Acrobat DCの機能強化ポイントをチェックしてみる

アスキー 2017年12月06日(水)11時00分配信

本連載は、Adobe Acrobat DCを使いこなすための使い方やTIPSを紹介する。第37回は、2017年11月リリースされたAcrobat DCの機能強化ポイントをチェックしてみる。

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 Acrobat DCは常に開発が続けられており、3~4ヵ月ごとにアップデートされる。2017年も1月と4月、8月にアップデートされ、11月にも機能強化が施された。なかでも便利になった「電子サインの機能強化」を中心に、アップデート内容をチェックしてみよう。

電子サインの機能強化

 PDFファイルを送信し、Adobe Signを利用して署名をしてもらう機能がブラッシュアップされた。ランディングページがシンプルになり、わかりやすいガイドも出るので迷わず操作できるようになっている。

 上司や取引先にPDFをチェックしてもらう際、きちんとした履歴を残しておきたいときなどに活用できる。送信した文書の状態を確認する場合は、「ホーム」→「送信済み」から「署名用に送信した文書を管理」をクリックするとAdobe Signのウェブページが開けばいい。

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2017年11月は13項目の改善や機能追加が行なわれた
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ツールから「署名用に送信」を開き、PDFファイル、宛先、メッセージを指定する
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PDFを読み込んだら、署名フィールドをドラッグ&ドロップで配置する。印鑑や日付、会社名などを入力してもらうこともできる
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署名フィールドを付けずに送信しようとすると、警告が出る
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PDFが指定の相手に送信された
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署名を求められた相手にメールが届く。「ここをクリックします」をクリックする
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ブラウザーでPDFファイルが開くので「開始」をクリックし、署名欄をクリックする
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署名する。テキスト入力でもいいし、タブレット端末であれば手書きしてもいい
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印鑑を押すように求められたら、画像を読み込む。スマホで撮影することも可能
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入力した電話番号にSMSが届く
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陰影を撮影して「完了」をタップする
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送信完了。自動的に、PDFファイルに印鑑が入力される
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入力し終わったら「クリックして署名」をクリックする
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ブラウザー上で署名が完了した
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返送してもらったPDFを確認すると、署名や印影、日付が入っているのを確認できる
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履歴もばっちり残っている
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Acrobat DCの「送信済み」の下にある「署名用に送信された文書を管理」をクリックする
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ブラウザーが開き、送信したファイルの履歴を確認できる

PDF書き出し機能の強化

 ツールメニューから「PDFを書き出し」で行なう、PDFを任意の形式のファイルに書き出す機能が強化された。Wordへ変換する場合はテーブルや目次の検出機能が強化され、PowerPointへ変換する際は文字間隔やグラフラベル用のテキストボックスに関する問題が修正されている。また、メモリー不足によるエラーへの対処も施されている。

OCR用のUIをシンプルにした

 紙資料を撮影した写真を取り込み、OCR処理してテキスト化する際、従来の「テキストに変換」や「画像に変換」ボタンがなくなり、「テキストを認識」のチェックボックスだけになり、わかりやすくなった。ツールメニューの「PDFを編集」のパネルからアクセスできる。

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画像のOCR処理も「テキストを認識」にチェックするだけでOK

ファイルの比較機能の拡張

 以前は、スキャンしたファイルを比較する場合、画像比較モードで実行されていたので、必ずしも正確な結果が出なかった。今回のアップデートで、スキャンしたファイルの場合、「選択した文書は、スキャンされたPDFであり、テキストは含まれていません。Acrobatでは、画像対画像の比較のみがおこなわれます」とメッセージが出るようになった。もちろん、OCR処理を行ない、テキストが付与されている場合は、比較の精度は向上する。

 ほかにも、以下のような多数の改良が施されている。大きな機能追加もよくあるので、リリース情報は定期的にチェックしておくといいだろう。

●電子メールの添付ファイルから開かれたPDFを保存
●アクセシビリティーの機能強化
●PDFを作成アドオンがFirefoxの最新バージョンに対応
●スキャントラブルシューティングの機能強化
●コメントリスト内のコンテンツをコピー
●プリフライトの機能強化
●PDF2.0のサポート
●Windows Terminal Serverでの名前付きユーザーのサポート

 ちなみに、機能追加のリリースで「対応バージョン:Acrobat DC Continuous」と表示されているが、「Continuous」というのはサブスクリプション契約をしている製品のことを指す。初期設定では、更新があると自動的にインストールされるので、ユーザーは特に気にする必要はない。起動すれば、最新機能を使えるようになっているはずだ。

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    最終更新: 2017年12月06日(水)11時00分

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