【格安スマホまとめ】SIMロック解除の条件、方法、メリットをおさらい

アスキー 2017年06月18日(日)15時00分配信

 格安SIM、格安スマホ関連の1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週は目立つニュースがなかったので、5月にスタートしたドコモの条件緩和に合わせて、あらためてキャリアスマホのSIMロック解除の条件、方法、メリットを簡単にまとめた。

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今春購入したドコモのスマホでSIMロックを解除する!

ドコモで一括購入すれば、即日のSIMロック解除が可能に
auやソフトバンク<9984>も近い将来に変更!?

 ドコモは5月24日から、SIMロック解除までの期間などの条件を変更している。具体的には、従来は購入から半年後でなければ不可能だったのに対し、一括購入時は即日、分割払い時は購入から100日経過後に申し込みができる(端末購入サポートでの購入時は後者となる)。

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分割購入や端末購入サポートでの購入時は100日経過後からSIMロック解除が可能に

 2015年5月以降に発売された端末であれば購入時期に関わらず適用されるので、今年の夏モデルを一括購入した人はもちろん、iPhone 7を今春に購入したという人も対象となる(分割払いの場合は100日経過していれば)。

 この条件緩和は総務省の新ガイドラインに基づくものだ。ガイドライン内では、一括購入時の即日解除は今年12月以降、分割購入時の100日経過後の解除は今年8月以降に行なうことを義務づけている。ドコモはこのガイドラインを一足先に適用させたというわけ。au/ソフトバンク<9984>は、いまだに6ヵ月経過後でしかSIMロック解除ができないが、上記のタイミングまでには変更が行なわれるはずだ。

SIMロック解除はウェブ上で行なえば無料
解約済の場合や中古端末は要注意

 SIMロック解除は多少難しいと思っても、ウェブ上で自分で手続きするのがオススメ。その理由は無料であるため。キャリアショップでも手続き自体は可能だが、手数料が必要となる(3240円)。

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各キャリアともサポートサイトから手続きが可能

 注意したいのはすでに解約してしまった場合。ドコモは解約から100日まで、ソフトバンク<9984>は90日まで可能だが、契約者していた本人が申し込む必要がある。つまり中古で入手した端末の解除は原則不可能。auのみは購入後6ヵ月以上経過していれば、契約者以外でも可能。ただし、auショップでの手続きと手数料が必要となる。

SIMロック解除のメリットが特に大きいのはiPhone!

 SIMロックを解除すれば、他キャリアや格安SIMで自由に活用できる……というのは全部が正しいわけではない。特にAndroidスマホについては、端末を販売しているキャリア向けに、利用できるネットワークが特化されているケースが多い。

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ドコモのAndroidスマートフォンの対応周波数表。auやソフトバンク<9984>のプラチナバンドには接続できない

 たとえばドコモのAndroidスマホを、au系のSIMで使おうと思っても、接続できる周波数は一部だったり、通話機能(au VoLTE)が利用できなかったりと、実用性はかなり低くなってしまう。また、ドコモのスマホであれば、ドコモのネットワークを用いるSIMはSIMロック解除をしなくても使えるので、格安SIMに乗り換えるのことだけが目的なのであれば必要ないという見方もできる。

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そもそもドコモのスマホではSIMロックを解除しなくても、ドコモMVNOの格安SIMは設定を変更することでそのまま使える。ただし、最近のスマホ以外はテザリング機能は使えないものが多い

 一方で、SIMロック解除のメリットが大きいのはiPhone(Cellular版のiPadも)。iPhoneは1モデルで国内主要3キャリアすべてに対応しているためだ。au版とソフトバンク<9984>版のiPhoneはそのままでは利用できる格安SIMは極めて限定的だが、SIMロックを解除することで大半のSIMが利用可能になる。

 また、そのこともあり、中古携帯ショップなどでiPhoneを下取りに出す場合、SIMロック解除の有無で価格が大きく変わる。格安SIMへの乗り換えを今は考えていなくても、とりあえず解除だけはしておいて損はない。

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一方、iPhoneは3キャリアの主要周波数を1台でカバーしているので、SIMロック解除でのメリットは大きい

 なお、SIMロック解除に対応するiPhoneは、前述のように2015年5月以降に発売された製品、つまりiPhone 6s以降となる(iPhone SEを含む)。

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本文では触れていないSIMロック解除のメリットとして、海外旅行時に現地SIMが使えるという点もある。ただ、ドコモやauは1日980円で使えるデータ定額を一部地域で展開するなど、国際ローミングの利便性を高めており、どっちが便利かは判断が難しくなってきた

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※1:518円/1GBの追加チャージのみ、購入当月のみの利用で繰り越し不可(他は3ヵ月後の末日まで利用可能)。繰り越し可能な1GBのチャージは1188円。


アスキー
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    最終更新: 2017年06月18日(日)15時00分

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