PS Audio、ジッター低減した薄型USB DACとパワーアンプ「Stellarシリーズ」

AV Watch 2017年05月19日(金)07時45分配信

 完実電気は、PS Audio製のUSB DAC/プリアンプ「Gain Cell DAC」と、モノラルパワーアンプ「M700」、ステレオパワーアンプ「S300」を6月に発売する。価格は、Gain Cell DACが17万円、S300とM700が各18万5,000円。カラーは3機種ともブラック(B)とシルバー(S)の2色を用意する。

DAC「Gain Cell DAC」(ブラック)

 新たにラインナップするStellarシリーズの新モデル。このシリーズは、PS Audioのハイエンドモデル「BHKシリーズ」や、DMP<3652>/DSDACで培った技術を手の届きやすい価格帯に展開する一方で、PS Audio会長のPaul McGowan氏が2000年代に開発したGain Cell/Analog Cell technologyのアップデートを図り、最新のClass-Dテクノロジーを搭載するなど、新旧のテクノロジーを、スリムな筐体に収めたというモデル。

 今回発表されたGain Cell DAC、S300、M700の3製品に加え、今後も同シリーズの製品を展開予定としている。

モノラルパワーアンプ「M700」(2台)
ステレオパワーアンプ「S300」

DAC「Gain Cell DAC」

 既存モデルNuWave DSDの後継となるUSB DAC。最新型のDigital Lensを搭載し、アナログ出力回路も強化。独自のGain Cell technologyをアップデートして出力回路に採用している。また、ゲインによるボリュームコントロールによってシンプルな回路設計を実現し、アナログプリアンプとしての機能をより充実させたという。

Gain Cell DAC(シルバー)

 ジッター、ノイズ、時間軸上のゆらぎ、ディスクドライブから派生するエラーなどから、デジタル信号<6741>を解放させるというDigital Lens機能も進化。FPGAを中心に、RAM、セミコンダクターと微小なデーターマークを呼び出せる近視野光出力回路を組み合わせ、より高速度の信号処理を実現。デジタル信号<6741>を分析して再構成し、ジッター、ノイズ、時間軸上のゆらぎ、派生するエラーから解放するという。

 digital Lens の動作は、DSDACにも採用されている固定式スーパーロージッタークロ ックでコントロール。FPGAが入力信号を適格に分析し、Digital Lensへその情報を伝達。Digital Lensが入力デジタル信号<6741>に適した信号処理を行なう。

 デジタル入力は、DSD 5.6MHzや、PCM 384kHzなどに対応したUSBとI2Sが各1系統、光デジタル(最大96kHz)×1、同軸デジタル(最大192kHz)×2。全てのデジタル信号<6741>は、Digital Lens内にある「Native Mode」を経由してDigital Lensへ入力。サンプリングレートコンバータをスキップすることにより、音質の純度や鮮度に効果があるという。

 接続する機器やスピーカー、設置している部屋にあわせて、選べる3種類のデジタルフィルターを搭載。出力段にはパッシブタイプのアナログフィルターを採用する。

 アナログ入力はXLRバランス×1、RCAアンバランス×3を備え、プリアンプとしても利用可能。標準ヘッドフォン端子も備える。

 オーディオパーツを新たに選定し、電源供給回路も強化。高精度ボリュームなども採用する。外形寸法は438×310×76mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.2kg。

モノラルパワーアンプ「M700」、ステレオパワーアンプ「S300」

 同社のBHKシリーズに続くパワーアンプで、新たにAnalog Cellという回路設計を入力段用に開発。さらに、出力段にはIce PowerのClass Dアンプを採用したハイブリッド構成。「音質面で妥協することなく、音楽のもつダイナミックさから、内面にあるささやかな表情までも鮮やかに描く、クラスでもトップの表現力」としている。ステレオアンプのS300は、完全デュアルモノ構成で、出力は300W(4Ω)。モノラルのM700はシングルモノ構成で、700W(4Ω)。

モノラルパワーアンプ「M700」2台(ブラック)

 新開発のAnalog Cell Technologyは、入力段には、無帰還Class A回路をディファレンシャルで設置。空間表現力などを向上させている。

 出力段にはClsss Dアンプを採用。ハイカレント/ローインピーダンスながら、低歪みを実現したという。S300/M700で採用されているClass Dアンプは、Ice Powerテクノロジーを採用したモジュールを搭載。出力時のフィルターを不要とし、高域特性は50kHzまで伸長したという。出力段には特性を揃えたMOS-FETを搭載し、リニアリティを高めている。

 入力はXLRバランスとRCAアンバランスが各1系統。スピーカー端子は1ペアで、M700はバイワイヤリングに対応する。外形寸法は438×310×76mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.2kg。

ステレオパワーアンプ「S300」(ブラック)
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    最終更新: 2017年05月19日(金)07時45分

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