iPhone Xの望遠カメラと広角カメラを使い分けて猫を撮る

アスキー 2017年11月13日(月)12時00分配信
猫連載
蕎麦屋……といっても地面が土であることからわかるように、ここは屋外の席なので店内という感じではないんだが……で、見事なハチワレ猫。客がいても気にせずふらふらしてた(2017年11月 アップル iPhone X)

 荻窪圭です。iPhone X、気に入ってます。

 まあ、ほかのスマートフォンに比べて劇的に高画質ってわけじゃないけど、カメラの起動のしやすさ(今までのiPhoneよりロック画面からのカメラの起動が簡単で素早い)、ボディーの持ちやすさ、画面の見やすさ、画質、といった総合力がなかなか高くて、なおかつ「広角カメラと望遠カメラのデュアルカメラ構成」であり、望遠カメラ側(カメラを知ってる人には、広角レンズと標準レンズといった方が正しく伝わるか)が猫を撮るのにちょうどいいのである。

 そんなわけで、iPhone Xを持って歩いた一週間ほどで何度か猫に出会ったので、前回に続いてそのネタを。

 まずは、とある崖の上の蕎麦屋さん。崖の上で蕎麦って聞くとすごい秘境っぽいけど、東京都内だし奥多摩でもない。

 その蕎麦屋、ときどき白黒のハチワレ猫がうろうろしてるわけだが、この日も出現。崖の上にちょこんと座ってる。

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崖の上にちょこんと座って何かを見つめてる白黒ハチワレ。右手の青いチェックのテーブルを見ると結構野趣あふれた場所で蕎麦をいただける店なんだなってのがわかるかと(2017年11月 アップル iPhone X)

 iPhone Xを取り出して望遠カメラで撮影。

 木々や草で覆われててわかりづらいけど、なんとなく急斜面の端に猫がいて、崖の上にテーブルがあるってのはわかるかと思う。

 ここ、上から葉っぱは落ちてくるわ、時々鳥のフンも落ちてくるわ、蜘蛛の巣はすぐ近くにあるわ、夏は蚊がいるわ、って店なんだが(まあ立地的にしょうがない)、そういう野趣感がけっこう好きなのである。

 蕎麦をすすり終わった頃、卓をともにした友人が「猫が近くにきてる」というので目をやってみると、土の上にちょこんと座ってる。

 そっと近寄って猫目線で望遠カメラで撮ったのが冒頭写真。

 こういうとき広角だと背景が広く写るので、ほかのお客さんも入りがちなのだが、望遠カメラだとそれも避けやすい。

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塀の上にちょこんと座ってたミケ。微妙な距離で見つめ合ってしまった(2017年11月 アップル iPhone X)

 続いて近所で出会った塀の上猫。

 自転車で走ってたら塀の上にちょこんと座ってるミケをみつけたのでちょっと離れたとこに止めて、挨拶しに戻って1枚。

広角カメラと望遠カメラで撮り比べてみた

 さてここからは、よく晴れた秋の日のお昼寝猫。秋晴れの日は猫も日向でごろごろしてくれるので楽しいのである。

 広角カメラと望遠カメラ。まずはこの差から。

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河原で日向ぼっこちゅう。背景が広くとれる(2017年11月 アップル iPhone X)
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同じ位置から望遠カメラで。ぐっと近寄ってアップで。外猫だと近寄らせてくれないこと多いので、望遠カメラがあると助かるのである(2017年11月 アップル iPhone X)

 この猫を撮ってたら草むらに隠れてたほかの猫もちょこちょこと顔を出しはじめてくれたんだが、みんな眠そうでおもしろい。

 まずはiPhone Xを逆さに持ってポートレートモードで撮影。寝てる猫を撮るときは逆さ持ちに限るのである。

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草むらで寝てたミケ系の猫だが、わざわざ日向に出てきてごろんところがってくれた。昼寝したいけど、エサをくれるのなら拒みはしないよ、的な微妙な感じなんだろう。そう思うと可愛い(2017年11月 アップル iPhone X)

 ポートレートモードだと背景が大きくぼけてよいのだが、人物撮影用にチューニングされてるので、被写体がネコだとどうしてもディテールが乱れることがある。

 まあしょうがないですな。ポートレートモードの効果はあとからオフにできるので、失敗したと思ったらオフバージョンに切り替えればいいのである。

 如実に差が出るカットを撮れたので比べてみよう。

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キリッとした顔をしてくれた白黒猫なんだが、すぐ後ろのフェンスがちょいとザワザワしてる(2017年11月 アップル iPhone X)
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ポートレートモードだとフェンスが大きくぼけて猫がしっかり浮かび上がってくれた(2017年11月 アップル iPhone X)

 ポートレートモードで背景をボカしてみると、ああ、このフェンスって写真的にはちょいと邪魔だったんだなあというのがよくわかる。

 よく見ると左目の上あたりのボケ方が不自然なんだが、元写真を見ると背景との判別が難しい場所だなってのは想像できるわけで、あまり無理は言うまい。

 この場合は背景がボケてカッコいい方を優先したい。

 最近のスマホってレンズがどんどん広角になっていってて、それはそれでわかるんだけど、お気軽猫撮りカメラとしてはiPhone Xや8 Plusのように望遠気味のレンズも備えてもらえるとうれしいのである。

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筆者紹介─荻窪圭


荻窪さん

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク<9984>新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


 
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    最終更新: 2017年11月13日(月)12時00分

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