Windows開発者が炭鉱を進むようにテストするCanary Ring

アスキー 2017年07月17日(月)09時00分配信
win10_291
Windows Insider Meetup in Japan 2で紹介された、開発の流れ。開発チームのところに、「Selfhost Ring」と「Canary Ring」がある

調査依頼
カナリアリングって何?

 Windows Insiderプログラムに参加しているユーザーは、最新だが安定性に欠けるFast Ringとそこそこ安定しているが新機能を試せるSlow Ringを利用できる。タイミングによっては、「リリースプレビューリング」を利用できることもある。

 起動しなかったり、正常に動作しないリスクがあるといわれているFast Ringだが、たいていはきちんと動作してくれる。もちろん時々不具合が残ったままになっているので、仕事のメインPCには入れられないが、筆者のサブPCにはすべてFast Ringを使っている。しかし、もちろんマイクロソフトの開発現場では日々開発が進んでおり、毎日新しいビルドが作られている。

Win10_53
マイクロソフトのエンジニアリングを担当する副社長Gabriel Aul氏がWindowsブログで公開したRingの概念図

 隔日で出されているのが「Selfhost Ring」で、毎日更新されているのが「Canary Ring」だ。「Canary」とは、あの小鳥のカナリアのこと。名前の由来は「炭鉱のカナリヤ」から来ている。カナリヤは環境の変化に敏感な鳥で、炭鉱に一緒に連れて行くと毒ガスが発生しているところでいち早く死んでしまうため、人間はそれを見てすぐに逃げることができたのだ。「Canary Ring」もその名の通り、致命的な不具合を残していることが多く、Windows10を開発しているエンジニアに聞いたところ、普通に起動しないことがあるそう。

 とはいえ、筆者を含め覚悟のあるInsiderユーザーなら、起動しなくてもいいのでさらに早いRingに興味があるはず。もうちょっと早いRingを触らせてもらいたいものだ。


 Windows 10探偵団は毎週、月・水・日に更新します。お楽しみに!


アスキー
もっと見る もっと見る

【あわせて読む】

    最終更新: 2017年07月17日(月)09時00分

    【関連ニュース】

    【コメント】

    • ※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。