アムステルダム国立美術館はゲーマーの聖地だった

アスキー 2018年01月14日(日)15時00分配信

 宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム」の招待で、オランダに来た筆者。空いた時間に名画を見ようとアムステルダム国立美術館にやってきたのだが、ここがまさかのゲーマーの聖地だったので、その一部を紹介しよう。

アムステルダム国立美術館はゲーマーの聖地だった
アムステルダム国立美術館

中世の武器が勢ぞろい!

 本来は3階にある世界的な名画を見にやってきたのだが、1階の展示物を見て足を止めずにはいられなかった。そこにはゲームでよく見る武器防具の本物が陳列されていたからだ。コスプレの小道具とは違い、本物が持つオーラと重厚感に圧倒されそうになった。すべてが魔法を帯びたレア装備に見えてくるから不思議だ。

アムステルダム国立美術館はゲーマーの聖地だった
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ショートソード。どれもリカッソ(刀身の根元)に見事な彫刻が施されている
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17世紀にインドネシアのジャワ島で作られたという高級士官用クリスダガー。ゲームではフランベルジュという名称で、出血もしくは毒属性の短剣としてよく出てくるやつだ
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1835年にオスマントルコ帝国が、初代オランダ王ウィレム1世に贈った短剣。117個のダイヤモンドが埋め込まれている。刀身が黒いと暗殺用と思ってしまう人はゲーム脳
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エストック、レイピアといった刺突剣
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柄の細工が見事。きっとエルフが作ったのだろう
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英蘭戦争で活躍したオランダの英雄Michiel de Ruyterが使用したサーベル類。東洋<8614>を思わせる柄が特徴的だ
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17世紀のペルシャ製サーベル
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こちらは18世紀の両手剣。バスタードソードやクレイモアですな
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1573年にスペイン軍に包囲されたアルクマールの街を救ったジェイコブ司令官に贈られた剣
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派手な装飾がなく、実戦で付いたような傷みがある大剣。かなり筋力がないと扱えないはずだ
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スピアーやハルバードといった長柄武器
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大航海時代に船上で使われていた武器。よく切れそう

ゲームでよく見かける防具と
よく使う飛び道具が!

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騎士といえばコレ! 1500~1550年に作られたフルプレートメイル。胸部の鉄板が厚いため、着用者の肩にとてつもない負担がかかるそうだ
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ゲームでは悪役が着てそうな茶色い鎧と、その鎧の下に着るチェーンメイル
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写真左は騎士などが被るフルプレートヘルム。写真右は1375~1400年に作られたドイツ製のアイアンヘルム(ケルト帽)。オランダのライン川で発見されたものだ
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ラージシールド。傷んだ箇所からこの盾の歴史を感じずにはいられない
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クロスボウ。後部にあるウィンドラス(クランク)を回すことで弦を巻き上げる仕組み
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ズラリと並ぶフリントロック式の銃
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あらゆる長さのマスケット銃
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ストックの部分に人の顔が彫られた美術品としての銃。ちょっと怖い
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長い銃身の銃。スナイパーライフルかと思ったら据え置き式の砲だった
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大口径、長銃身で威圧感タップリのマスケット銃。対物ライフルのような見た目が厨二心をくすぐる
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砦や船に設置する大砲。アサシンクリードやモンハンでよくお世話になるやつだ

西洋と東洋<8614>の美術品が集結

 ここで紹介したのは、館内の展示品の一部だが、ゲームでよく使う装備品ばかりのはずだ。かつてオランダは、世界初の株式会社といわれるオランダ東インド会社があり、香辛料貿易で栄えた国だ。そのため西洋の武器防具だけでなく、東南アジアで作られたものも比較的多く残っている。

 あいにく日本刀は見かけなかったが、西洋と東洋<8614>の武器防具を一度に見られるアムステルダム国立美術館は、ゲーマーだったら一度は訪れたい場所といえる。

アムステルダム国立美術館はゲーマーの聖地だった
アムステルダム市内には、かつて東インド会社があった建物が現存している(現在は別の企業が入っている)

ブッキング・ドットコムの
スマホアプリで市内を観光

 そもそも、なぜアムステルダム国立美術館に足を運んだかというと、世界的な名画であるレンブラントの「夜警」を見たかったからだ。

 ブッキング・ドットコムの本社取材のために、レンブラント広場にやってきたわけだが、この広場には「夜警」を実物大で再現した銅像(全22体)がある。これを見てしまっては、やはり本物の夜警を見てみたくなるというもの。

アムステルダム国立美術館はゲーマーの聖地だった
レンブラント広場には、名画「夜警」の等身大群像が立ち並ぶ。その後ろの建物がブッキング・ドットコムの本社だ

 ガイドブックを持たずにオランダに来てしまったので、ブッキング・ドットコムのスマホアプリで、アムステルダムの街を散策することにした。このアプリは宿泊施設を予約できるだけでなく、世界中の観光地の旅行ガイドが収められているのだ。

アムステルダム国立美術館はゲーマーの聖地だった
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ブッキング・ドットコムのスマホアプリで、世界各地の観光名所を確認できる

【ホテル予約のブッキングドットコム スマホアプリ】

 このアプリだけで、レンブラント広場からアムステルダム国立美術館まで行けるか試してみた。アムステルダム市内はそう広くないので、徒歩で移動しつつ途中にある観光名所もついでに訪れてみよう。

アムステルダム国立美術館はゲーマーの聖地だった
スタートはブッキング・ドットコム本社前のレンブラント広場
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アプリ内で地図を確認すると、近くに観光名所を示す茶色いアイコンがあるのでそこに向かうことにする
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徒歩3分ほどで到着したのはフラワーマーケット。オランダ名産のチューリップを売る市場だ
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アプリと同じ場所、同じ構図で写真を撮ってみた
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チューリップのシーズンが終わっていたので、市場では花ではなく球根を売っていた
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街を歩いていると、駐車スペースに充電スタンドが設置されているのをよく見かけた。EU諸国ではハイブリッド車より電気自動車が普及しているためだ
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続いてやってきたのはライツェ広場。フラワーマーケットから路面電車沿いに2分ほど歩いたら到着した。アプリの写真と同じ構図で記念撮影
アムステルダム国立美術館はゲーマーの聖地だった
アプリでもライツェ広場に到着したことを知らせてくれる。右下にアムステルダム国立美術館が見えている
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地図を拡大すると、広場の向かいにApple Beneluxとあるので行ってみると…‥
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アップルストアがあった。あいにく開店前(早朝)なので誰もいない
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このまま美術館に向かっても良かったが、近くの公園で休憩してから向かうことにした
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ここがフォンデル公園。日比谷公園によく似た大きな公園だった
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公園で休んでいたら喉が渇いたので、ハイネケン・エクスペリエンスに寄り道。アプリのおかげで迷わず来られた
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ここは元醸造所で、現在はビール博物館になっている。施設を見学し、最後にビールを試飲。喉が渇いた体にビールを流し込む
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アムステルダム国立美術館のお隣にあるゴッホ美術館
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独特の形状の建物が印象的。今から並ぶと2時間待ちとのことなので入場を断念した
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目的地のアムステルダム国立美術館に到着
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アプリのガイドだけで、迷うことなく目的地に到着。周辺の観光地もついでに見て回れたので、このガイドの利用価値は高い
アムステルダム国立美術館はゲーマーの聖地だった
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冒頭の武器防具の展示に目を奪われてしまったが、本来の目的はレンブラントの名画を見るため。その名画がいよいよ近づいてきた
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レンブラント作の名画「夜警」。これを見るために美術館にやってきたのだ
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フェルメールの「牛乳を注ぐ女」など、オランダ出身の画家が描いた名画を鑑賞
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この美術館は、絵画の上に剣と鎧が飾られていたりする。やはりそっちが気になってしまうのはゲーマーの性だろう
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目的の名画を見たので、市の中心部であるアムステルダム中央駅に戻ってきた。駅舎は、アムステルダム国立美術館を設計したカイペルス氏によるもので、東京駅と姉妹提携している

オランダのPC事情を偵察

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アムステルダム中央駅近くに家電量販店を発見したので立ち寄ってみた。内部は日本の大手家電量販店とほぼ同じ作り
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PCコーナーを偵察してみると、TRUST GAMINGというオランダのゲーミングブランドが幅を利かせていた
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日本でもおなじみのLogitech(Logicool)やHyper Xの製品も人気のようだった

ブッキング・ドットコムのスマホアプリは
旅行先での必需品

 ガイドブックも持たずに、アムステルダムの街を半日かけて観光してきた。宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム」のスマホアプリがこれほど役に立つとは思わなかった。

 しかも旅行ガイドはオフラインでも閲覧できるため、通信料を気にする必要もない。もちろん地図をチェックしたり、GPSと連動させたりると通信が発生するが、アプリ自体は無料で利用できる。

アムステルダム国立美術館はゲーマーの聖地だった
ライトアップされた王宮を見ようとダム広場に行った時も、アプリが多いに役立った

 「旅は目的地に行くだけでなく、そこでなにを体験したかが非常に重要になる。そのために、旅行ガイドを提供したり、ホテルの予約以外の面でも利用者をサポートするようにしている」と、ブッキング・ドットコムのCEOが語っていた

 まさにその“ホテル予約以外のサポート”を、同社のアプリで実感できた。右も左もわからない異国の地で、観光ガイドもなく散策する旅行者(筆者のことだが)にとって、このアプリは必需品と言える。

 急にどこかに泊まりたくなったら、その場で周辺の宿泊施設を検索して予約できるため、海外に限らず日本国内の旅行や出張でもこのアプリは多いに役立つはずだ。

アムステルダム国立美術館はゲーマーの聖地だった
ブッキング・ドットコムでは、水上バスや博物館などの入場券を事前にアプリで入手できるシステムをオランダで試験的に導入している。これが普及したら、かなり旅行がスムーズになるだろう

 願わくば、美味しいレストランも表示してくれるとうれしいのだが、そこまで求めるのはさすがに酷だろうか……。

アスキー
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    最終更新: 2018年01月14日(日)15時00分

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