【鉄板&旬パーツ】M.2 SSDはSATAもある! WD最新の「WD Blue 3D NAND SATA SSD」を試す

アスキー 2017年09月17日(日)12時00分配信

NVMe M.2の鉄板は速度も温度も文句なしの
Samsung「960 EVO」

 AMD、インテルの最新プラットフォームに対応したマザーボードは、標準で冷却機構を備えていたり、2基のM.2 SSDを搭載できたりと、M.2 SSDの使い勝手が向上。

 M.2 SSDの代名詞と言える爆速なNVMeタイプも、250GBで1万3000円前後という手ごろな価格のIntel「600p」シリーズなど、選択肢が増加。導入の敷居が下がり、ショップの売れ行きは絶好調になっている。

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続々とラインアップが増えているNVMe M.2 SSD

 そんなNVMe M.2 SSDの鉄板と言えるのが、Samsung「960 EVO」シリーズになる。価格は250GBで1万7000円前後、500GBで3万2000円前後と、決して安価ではないが、Samsung NVMe SSDの下位モデルながら、シーケンシャルリード3200MB/sec、同ライト<1926>が1TBモデル 1900MB/sec、500GBモデル 1800MB/sec、250GBモデル 1500MB/secという圧倒的なパフォーマンスを発揮。そのうえ、発熱も抑えられているとのことで、オススメとして多くのPCパーツショップスタッフから、その名が出てくる。

 実際、PC自作の一式構成の相談や、組み立ての代行をしているTSUKUMO eX. 6階のスタッフたちにNVMe対応のオススメM.2 SSDを聞いた際は、ちょうど集っていた5人のスタッフが声をそろえて、Samsung「960 EVO」を挙げたほどだ。

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250GBモデルでも、シーケンシャルリード3200MB/sec、同ライト<1926>1500MB/secの高パフォーマンスを発揮する「960 EVO」
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「960 EVO」の500GBモデル「MZ-V6E500B/IT」のベンチ結果

M.2 SSDにはSATAタイプもある!

 予算が許すなら、NVMeタイプの「SSD 960 EVO」でキマリだが、SATAタイプのM.2も意外と需要がある。発売当初のSATA M.2 SSDは、2.5インチSSDと同じパフォーマンスで、より高価と割が合わなかったが、最近は2.5インチとM.2モデルの価格差は縮まってきている。

 秋葉原のパーツショップ店頭には毎週末、2.5インチSSDの特価品が並ぶため、コストパフォーマンス面は、相変わらず2.5インチモデルが優秀だが、ケーブルレスで使える点や、NVMeタイプでは廃熱が厳しい基板裏面にM.2スロットを備えるMini-ITXマザーボードに安心して搭載できる点などから、SATA M.2 SSDを選ぶ人が増えているという。

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Crucial「MX300」など、同じシリーズの2.5インチとM.2モデルは、ほぼ同価格(9月5日調べ)になっている

64層TLC 3D NAND採用の最新モデル

 今回は、そんなSATA M.2 SSDの最新モデルで、東芝<6502>メモリーとSanDisk製の64層TLC 3D NANDを採用したWestern Digital「WD Blue 3D NAND SATA SSD」に注目。久々に、SATA SSDのパフォーマンスをチェックしてみることにした。

 「WD Blue 3D NAND SATA SSD」シリーズは2.5インチとM.2タイプがあり、ともに64層3D NANDを採用している。容量は250GB、500GB、1TB、2TBの4種類を用意。公称パフォーマンスは最大シーケンシャルリード560MB/sec、同ライト<1926>530MB/sec。最大ランダムリード9万5000 IOPS、同ライト<1926>8万4000 IOPSとなっている。

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COMPUTEX TAIPEI 2017にあわせて発表されたWestern Digital「WD Blue 3D NAND SATA SSD」シリーズ
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「WD Blue 3D NAND SATA SSD」に加えて、SanDiskブランドの「SanDisk Ultra 3D SSD」シリーズも登場予定だ
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Western Digital「WD Blue 3D NAND SATA SSD」のM.2 2280 1TBモデル「WDS100T2B0B」でテストを実施
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コントローラーは非公開だが、ラベルを剥がすとMarvell「88SS1074」だった。なお、コントローラーには、Western Digitalのチューニングが施されているとのこと
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SanDiskの刻印が入った64層3D NANDフラッシュ
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「CrystalDiskInfo」(左)と「WD SSD Dashboard」(右)。アイドル時の温度は36度前後になっていた

公称とおりのパフォーマンスを発揮

 ここからは、LGA1151 CPUのCore i7-7700KやASRock「Z270 Extreme4」で組んだテスト環境に、「WD Blue 3D NAND SATA SSD」のM.2 2280タイプ 1TBモデル「WDS100T2B0B」を接続。パフォーマンスチェックを進めていこう。

 「CrystalDiskMark 5.2.2」のデータサイズ50MiBから32GiBまで、9つのプリセットを実行すると、シーケンシャル、ランダムともに、公称値通りのパフォーマンスを発揮。データサイズ4GiBから、ランダム「4K Q32T1」が若干ダウンする傾向を見せたが、そのほかは安定した数値を出した。

 昨年試した「WD Blue SSD」シリーズの2.5インチ 1TBモデル(レビューはこちら)で発生していた、データサイズ16GiBからのシーケンシャルライトのパフォーマンスダウンが見られない点もポイントだろう。

 ただ、現状、秋葉原のショップでは「WD Blue SSD」シリーズの500GBや1TBモデルは、「WD Blue 3D NAND SATA SSD」の同容量モデルよりも、数千円安くなっているので悩みどころだ。

 若干気になったのは、各種ベンチマークを実行した際の温度で、軽いテストでも50度台に達し、「CrystalDiskMark 5.2.2」のテストデータ32GiBを連続実行すると温度は63度までアップしてしまった。2.5インチSSDのように、金属外装でコントローラーを冷却できないため、やむを得ないが、環境によっては動作温度に気を配ったほうが良いだろう。

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50MiB
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100MiB
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500MiB
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1GiB
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2GiB
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4GiB
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8GiB
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16GiB
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32GiB
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テストデータ100MiBを実行しただけで、S.M.A.R.T.読み温度は54度に
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「CrystalDiskMark 5.2.2」のテストデータ32GiBを2回連続して実行すると温度は63度まで上昇した
アスキー
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    最終更新: 2017年09月17日(日)12時00分

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