ハイセンス、サッカーW杯公式の4K/HDR対応“ULED”テレビ「N8000」。55型約17万円

AV Watch 2017年11月13日(月)17時21分配信

 ハイセンスジャパンは、サッカーの2018年FIFAワールドカップ オフィシャルテレビとして、4K対応のフラッグシップモデル「ULED N8000シリーズ」を12月中旬に発売する。65型「HJ65N8000」と、55型「HJ55N8000」を用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は65型が25万円前後、55型が17万円前後。13日に発表会が行なわれ、ゲストに元サッカー日本代表のラモス瑠偉氏も来場した。

65型「HJ65N8000」とラモス瑠偉氏

 サッカーの2018年FIFAワールドカップ ロシア大会でテレビの公式スポンサーを務めるハイセンスが、グローバルで展開している「ULED(ユーエルイーディー)テレビ」を日本で初めて導入。ULEDの「U」は“Ultra”の略。液晶パネルにKSF(フッ化物蛍光粉末)を採用し、色再現をDCI P3比95%まで高めた「ウルトラカラー」と、明暗表現を向上させた「ウルトラコントラスト」を組み合わせた独自ブランドとして展開している。

ULEDテレビ
左が65型「HJ65N8000」、右が55型「HJ55N8000」

 新モデルのHJ65N8000/HJ55N8000は、解像度3,840×2,160ドットの4Kパネルを搭載。ピーク輝度は1,000nitで、いずれもHDRに対応。HDR 10とDolby Visionをサポートする。65型は、バックライトの明るさを部分ごとに駆動するローカルディミングに対応し、コントラストを高めているほか、パネルは倍速駆動に対応する。さらに、両モデルにおいて、黒フレームを挿入して残像を低減する「ウルトラモーション」も特徴。

ウルトラカラー/ウルトラコントラスト/ウルトラモーションを特徴とする

 さらに、上記のウルトラモーションと、ウルトラカラー、ウルトラコントラストの補正レベルを、スポーツ映像の早い動きに最適化させ、残像感が少なくスムーズに観戦できるようにしたという「スポーツモード」も備える。

「スポーツモード」を搭載

 地上/BS/110度CSデジタルチューナを各2系統備え、別売USB HDDへの録画にも対応する。LAN端子と無線LAN(2.4GHz/5GHz)を搭載。VODサービスは、Netflix、YouTube、アクトビラ、TSUTAYA TV、U-NEXT<9418>、ひかりTV、クランクイン! ビデオに対応する。

対応する映像配信サービス

 スピーカーは本体下部に内蔵し、ユニット3基を前面に向けて配置することで従来よりも音質を向上。ドルビーオーディオに対応するほか、低域を向上するSUPER BASS機能も搭載。スピーカー出力は、65型が45W(15W+15W+15W)、55型が30W(10W+10W+10W)。

スピーカー

 本体カラーは前面がシルバー、背面がヘアラインのブラック。ベゼルが1.5mmという狭額縁デザインで、本体は最薄部8.9mm。AC接続後の初回起動時に、「Hisense」とワールドカップ・ロシア大会のロゴが表示される特別仕様となっている。

1.5mmの狭額縁
初回起動時にHisenseとワールドカップのロゴを表示

 スタンドを含む外形寸法と重量は、65型が144.7×35.3×93.6cm(幅×奥行き×高さ)、31kg。55型が123×26.2×80.1cm(同)、23kg。

背面
リモコン

W杯は最大のチャンス。今後は8Kも視野

 ハイセンスジャパンは、日本での家電製品の展開から今年で7年目となる。李文麗社長は日本での売上について、'17年度は前年を大きく上回る100億円を見込んでおり、内訳はテレビが6割、白物家電(冷蔵庫と洗濯機)が4割としている。グローバルでの'16年度売上は1.7兆円。

ハイセンスジャパンの李文麗社長

 ワールドカップの公式スポンサーになったことについては、「これまでも世界中のスポーツに深い理解を示しており、テニスやF1、サッカーなどでスポンサー契約を締結して応援してきた。今年6月に行なわれたサッカーコンフェデレーションズカップに続き、来年はワールドカップの公式スポンサーとなり、これまで以上にワールドワイドでスポンサードしていく」と述べた。

日本でのこれまでの売上と'17年度の予測
グローバルの売上

 磯辺浩孝副社長は、これまでの同社テレビの取り組みを振り返り、「これまでにない価格帯で提供でき、話題になった。今年はスマートテレビを発売し、“スマート元年”と位置付ける。中国やアメリカの市場ではスマートテレビが80%となり、日本でももっと普及できるのでは」とした。

磯辺浩孝副社長

 特徴としては、前述したスポーツモードに触れ、「サッカーなどの瞬間的な動きを、流れるように鮮明に観られる」としたほか、ワールドカップのロゴが表示される特別仕様であることや、ワールドカップが開催される2018年の限定モデルとなることを強調した。

 磯辺氏は「まだ日本市場では認知されていないと考えている。これまで参入して7年間、対外的に大きな広告活動はしていなかったが、'18年のワールドカップロシア大会を最大のチャンスととらえ、認知度を上げていきたい」と述べた。今後の販売戦略としては、発売する12月にオープン懸賞を行なうほか、「'18年春ごろから、ワールドカップ開催中の期間に、4Kに特化したフェアを開催予定。購入した方に喜んでいただけるキャンペーンにしたい」とした。

 なお、同社は海外の展示会などで8K対応テレビも展示しているが、8K対応テレビの日本での発売も予定しており、時期は検討中としている。

本社ビル壁面にもワールドカップスポンサーであることを掲示している

ラモス瑠偉「ボールの回転見える」

 ワールドカップの公式テレビということにちなんで、ラモス瑠偉氏がゲストとして来場。サッカー観戦時に最適なテレビ視聴環境や、ワールドカップの見どころなどについて語った。

ラモス瑠偉氏が登場

 既にULEDテレビを体験し、自身のゴールシーンを何回も観たというラモス氏は、「サッカーボールの回転がちゃんと見える。メッシの足元にあるボールの形がはっきり写っている。子供たちもこれを見て(上手な選手のプレーを)まねしてほしい」と画面を指さして説明。また、これまでも大画面のテレビを使っていたというラモス氏は「やっと大きさだけでなく、色がはっきり見える、すごい時代が来た。アクション映画も好きだけど、迫力ありますよ」と驚いた様子。

 今のサッカー日本代表については、「せっかく監督にチャンスを与えられているのに、自分でそれをつかんで、次のワールドカップは自分のものだ! という気持ちが伝わってこない」と厳しい一言も。

 サッカーをする子供たちに対しては「今は恵まれている時代。こんなテレビで選手のプレーを見れば吸収できる。コーチの話だけではなく、自分で見て盗んでまねすることが大事。素敵なテレビの前で、みんなで日本を応援しましょう」とした。

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    最終更新: 2017年11月13日(月)17時21分

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