバイルバッテリーからでも充電できるので、旅行時でも使えなくなるという心配はなさそう。5時間使ってバッテリーが切れても、15分の充電で3時間再生できるのもありがたい。

 Appleデバイスだけあり、iPhoneのバッテリーステータスで「AirPods」の充電状況もわかる。「AirPods」の片方を充電している場合は、左右それぞれのバッテリー残量と充電ケースの残量をまとめて表示してくれる。ちなみに、実際に5時間ぶっ通しで音楽を再生したところ、バッテリー残量は12%となり、約5時間半で再生できなくなった。なお、バッテリーが切れるときは通知などはなく、残量3%の表示からいきなり途切れた。

発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
充電中はLEDがオレンジになる
発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
再生中は「AirPods」だけのバッテリー残量が表示される
発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
片方を充電すると左右それぞれのバッテリー残量を確認できる
発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
満充電から空になるまで約5時間半かかった

新次元のイヤホン体験が得られる「AirPods」

 2日間、可能な限り「AirPods」を装着して動いていたが、一度も耳から勝手に落ちることはなかった。とは言え、やっぱりケーブルレスなので、満員電車で落ちてしまい、人に踏まれることを考えるとちょっと心配ではある。ただ、筆者的には、落下防止アイテムを使うのも抵抗がある。落下防止のストラップはケーブルレスという最大のメリットを消してしまうし、耳にフィットさせるアダプタやパッドは充電ケースに出し入れする度に脱着しなければならないからだ。

 ちなみに、「AirPods」のイヤーピースや充電ケースをなくしたり壊したらどうなるのだろうか。日本向けには、バッテリー交換が4800円というプランしか提示されていないが、Appleの英語ページには、バッテリー交換49ドルに加え、片方につき69ドルや充電ケース69ドルと言った項目もある。将来は、国内でも6800円くらいでイヤーピースや充電ケースを購入できるようになるかもしれない。

 とにかく、快適に利用できる「AirPods」。外出先だけでなく、事務所で作業しているときも付けっぱなしにしてしまいそう。Appleらしい新ガジェットなので、興味がある人は要チェックだ。

発売されたばかりの「AirPods」で音楽を楽しむ技
海外のAppleのウェブサイトに掲載されている「AirPods」の保証について。イヤーピースそれぞれと充電ケースは保証なしの場合は69ドルとなっている

アスキー
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    最終更新: 12月22日(木)12時00分

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