HDDやSDDのデータを復活できないように完全に消去する方法

アスキー 2017年01月02日(月)09時00分配信
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人に見られたくないファイルを削除したり、PCを初期状態に戻す

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HDDやSDDのデータを復活できないように完全に消去する方法

 Windows 10でファイルを削除すると、まずはごみ箱に入る。この状態なら、ごみ箱を開いて簡単に元に戻すことができる。そこでごみ箱を右クリックし、「ごみ箱を空にする」をクリックすると、「完全に削除しますか?」と聞かれ、「はい」を選ぶと消去される。しかし、この処理を行っても、実はHDDやSDDには元のデータは記録されている。ここでの削除はあくまでも、目次から削除しただけだからだ。「ファイル 復元」などのキーワードで検索すれば、復元ソフトが多数見つかる。意外と簡単に削除したファイルを復元することができるのだ。

 それまで使っていたPCやHDD・SDDを譲渡したり廃棄する際、個人情報が漏れないようにプライベートなファイルを削除したり、Windowsを再インストールすることだろう。しかし、そのままでは、削除したつもりのファイルをサルベージされてしまう可能性がある。譲渡先から、保存していた写真ややりとりしたメールのデータなどが漏洩してしまうかもしれないのだ。

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コマンドプロンプトを開き、「cipher」コマンドを入力する。Dドライブの痕跡を消去するなら「cipher /w:d:」と入力すればいい
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空き領域すべてにダミーのデータを上書きするので処理には時間がかかる。画面はコマンド入力後1時間後

 情報の漏洩が心配なら、完全にデータを消去しておこう。データ消去専用ソフトも販売されているが、実はWindows 10のコマンドでも消去できる。まずは、不要なファイルを削除するか、Windows 10を初期化する。その後コマンドプロンプトを開き、「cipher /w:○:」と入力するだけ。「○:」には削除済みファイルを完全に消去したいドライブ名を入力する。これで、指定したドライブの空き領域にダミーデータが上書きされ、削除したものの痕跡が残っていたデータが完全に消すことができる。



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アスキー
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    最終更新: 2017年01月02日(月)09時00分

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