ソニー、8K/120p撮影対応3板式カメラシステム。新開発1.25型センサー+プリズム

AV Watch 2017年09月15日(金)18時29分配信

 ソニー<6758>は、新開発の8Kイメージセンサーを搭載した8K 3板式のカメラシステム「UHC-8300」を開発し、10月から受注発売する。カメラ本体とコントロールユニット「UHCU-8300」で構成した参考予定システム価格は4,800万円。

UHC-8300のカメラヘッド部

 イメージセンサーとプリズムの組み合わせにより、高解像度8K(7,680×4,320ドット)で最大120pの高速撮影や、広色域でハイダイナミックレンジ(HDR)に対応した映像撮影が可能となる。NHKによる製品仕様のアドバイスを受け開発し、スポーツシーンからエンタテインメント、学術映像などでの8K高解像度撮影を推進する。

UHC-8300

 新開発1.25型のイメージセンサーを3板式とし、新開発のプリズムと組み合わせることで、8K/7,680×4,320ドットによる最大120pの高速撮影や、広色域(ITU-R BT.2020でのHDR制作に対応。被写界深度を深く、動体も鮮明に8K映像を撮影できるため、奥行きのある競技場などでは、画面中央の選手だけでなく、後方の選手達の動きも鮮明に映し出せるという。

新開発1.25型8Kイメージセンサー

 8K/4K/HD信号<6741>を同時に出力し、それぞれの映像信号に異なる色域やOETF(Opto-Electronic Transfer Function)を適応できるため、8K HDR信号<6741>、4K HDR信号<6741>、HD SDR信号<6741>の同時出力も可能。8Kだけでなく、4KやHDの映像制作用途にも活用できる。

 また、8K映像のオーバーサンプリング効果により、4K/HD映像を必要な画素数よりも豊富な情報量を凝縮して出力できるため、解像力の高い映像表現が行なえるという。4KやHDのカメラシステムと連携したシステム構築にも対応する。

 カメラシステムに搭載したプロセッサーの画像処理により、8K映像から任意の4K映像を切り出して運用できる「カットアウト」機能を搭載。8Kの画角で撮影した広範囲の映像から、特定の選手などが写った映像を、4K画質で切り出せる。また、B4レンズアダプターと組み合わせれば、1.25型8K用レンズだけでなく、将来的に2/3型B4マウント4K用レンズを用いた撮影も可能となる。

 SDI伝送のほか、ネットワーク経由での映像伝送を可能とする40Gb/s IPインターフェース技術ネットワーク・メディア・インターフェース(自社開発)に対応。8K/59.94p信号<6741>をケーブル1本で制作機器に信号伝送できる。

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    最終更新: 2017年09月15日(金)18時29分

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