ダイハツ、タントの大型版 新型トール/トールカスタムでスズキソリオを狙い撃つ

オートックワン 11月09日(水)18時02分配信

軽自動車タントのノウハウを乗用車に応用した新型トール

ダイハツは、新型小型乗用車トール/トールカスタムを11月9日に発売した。価格(消費税込み)は、トールが146万3400円~185万7600円、トールカスタムが177万1200円~200万8800円。

新型トールは、小型車のスペースモデルにダイハツがタントやムーヴなどの軽自動車で培ったノウハウを投入し、「子育てファミリーの日常にジャストフィットするコンパクトファーストカー」を目指した。

ライバルとなるのはスズキ<7269> ソリオ。ダイハツとスズキ<7269>は軽自動車で熾烈な競争を繰り広げているが、コンパクトカーの分野でも両社の競争が激化しそうだ。

なおトールは、トヨタではルーミー/タンクとして、スバルではジャスティとして販売される。

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躍動感と堂々迫力が共存する外観のデザイン

エクステリアデザインは、トールとトールカスタムで特徴が大きく異なるフェイスデザインを採用した。

トールは薄く切れ長のランプグリルと大開口アンダーグリルとシャークフィンのように見えるバンパー下部のデザインで躍動感を表現、またブロックライン発光縦長LEDリアコンビランプにより、ワイド感と存在感を演出した。

一方トールカスタムは、重厚なメッキグリルとLEDヘッドランプによる艶やかさとLEDフォグランプやボディ同色のフロントスポイラーでソリッドな力強さを表現。

立体視LEDリアコンビランプやメッキグリルで品格や艶やかさを表現した。

トール/トールカスタムともに、ボディカラーは力強い重厚な色と、元気のある鮮やかな色を併せ持ったカラーをラインナップ。

インペリアルゴールドクリスタルメタリックとレーザーブルークリスタルシャインの2色を新色を追加し、2トーン仕様5色とモノトーンカラー9色の全14色を設定した。

ワイド感と機能的でハイテクイメージのインテリア

インテリアデザインは、直線的なラインと平面の構成、水平に広がるインパネで機能性とワイドな印象に。運転席前に配置したメーターは、フードを低く抑えることで見晴らしの良い形状とした。

インパネ、メータークラスター、ドアトリムにはステッチを用いたレザー表現で、ソフトな触感で上質感を演出。

トールはオレンジのアクセントカラーと配置して温かみを感じる上質で落ち着きのあるインテ リアに、エンボス加工を施し機能的なイメージを表現したシートを採用した。

トールカスタムはブラック内装に映えるテックブルーとシルバー加飾で先進的な印象を与えるインテリアとし、デザイン性の高い撥水加工シートを採用した。

コンパクトな外形寸法ながら、ゆとりある室内空間を実現したパッケージング

ダイハツが得意とする軽自動車のパッケージング技術を応用し、ゆとりある室内空間を両立した。全長は3700mmと短く、最小回転半径4.6mと軽自動車と同様の取り回しとした。

車両の周囲の状況が把握しやすいガラスエリアと、運転視界を確保したAピラーにより、運転席からの前方視界を確保した。

前後の乗員間距離を1105mmとして、後席も広々。前席のステップ高は348mm、ヒップポイント700mmと低床フロアで乗り降りも容易に。

後席はワンタッチで開閉可能な電動両側パワースライドドアを採用。挟み込み防止機能やチャイルドプロテクションなど安全性に考慮した機能を搭載した。

新開発の1リッターターボエンジンは1.5リッター並みのトルクを実現

新型トールに搭載されるエンジンは1リッターNAエンジンと1リッターターボエンジンの2種。

街中で扱いやすい1リッターNAエンジン搭載車は、最終減速比のローギヤード化による軽快な加速感を実現。さらにアクセルペダル開度に対して、スロットルバルブ制御を変更し、加速時や登坂時のパワフ ルな加速性能を発揮する。

新開発の1リッターターボエンジンは、1.5リッタークラス相当のトルク(140N・m)を24000~4000回転で発揮、合流や追い越しもラクにでき、高速道路でもストレスなく走行することができる。

また、アクセル操作に対し優れたレスポンスをもたらすスポーツモードが選択することができる。

JC08モード燃費は、1リッターNAエンジン搭載車の2WD車が24.6km/L、4WD車が22.0km/L、1.0リッターターボエンジン(2WD)が21.8km/Lと低燃費を実現し、全車がエコカー減税の対象となる。

操縦安定性と快適な乗り心地を実現

補強部材の最適配置、形状・板厚を最適化した骨格構造による高剛性ボディを採用。 車高の高さ、大きなバックドア開口を感じさせない優れた乗り心地と操縦安定性を実現した。

高速直進安定性や操舵時のロール抑制のため、軽乗用車ムーヴで培った知見を活かしてサスペンションを新たにチューニング。フロントスタビライザーの全車標準装備や、よりハイパフォーマンスなターボエンジン搭載車には、リアスタビライザーを装備した。

さらに、ラジエーターファンやエアコンコンプレッサーの構造変更し、騒音の発生源を改良することでノイズを低減。

インナーパネルとサイドアウターパネルの間に出来る隙間を発泡剤などで埋め、車外からの音の経路を遮断した。またダッシュパネルやボディ水抜き穴の面積縮小によって、車内への入射音を低減。大型エンジンアンダーカバーやフードサイレンサーの採用で、車外の騒音も低減した。

ダッシュパネルとカウルは一体構造、厚板構造を採用。リアフロアパネルのビード形状延長による剛性向上などによりボディの振動を抑制し、ボディの発音量を低減した。

また、フードサイレンサー、ダッシュパネルアウターサイレンサーの吸音力向上や、Aピラーガーニッシュ裏への吸音材を設定した。

スマートアシストIIを全グレードに設定

衝突回避支援システム「スマートアシストII」を採用した。

カメラとレーザーレーダー、ソナーセンサーの組み合わせで、前方の車両との衝突の危険が高まった場合に緊急ブレーキ<7238>による危険の回避を支援する。さらに歩行者との衝突危険性や車線の逸脱も警報などで知らせたり、前方や後方へのアクセルとブレーキ<7238>の踏み間違えによる飛び出しも抑制。アクセルペダルを踏まずに定速走行可能なクルーズコントロールを採用し、長時間運転時の負荷軽減に寄与する。

また、シートベルト締め忘れ警告灯(全席)を全車に搭載した。

さらに 「ヒルホールドシステム」で、坂道発進時の車両の後退を抑制する。

加えて60km/h以上で走行時、強くブレーキ<7238>を踏み込むとブレーキランプの点灯と同時にハザードランプが自動で高速点滅し、後続車に注意喚起する「エマージェンシーストップシグナル」を採用した。

衝突安全ボディTAFや乗員にやさしい安全インテリアSOFIに加え、SRSサイドエアバッグ(運転席/助手席)&SRSカーテンシールドエアバッグ(前後席)ではJNCAP新・安全性能総合評価で最高ランクの5つ星相当の高い安全性能を実現した(社内測定値)。

オートライトを全車に標準装備するなど、安心・安全装備を充実させた。

オートックワン
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    最終更新: 11月09日(水)18時02分

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