ヘンケルがK 2016で接着剤ソリューションを展示

ビジネスワイヤ 2016年12月19日(月)11時35分配信

(ビジネスワイヤ) -- 自動車業界では高性能な連続繊維強化複合材料を使った一体構造部品製作のニーズが高まっており、硬化が早く信頼性の高いヘンケルの接着剤やマトリックス樹脂がこうしたニーズの解決策となっています。ヘンケルはドイツのデュッセルドルフで10月19~26日に開催されたK 2016に参加し、クラウス・マッファイ社のブースで、当社の広範な材料ポートフォリオの中から新しい軽量材料向けの様々なアッセンブリーソリューションを展示しました。

自動車産業では接着接合は、効率化、安全性、プロセスの簡素化が実現できることから、近年、溶接、リベット打ち、ねじ留めなどを伴う従来の組み立て手法に替わる手段となりつつあります。最近のヘンケルの知見では、接着接合により組立て製品をコスト効率よく量産することができ、年産1万部品を超える量産が可能だという結果がでています。

ヘンケルはK2016展示会の期間中、炭素繊維強化複合材料のルーフを熱可塑性プラスチック材料のフレームキャリアに接合するための接着剤にスポットを当てました。Loctite EA 9065接着剤は強いせん断強度のある製品で、ルーフパーツの接合のような重要部分の接着に適しています。また、鋼鉄やアルミニウム、さらにはポリアミドをベースとした繊維強化プラスチックや熱可塑性複合材料など、多くの異種材料も効率よく接着します。

Loctite EA 9065は耐衝撃性に優れ、硬化速度を速める調整が可能です。そのため大型自動車の自動化アプリケーションに最適です。

ドイツの成型加工大手クラウス・マッファイ社の複合材料/表面事業担当責任者を務めるエーリッヒ・フライ氏は、「ヘンケルは高性能の接着剤を提供しており、熱可塑性プラスチックや熱硬化プラスチックのような異種複合材の組立てを実施する場合に最適な提携先です」と述べています。

特定の樹脂に合うように処方された複合材料接着剤のほか、ヘンケルは様々な種類の繊維材料や繊維強化複合材料に合ったマトリックス樹脂、バインダー、離型剤も開発・生産しています。また、これら提供製品を支えるため、プロセスのノウハウや工学技術支援、さらには複合材料生産のための社内試験などの技術サービスも行っています。

ヘンケルの自動車用複合材料担当グローバルプログラムマネジャー、フランク・カルステンは、「ヘンケルは自動車向け複合材料の量産について戦略的手法で取り組んでいます。当社は自動車分野向けの様々な複合材料部品生産と異種材料部品の組立てにおいてユーザーの求めに応じた接着技術を提供するソリューションプロバイダーと自社を位置付けています。ヘンケルは特にレジントランスファーモールディング(RTM)成形におけるプロセスノウハウやアプリケーションノウハウの提供にかけては知見と実績があり、大きな強みを持っています。」と述べています。

カルステンはヘンケルのその他の強みとして、特定の顧客ニーズに対応できる柔軟性のある特殊ソリューション、世界的な自動車OEMや自動車部品の一次供給企業としての顧客を通じた自動車業界へのアクセス、世界中に技術試験センターを配備した展開規模、研究開発と革新に対する大きな注力を行っていることなども強調しています。ヘンケルでは機械、ツール、エンジニアリングを包含する広範なパートナーネットワークも提供できます。

ヘンケルはブランドとテクノロジーのグローバルリーダーとして、ランドリー&ホームケア、ビューティーケア、接着技術の3部門で事業を展開しています。1876年創立のヘンケルは、パーシル(Persil)、シュワルツコフ(Schwarzkopf)、ロックタイト(Loctite)などの有名ブランドにより、コンシューマー分野および産業分野の両市場における世界的リーダー企業としての地位を維持しています。ヘンケルは約5万人の従業員を抱え、2015会計年度に売上高181億ユーロと、調整後の営業利益29億ユーロを計上しました。ヘンケルの優先株はドイツ株式指数DAXの構成銘柄になっています。

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    最終更新: 2016年12月19日(月)11時35分

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