ファーウェイかASUSか 人気SIMフリースマホ全紹介 【フラグシップ編】

アスキー 01月08日(日)12時00分配信

ダブルレンズのファーウェイに最強スペックのZenFone
モトローラやFREETELも! 性能重視のユーザー向け

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2017年頭の時点で最注目のフラグシップ級のSIMフリースマホ「HUAWEI Mate 9」

 昨年末にさらに次々と新製品が登場したSIMフリースマホ。そのたくさんの機種の中から、ASCII編集部が魅力的と判断した製品をピックアップして、その全機種の特徴やスペックを紹介する本特集。

 第1回目は、高速CPUやダブルレンズに代表される多機能カメラ、DSDS対応など、スマホを使うなら高性能モデルじゃないと! というユーザー向けの【フラグシップ編】だ。(今後【ミドルハイ編】【ミドルクラス編】【エントリークラス編】【タブレット編】と掲載予定)。価格帯的には6万円前後が中心だが、スペックに妥協したくないなら、やっぱりこのクラスだ。

 また、フラグシップからミドルハイクラスで対応が広がっているのが、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)機能。4G+3Gでの対応により、仕事用SIMとプライベート用SIMで同時に待ち受けたり、音声定額SIMと格安のデータSIMを組み合わせるなど、さまざまな使い方が可能。スペック表ではDSDS対応の有無もチェックしてほしい。

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ZenFone 3の上位モデルはau VoLTEにも対応し、ドコモ網とau網が同時に使える製品もあり!

人気SIMフリースマホ
【キャリアスマホ以上の魅力的な機能と性能 フラグシップ編】

●ファーウェイ「HUAWEI Mate 9
●ASUS「ZenFone 3 Deluxe(5.7型)
●ASUS「ZenFone 3 Deluxe(5.5型)
●ASUS「ZenFone 3 Ultra
●ファーウェイ「HUAWEI P9
●モトローラ「Moto Z
●FREETEL「SAMURAI 極2
●ZTE「AXON 7
●レノボ「PHAB2 Pro
iPhone 7/iPhone 7 Plus/iPhone SE

最新CPUにさらに進化したLeicaのダブルレンズカメラを搭載
性能を考えるとコスパも高い「HUAWEI Mate 9」

 海外でも昨年11月に発表されたばかりのファーウェイの新フラグシップ「HUAWEI Mate 9」。「HUAWEI P9」に続いて搭載されたLeicaとのコラボによるカメラに加えて、税抜6万円強という価格も加わって、大きな話題となっている。

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5.9型の大型ディスプレーを搭載するファーウェイの新フラグシップ機「HUAWEI Mate 9」

 主なスペックは、CPUにARMの最新コア「Cortex-A73」をベースにした「HUAWEI Kirin 960」(2.4GHz+1.8GHz、オクタコア)、フルHD解像度の5.9型液晶、4GBメモリー、64GBストレージなど。OSも最新のAndroid 7.0(EMUI 5.0)だ。大型端末なのは間違いないが、狭額縁で横幅を78.9mmに抑えたほか、4000mAhという大容量バッテリーはうれしい点。また22.5W入力に対応した、独自の急速充電技術も採用している(対応ACアダプターが付属)。

 とはいえ、最大の魅力はカメラ。Leicaのロゴが付いたダブルレンズカメラは第2世代になり、12メガのRGBセンサーと20メガのモノクロセンサーの組み合わせに。また、光学式手ブレ補正機構も加わった。

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注目はやはりこのカメラ!

 ネットワーク面でもファーウェイのフラグシップ機らしく、対応バンドが非常に豊富なほか、4G+3GのDSDSに対応するなど、最新のトレンドを取り込んでいる。性能を考えると、税抜6万800円の価格はお買い得だが、高い人気もあって、1月初頭の段階では若干入手難の状態だ。

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国内のファーウェイ端末では初めて、DSDSにも対応している

6GBメモリー、256GBストレージの最強スペック
メタル筐体もインパクト大の「ZenFone 3 Deluxe(5.7型)」

 バリエーションが増加中のZenFone 3シリーズだが、高性能モデルでは無印の「ZenFone 3」(第2回で紹介予定)に加えて、さらに上位モデルの「ZenFone 3 Deluxe」や6.8型の「ZenFone 3 Ultra」があり、Deluxeでは5.5型と5.7型の2モデルが用意される。

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 スペック的に最強と言えるのが、5.7型のZenFone 3 Deluxe。ディスプレーは有機ELで、解像度はフルHD。CPUは現時点で最速級のSnapdragon 821に加え、6GBメモリー、256GBストレージ、3波のキャリアアグリゲーション/DSDS対応と文句なしの内容。カメラも2300万画素のソニー<6758>製センサーで、光学式手ぶれ補正機構を搭載している。

 筐体はフルメタルのユニボディーを採用。カラバリはシルバー/ゴールドの2色だが、ともに前面はゴールドで同心円状の模様がキラキラしているなど結構派手目の印象となっている。また、5.7型と大型のディスプレーながら狭額縁により、横幅は77.4mm。5.5型のiPhone 7 Plus(77.9mm)よりも小さく、後述の5.5型のDeluxe(76.7mm)とも大きな差はない。

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背面はシルバー/ゴールドともにおとなしめ
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側面はダイヤモンドカット。本体下部のUSB端子はType-C

 スペックが相当に高いだけに、価格は税抜8万9800円とSIMフリーとしてはかなり高価。それでも一時は受注停止となる人気だったが、本記事掲載時点では再開している。

メタルの美しい筐体は5.7型と同じ
「ZenFone 3 Deluxe(5.5型)」

 つづいて紹介するのは、5.5型のZenFone 3 Deluxe。フルメタルのユニボディーによる美しいゴールドの筐体は5.7型と共通。ただし、スペック的にはやや控えめとなり、フルHD解像度の5.5型液晶、Snapdragon 625(2GHz、オクタコア)、4GBメモリー、64GBストレージ、16メガカメラ(イン8メガ)などとなっている。とはいえ、メモリー容量を含め、性能的には十分以上。それでいて価格は税抜5万5800円と比較的抑えられている。

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額縁があることで5.7型との違いがわかる

 さらに5.7型と同じくDSDSに対応するが、こちらはau VoLTEもサポート。より幅広い格安SIMで利用できるのはうれしいポイントだ。

6.8型の画面サイズがほかのスマホにない最大の魅力!
「ZenFone 3 Ultra」

 6型オーバーのいわゆる“デカスマ”。タブレットともスマホとも異なる、独特のサイズと使用感で根強いファンが多くいるが、そのジャンルに期待の新製品が登場。それがASUS「ZenFone 3 Ultra」だ。横幅は93.9mmと100mmオーバーの7型タブレットよりは二回り小さいサイズながら、PC向けウェブサイトの全体表示も可能な画面サイズがうれしい。

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もちろん絶対的には大きいのだが、片手で持つことは十分に可能

 主なスペックはフルHD解像度の6.8型液晶にSnapdragon 652(1.8GHz、オクタコア)、4GBメモリー、32GBストレージ、23メガカメラ(イン8メガ)、4680mAhバッテリー、指紋センサー、Android 6.0など。

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PC向けウェブサイトを全画面で表示してもテキストも読める。背面はシンプルなメタル筐体

 また、ZenFone 3シリーズの上位モデルと同様に、2波のキャリアアグリゲーションやau VoLTE、さらにDSDSにも対応。カラバリはシルバー、グレー、ローズゴールドの3色。

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カラバリは3色だ

ライカのダブルカメラが最大の特徴
価格次第でまだまだ魅力的な「HUAWEI P9」

 2016年に世界的に最も勢いがあったスマホメーカーがファーウェイ。フラグシップ機では5.9型の「HUAWEI Mate 9」が登場したが、「HUAWEI P9」もまだまだ魅力的だ。フルHD解像度の5.2型液晶の搭載で片手でも操作しやすいサイズが特長だが、最大の魅力は背面にあるLeicaブランドが付けられたダブルレンズカメラ。片方がRGBセンサー、片方がモノクロセンサーで、2つのカメラからの映像を合成することで、奥行き感のある高画質な写真を撮影するほか、高速AFなどを実現している。

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基本となるカラバリはミスティックシルバー、チタニウムグレーの2色

 そのほかのスペックもいまだ十分に高く、CPUは「HUAWEI Kirin 955」(2.5GHz×4+1.8GHz×4)。さらに3GBメモリー、32GBストレージ、3000mAhバッテリー、Android 6.0を搭載。Android 7.0へのアップデート予定もすでに公表されている。ただし、DSDSには対応していない。

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これが噂のLeicaカメラ。指紋センサーも高速認証&タッチだけでロック解除が可能だ

 デザイン面も魅力で、メタル筐体で約6.95mmの薄型ボディーは側面にダイヤモンドカットが施され、滑らかな仕上がりになっている。価格改定で5万円台半ばになったほか、MVNOからはさらにオトクに入手できることも。性能を考えるとさらにお買い得になった1台だ。

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こちらは限定モデルとして追加されたレッド<3350>とブルーの新カラバリ

5.2mmの超薄、機能追加の「Moto Mods」にも注目!
モトローラのフラグシップ機「Moto Z」

 国内ではSIMフリースマホとしてリリースされているモトローラのスマホ。独特のデザインと機能が魅力だ。そのフラグシップ機が「Moto Z」で、価格は税抜8万5800円。

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超薄型+機能追加が可能なモトローラのフラグシップ機「Moto Z」

 外観の特長は5.2mmという超薄型筐体。カメラの出っ張りはあるが、とにかく薄い。しかもメタル筐体で剛性も十分だ。薄型におさめるためか、CPUはSnapdragon 820でもクロックは抑えめ(1.8GHz+1.3GHz、クアッドコア)。カメラも13メガ(イン5メガ)。ただ、WQHD解像度の5.5型有機EL、4GBメモリー、64GBストレージなどスペック的にはフラグシップ機としてふさわしい内容。DSDSにも対応する。

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実際に手に取ると、とにかく薄いことがわかる

 「Moto Mods」にも注目だ。これは背面に追加デバイスを装着することで機能が拡張できるというもの。強力な磁石でくっつけるので、取り外しも簡単で、かつしっかりと固定される。Moto Modsは追加バッテリーやスピーカー、プロジェクター、光学10倍ズーム付きカメラなど、国内でもすでに豊富に販売されており、第2回で紹介する「Moto Z Play」や今後リリースされる端末でも共通で利用できる。

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スピーカーやズーム付きカメラなどを追加可能。今後のモトローラ端末とも互換性を持つと発表されている

10コアCPUにDSDS対応!
FREETELのフラグシップ機第2弾「SAMURAI 極2」

 「高性能+安価」なSIMフリースマホを提供するFREETELから、2世代目のフラグシップ機「SAMURAI 極2」が発売された。税抜4万9800円とFREETELのスマホとしては比較的高価だが、そのぶん性能は非常に高い。

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シルバーのメタル筐体を採用する

 ディスプレーはWQHD解像度の5.7型有機EL、CPUは国内では初の10コアとなるMediaTek製「Helio X20 MT6797」、4GBメモリー、64GBストレージ、16メガカメラ(イン8メガ)、3400mAhバッテリーなど。OSはAndroid 6.0だが、早期の7.0へのアップデートも予定している。また、4G+3GのDSDSにも対応する。

キワミ
キワミ
7.2mmの薄型筐体で側面にはダイヤモンドカットが施されている

 筐体は、ミドルクラス機の「SAMURAI REI(麗)」とよく似た薄型のメタルボディーで、背面はシンプルなシルバー。また前面下部に、タッチ式指紋センサーと一体化して、ボタン1つでAndroidのメインキーの役割を担う「FREETELボタン」もある。

ZTEのフラグシップ機も国内リリース
「AXON 7」は音へのこだわりが光る

 次々とSIMフリースマホをリリースしているZTEだが、フラグシップ機の「AXON 7」も国内で発売された。主なスペックは、WQHD解像度の5.5型有機EL、Snapdragon 820、4GBメモリー、64GBストレージ、20メガカメラ(イン8メガ)、3250mAhバッテリー、2波キャリアアグリゲーション/DSDS対応と、現在のフラグシップ機らしい内容。それでいて税抜5万9800円の価格ならば、コストパフォーマンスは高い。

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カラバリはイオンゴールド、クオーツグレーの2色

 さらにAXON 7のアピールポイントとされているのがデザインとサウンド回り。前者はスポーツカーをモチーフとしたという流麗な曲線の金属筐体が特徴的。後者は単純にハイレゾ再生に対応したことにとどまらず、高級ポータブルオーディオではおなじみの旭化成<3407>エレクトロニクス(AKM)「AK4490」をオーディオDACとして搭載する。

ZTE
ZTE
全体的に丸みを持ったフォルムで持ちやすい

グーグルの空間認識技術「Tango」に対応!
スマホの未来が体験できる、レノボ「PHAB 2 Pro」

 モトローラを傘下に持つレノボだが、6.4型ファブレット「PHAB2 PRO」はLenovoブランドでリリースされる。これはただのAndroid機ではなく、グーグルが現在開発を進めている空間認識技術の「Google Tango」採用スマホの第一号、かつ現時点で唯一発売されている端末という、ある意味実験的な端末だ。初回発売直後に売り切れたが、その後に受注は再開されている。

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Tango対応のレノボ製端末がなんと日本上陸

 Tangoに対応するべく、背面には通常の16メガカメラのほかに、深度カメラ、魚眼カメラを搭載。カメラに映し出された空間そのものや奥行などを認識し、新世代のARアプリなどを動作させることができる。

 スマホとしてのスペックは、WQHD解像度の6.4型液晶、Tango用のカスタマイズが施されたSnapdragon 652、4GBメモリー、64GBストレージ、4050mAhバッテリーなど。本体サイズが大きく(重量も約259gとタブレット並)、国内向けの対応周波数も少なめなので、スマホとしての普段使いはやや厳しいかもしれない。グーグルが開発している、スマホの未来に興味があるユーザー向けの端末だろう。

SIMフリー版iPhoneは対応バンドの多さが魅力
円安の進行で買うなら早めがオススメ?

 日本国内で購入可能な高性能のSIMフリースマホと言えば、SIMフリー版のiPhoneを忘れてはいけない。Apple Storeでは、今秋登場したiPhone 7/iPhone 7 Plus、そしてiPhone SEが用意されている(iPhone 6s/iPhone 6s Plusも購入は可能)。

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SIMフリー版iPhoneも3モデルが購入可能だ

 SIMフリー版iPhoneの魅力は対応周波数の多さ。iPhone 7世代ではFeliCaへの対応の関係で日本向けの専用モデルが用意されたが、ネットワークの対応周波数は海外版と基本的に同じ。世界で用いられる主要周波数はほぼサポートしているので、海外を飛び回って利用するビジネスマンなどには心強い存在となる。もちろん国内では1台でドコモ/au/ソフトバンク<9984>のネットワークで利用可能だ。

 また、発売時点では円高傾向だったので、iPhone 7の32GB版であれば、税込でも7万円台で購入可能。iPhone SEは4万円台。ただし、その後に円安が進行しており、価格改定の可能性もありそう。

 第2回は【ミドルハイ編】をお届け予定。2016年後半はフラグシップ級の新製品が充実していただけに、若干影が薄くなってしまったが、3~4万円台の価格でフルHD解像度やオクタコアCPU、指紋センサーまで搭載し、コスパ面では優れた端末が多い。次回もぜひチェックしてほしい。


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    最終更新: 01月08日(日)12時00分

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