ランクルプラドのディーゼルエンジンを船舶用にチューニング!トヨタ 新型ボート「PONAM-28V」発売

オートックワン 2016年10月28日(金)18時25分配信

キャビンの高級感や居住性にもこだわった「プレミアム スポーツクルーザー」

トヨタは、新型ボート「PONAM-28V」を開発し、直営のトヨタマリン営業所と全国のトヨタマリン販売店50社を通じて、10月27日より発売した。

「PONAM-28V」は、高い走航性と乗り心地を追求するとともに、キャビンの高級感、居住性にもこだわった「プレミアム スポーツクルーザー」である。

ヤンマーと共同開発した新感覚の乗り心地のトヨタハイブリッドハルや自動車の制御技術を応用した操船支援システムの採用、PONAMシリーズのデザインを踏襲した流麗なフォルムと高級感のあるインテリアが特徴。

なお、「PONAM-28V」は、2016年3月にジャパンインターナショナルボートショーに出展した「TOYOTA-28 CONCEPT」を商品化したものであり、製造をヤンマーに委託している。「TOYOTA-28 CONCEPT」はデザインが評価され、2016年度グッドデザイン賞を受賞している。

「PONAM-28V」のエンジンは、「PONAM-31」でも採用しているランドクルーザープラド(海外向け)の3.0L直列4気筒直噴ディーゼルエンジンを船舶用にチューニングすることで、高出力を実現しつつ、低エミッション、低燃費、低振動、低騒音を達成した。

さらに、1基掛けエンジンでは世界初となる1軸TVASなど、自動車技術を応用した制御システムの設定により高い操船性を確保している。

価格は、高性能、高級感を持たせながらも、エントリーモデルでは1920万円と2千万円を下回る価格を実現、上級モデルは2320万円となる。(いずれも消費税抜)

これまでトヨタは、全長35フィートの「PONAM-35」、31フィートの「PONAM-31」を展開しており、28フィートの「PONAM-28V」の発売により、PONAMシリーズでのラインアップの充実を図った。

トヨタは、今後も「海」のフィールドでも魅力あるモビリティ商品を開発し、ユーザーに豊かなライフスタイルを提供することを目指して、マリン事業に取り組んでいくとしている。

新感覚の乗り心地の、トヨタハイブリッドハル

ハルには、次世代型の「トヨタハイブリッドハル」を採用。

「素材」「構造」「形状」といった3つの観点で大幅な見直しを行い、FRPとアルミが持つそれぞれの特長を活かし、さらに、カーボン<5302>繊維を加えることで、FRPハルと比較して約7倍の高剛性を実現した。

アルミハルとの比較で船体重量も約10%を低減。さらに、複雑な曲面形状の成形が可能となり、走航性能のアップと生産性向上の両立を実現した。

また、量産では日本初となるインフュージョン成形を採用し、素材密度を向上させた高強度の成形を可能とした。

このトヨタハイブリッドハルにより、走航時の推進抵抗が低減し、凌波性や旋回性が高く、衝撃・振動の少ない、快適な乗り心地を実現した。

自動車の制御技術を応用した操船支援システムの搭載

1基掛けエンジンでは世界初となる1軸TVASを開発し、PONAMシリーズでは初めて28フィートクラスに設定。

最新技術の導入により、船首方向だけでなく船尾方向においても風・潮を感知する位置制御も可能とした。

停船時の船体位置の保持や、流し釣り時での船首方位の保持など、4つのモードを備えており、様々なシチュエーションにおけるマリンレジャーの楽しみをサポートする。

PONAMシリーズのデザインを踏襲した流麗なフォルムと高級感のあるインテリア

カーデザインで採用している複雑な3D曲面の造形処理のノウハウを取り入れ、立体的なフォルムと曲線美を追求。

流麗な面とダイナミックな線を両立し、遠目でもPONAMシリーズと分かる、ボリューム感のあるオリジナルデザインを採用した。

設計自由度の高いハイブリッドハルにより、従来のアルミハルでは困難であった斬新なデザインが可能に。

また、最新のシミュレーション解析を用いて滑走面の推進抵抗を低減する滑らかな船底形状を実現した。

キャビンは、白色を基調とした清潔感のある広々としたデザインとし、落ち着きのある開放感に満ちた室内空間と、使い勝手のよいレイアウトとした。

オートックワン
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    最終更新: 2016年10月28日(金)18時25分

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