ARゲームでジェダイマスターを目指せ!「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」実機レビュー

アスキー 2017年12月05日(火)11時00分配信

 スター・ウォーズリアルタイム世代のジャイアン鈴木です。でも、どれから見るべきかなんて自論を押し付けたりしないのでご安心を。さて、レノボから「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」が11月30日に発売されました。本作はジェダイマスターを目指すトレーニング……という世界観のARゲーム。発売のちょっと前にレノボから実機を借用していたので、ある程度やり込んだレビューをお届けいたします!

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「May the Force be with you!」

 ジェダイ・チャレンジはスマートフォンと組みあわせて3種類のゲームが楽しめるARゲームキットです。パッケージにはLenovo Mirage ARヘッドセット、ライトセーバー・コントローラー、トラッキング・ビーコンが同梱されており、iPhoneまたはAndroidスマートフォンに対応しています。

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本体パッケージ
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左上から、ライトセーバー・コントローラー、Lenovo Mirage ARヘッドセット、トラッキング・ビーコン、充電器、USBケーブル、単3電池×2、ヘッドセット接続用USBケーブル(USB Type-C、microUSB、Lightning端子用)、製品ガイド
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ライトセーバー・コントローラー
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Lenovo Mirage ARヘッドセット
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トラッキング・ビーコン
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Lenovo Mirage ARヘッドセットには、前面の両サイドにステレオRGBカメラが内蔵されています
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スマートフォンの画面を反射させて、前面の凹レンズに映像を表示します

 iPhoneまたはAndroidスマートフォンに両対応しているStar Wars/ジェダイ・チャレンジですが、すべての端末に対応しているわけではありません。

 現在対応が確認されているのは、iPhone 8 Plus、iPhone 8、iPhone 7 Plus、iPhone 7、iPhone 6s Plus、iPhone 6s、iPhone 6 Plus、iPhone 6、Samsung Galaxy S8、Galaxy S7 edge、Galaxy S7、Google Pixel XL、Google Pixel、Moto Z² Force Edition、LG G6の15モデル。

 今後対応端末は増えていく予定ですが、現時点ではiPhone Ⅹには対応しておらず、Galaxy Note8はそもそもサイズ的にLenovo Mirage ARヘッドセットに装着できません。

 ちなみに今回、フリーテルの「KIWAMI 2」で遊べるか試してみましたが、周囲の世界がゆっくりと回転する、周囲の世界が傾く、ライトセーバーがじょじょに曲がるといった不具合が発生しました。非対応端末で無理にプレイすることはオススメしません。

 セットアップは、スマホに専用アプリをインストールしたあとは画面の指示に従うだけ。特に難しい設定はありません。ただし現在のアプリケーションは英語とドイツ語のみの対応です。

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AndroidのPlayストアでは、「JEDI」で検索すれば専用アプリ「Star Wars:Jedi Challenges」が最初の候補として表示されます
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現在、英語とドイツ語のみに対応しています
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タイトル画面
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スマホのBluetooth機能が有効になっていれば、ライトセーバー・コントローラーの電源を入れたあとボタンを押せば、自動的にペアリングします
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ライトセーバー・コントローラーをペアリングしたら、水平に持って8の字を描きます。これでキャリブレーションが完了
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トラッキング・ビーコンに単三形乾電池を2本入れたら、裏側のスイッチを「Mode 1」にずらして床に置きます。プレイエリアは1.5×3m、トラッキング・ビーコンとの距離は1.5m以上が推奨されていますが、それほど厳密ではありません
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Lenovo Mirage ARヘッドセットからトレイを引き出します
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スマホをトレイに乗せて、ヘッドセット接続用のUSBケーブルを装着します
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端末のサイズにあわせて金属製のファスナーずらして固定します
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対応端末を入れた場合は、このように「Launch」画面が表示されます。ちなみに非対応端末を入れた場合は、機種名を選択する画面が表示され、選んだ機種ごとに表示エリアが切り替わります。つまり非対応端末でも、画面の位置、サイズなどが合致していればプレイできる可能性があるわけです
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前の画面で「Launch」をタップするとこの画面に遷移します
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スマホを装着したトレイを、Lenovo Mirage ARヘッドセットに戻して、USBケーブルを接続したら……
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準備完了です!

 さて、やっと本題です。ジェダイ・チャレンジには、剣を振るって戦う「ライトセーバー・バトル」、リアルタイムシミュレーションゲーム「戦略バトル」、3Dボードゲーム「ホロチェス」の3種類のゲームが用意されています。

 ゲーム内ではNABOO、GAREL、LOTHAL、HOTH、TAKODANA、COREの6つの惑星に訪れることが可能で、それぞれの星で前述の3つのゲームが3ステージずつ用意されています。つまり6×3×3で合計54ステージが用意されているわけです。かなりやり応えありますね。ちなみにジェダイ・チャレンジのFAQには、総プレイ時間は12時間以上と記載されています。

 まったく異なる3種類のゲームは、リップサービス抜きでどれも非常に練られた作りです。ライトセーバー・バトルで楽しめるのは2種類の戦闘。ストームトルーパーなど一般兵は集団で襲ってくるので、ブラスターをライトセーバーで避けつつ、近寄ってきたところを斬り倒します。方向をうまくあわせれば、ブラスターを打ち返して、射撃手を倒すことも可能です。

 暗黒卿との戦いは完全なチャンバラ戦。敵の剣戟を弾きつつ、スキができたら素早く斬り付けます。暗黒卿の攻撃を確実にブロックするのが勝利のカギ。激しく連続攻撃してくるので結構な運動量です。ダイエットにもいいのでは?

 戦略バトルはリアルタイムで集団戦闘が進行するシミュレーションゲーム。それぞれのステージのミッション、敵の侵攻ルートにあわせて、自軍のキャラクターを適切な位置に配置し、戦いを見守ります。

 適当にユニットを置くと集中攻撃を受けてあっという間に全滅。フィールド全体を把握し、素早く判断して戦況をコントロールする戦術眼が必要です。

 ホロチェスは映画本編そのままの3Dボードゲーム。モンスターユニットを一手ずつ動かし、コンピューターと対戦します。攻撃すること以上に、失うユニットを最小限に留めることが重要。猪突猛進せず、相対的に攻撃回数が多くなるように立ち回りましょう。

 ジェダイ・チャレンジは、コンシューマー向けとして世界初のARスマホ「Phab 2 Pro」を手掛けたレノボが開発しただけに、ARゲームとしての完成度はかなりのレベル。

 使用するスマホによってレスポンスが変わる可能性はありますが、今回使った「Galaxy S7 edge」では、ゲームのロードにややもたつきを感じたものの、表示される映像に遅延はまったく感じませんでした。酔いとは無縁にプレイをぞんぶんに楽しめます。

 トラッキング・ビーコンを置くだけでどこでもプレイできる手軽さもグッド。ARヘッドセットなので装着したままで部屋を移動できるのも助かります。じっくりプレイしたい戦略バトルとホロチェスは椅子に座って、激しく動くライトセーバー・バトルはリビングでと、ゲームにあわせて遊ぶ場所を臨機応変に選べます。

 合計54ステージとたっぷり遊べるジェダイ・チャレンジですが、ハードウェアの出来がよいだけに、本作専用というのがちょっと残念。有料でもいいので、追加ゲームもぜひ販売してほしいところです。

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AR空間の中で光り輝くライトセーバー・コントローラーを握り、ジェダイの騎士になりきれるだけでも約3万円は決して高くはないです!

© 2017 Lenovo. © &™ Lucasfilm Ltd.

アスキー
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    最終更新: 2017年12月05日(火)11時00分

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