日産、スカイライン誕生60周年記念イベントを六本木ヒルズで開催。4月21日~24日まで歴代の全モデルが並ぶ

Car Watch 2017年04月20日(木)19時36分配信
2017年4月21日~24日 開催

入場無料

スカイライン誕生60周年を記念する特別イベント「SKYLINE TIMELINE」の発表会に出席した、日産自動車株式会社 専務執行役員の星野朝子氏(右)と俳優/ミュージシャンの浅野忠信さん(左)

 日産自動車<7201>は、六本木ヒルズアリーナ(東京都港区六本木)でスカイライン誕生60周年を記念する特別イベント「SKYLINE TIMELINE」を4月21日~24日の期間に開催する。これに先駆け、4月20日に報道陣向けの発表会を開催し、日産自動車<7201> 専務執行役員の星野朝子氏が同イベントの概要を紹介するとともに、スペシャルゲストとして俳優/ミュージシャンの浅野忠信さんが登壇し、歴代スカイラインを主題にしたトークショーを行なった。

 スカイラインの誕生日にあたる4月24日まで開催される今回のイベントでは、同社の座間記念庫および日産プリンス香川販売(4代目 スカイライン 2000GT-X)に保管される歴代スカイラインが展示されるとともに、歴代13モデルのスカイラインが販売された当時の風景や、未来の風景を背景にした写真を撮影できるフォトスタジオ「SKYLINE TIMELINE STUDIO」を用意。また、全13モデルを再現した数量限定の「SKYLINE スペシャル ラバーストラップ」(500円)をカプセルトイで販売するなど、スカイラインファンにとって必見のイベントになっている。

会場中央に展示される初代ALSI型(1957年)とスカイラインの誕生60周年を記念する期間限定車「60th Limited」(2016年)
歴代スカイラインが一堂に会するのはなかなかお目にかかれない
初代ALSID-1型(1957年)「プリンス スカイライン デラックス」。クラス最高出力の60PS/105Nmを発生する直列4気筒OHV1.5リッター「GA30」エンジンを搭載するとともに、ド・ディオン・アクスルを国産乗用車で初めてリアサスペンションに採用。ボディサイズは4280×1675×1535mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2535mm
2代目S50D型(1965年)「プリンス スカイライン 1500 デラックス」。1964年の第2回日本グランプリに出場した「スカイラインGT」は、ポルシェ904GTSを7周目で抜き去り「羊の皮を着た狼」と呼ばれた。直列4気筒OHV1.5リッター「G1」エンジンは70PS/113Nmを発生。ボディサイズは4100×1495×1425mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2390mm
3代目C10型(1971年)「スカイライン 1500 スポーツデラックス」。ファミリーユースとスポーツ性を両立したスポーツセダンとしてデビュー。のちに「ハコスカ」の愛称で呼ばれ、1969年にツーリングカーレースを戦う「2000GT-R」が登場する。直列4気筒OHC1.5リッター「G15」エンジンは88PS/120Nmを発生。ボディサイズは4235×1595×1405mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2490mm
4代目GC110型(1973年)「スカイライン 2000GT-X」。「ケンとメリーのスカイライン」の広告シリーズで知られ、累計販売台数は歴代最高の約66万台を記録。直列6気筒OHC2.0リッター「L20」エンジンは125PS/166.7Nmを発生。ボディサイズは4460×1625×1395mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2610mm
5代目HGC211型(1980年)「スカイライン 2000GT-E・L」。日本が生んだ名車という自負を込めた“スカイライン・ジャパン”のメッセージとともにデビュー。モデルライフ後半の1980年にターボエンジン搭載の「2000GTターボ」も追加されている。直列6気筒OHC2.0リッター「L20E」エンジンは130PS/167Nmを発生。ボディサイズは4600×1625×1390mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2615mm
6代目KDR30型(1983年)「スカイライン ハードトップ 2000 ターボRS」。ポール・ニューマンを広告キャラクターに起用し、走りを追い求める真のGTとしての道を歩む。1981年に日産としてはGT-R以来8年ぶりとなるツインカムエンジン「FJ20E」型を2000RSに搭載。1983年にはFJ20E型に過給器を組み合わせた日本初のツインカム4バルブ・ターボのFJ20ET型エンジンも登場して2000ターボRSに採用。直列4気筒DOHC2.0リッターターボ「FJ20」エンジンは190PS/225Nmを発生。ボディサイズは4595×1665×1360mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2615mm
7代目HR31型(1985年)「スカイライン パサージュ」。高級スポーティサルーンを目指した7代目は、C10以来搭載されてきたL20型に代わり新世代のRB20エンジンに一新するとともに、世界初の4輪操舵システム「HICAS(ハイキャス)」を搭載。直列6気筒DOHC 2.0リッターターボ「RB20DET」エンジンは210PS/245Nmを発生。ボディサイズは4650×1690×1385mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2615mm
8代目ECR32型(1993年)「スカイライン GTS25 Type X・G」。斬新なスタイリングのボディに4輪マルチリンクサスペンションなど新機軸を搭載。16年ぶりに復活した「GT-R」も大きな話題を呼んだ。直列6気筒DOHC 2.5リッター「RB25DE」エンジンは180PS/225.6Nmを発生。ボディサイズは4580×1695×1340mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2615mm
9代目ECR33型(1997年)「スカイライン GTS25t タイプM」。コンセプトは居住性と快適性にスポーツ性を合わせ持つ「卓越した走りの本流グランドツーリングカー」。前後マルチリンクサスペンションなど主なメカニズムは8代目から継承。電動SUPER HICAS、アクティブLSDなど先進テクノロジーも与えられた。ボディサイズは拡大したものの、軽量化や重量配分の改善を行なった。直列6気筒DOHC 2.5リッターターボ「RB25DET」エンジンは245PS/274Nmを発生。ボディサイズは4720×1720×1360mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2720mm
10代目BNR34型(2000年)「スカイラインGT-R VスペックII」。ホイールベースと全長を再び短縮し、同時に剛性を大きく向上させたボディは“DRIVING BODY”と銘打たれた。直列6気筒DOHC 2.6リッターツインターボ「RB26DETT」エンジンは280PS/392Nmを発生。ボディサイズは4600×1785×1360mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2665mm
11代目PV35型(2005年)「スカイライン 350 GT-8」。「フラットライド」思想のもと、コンパクトなV型6気筒エンジンをフロントミッドシップに搭載した新世代「FMパッケージ」を採用。V型6気筒DOHC 3.5リッター「VQ35DE」エンジンは272PS/353Nmを発生。ボディサイズは4750×1750×1470mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2850mm
12代目PV36型(2007年)「スカイライン 350GT TypeS」。「魅惑・洗練・高性能」をコンセプトに、新たに「VVEL」を組み込んだV6エンジン、高剛性ボディ、アルミ高強度材を多用した新設計サスペンション、世界初の4輪アクティブステア(4WAS)などを採用。V型6気筒DOHC 3.5リッター「VQ35HR」エンジンは315PS/358Nmを発生。ボディサイズは4755×1770×1450mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2850mm
13代目V37型(2016年)「スカイライン 350GT HYBRID Type SP 60th Limited」(期間限定車)。世界初のステアバイワイヤーを実現した「ダイレクトアダプティブステアリング」を採用するとともに、「全方位運転支援システム」を全グレードに標準装備。期間限定車では特別なボディカラー「オーロラフレアブルーパール」を設定するとともに、BOSE Performance Seriesサウンドシステム」をオプション設定。V型6気筒DOHC 3.5リッター「VQ35HR」エンジンは306PS/350Nmを発生し、これに68PS/290Nmの「HM」モーターを組み合わせる。ボディサイズは4800×1820×1440mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2850mm
全13モデルを再現した数量限定の「SKYLINE スペシャル ラバーストラップ」をカプセルトイで販売。価格は500円
歴代13モデルのスカイラインが販売された当時の風景や、未来の風景を背景にした写真を撮影できるフォトスタジオ「SKYLINE TIMELINE STUDIO」

星野専務が初めて乗ったクルマはジャパン

スカイラインとの関わりなどについて語った日産自動車株式会社 専務執行役員の星野朝子氏

 発表会の冒頭に挨拶を行なった日産自動車<7201> 専務執行役員の星野朝子氏は、冒頭で「1957年4月24日にスカイラインが誕生し、グランドツーリングの喜びを高い次元で体験できるクルマとして発売され、多くのお客様から高い人気を得た。その後、いくたびのモデルチェンジを重ねて常にお客様の憧れのクルマとして存在し続けてきた。これまでに300万台以上のスカイラインが国内で販売され、現在の時点で20万台以上のクルマが日本の道路を走っている。60歳を迎えるスカイラインは、日産車のなかでもっとも長い歴史を持つモデルブランドになった。同じ名称で60年以上もの長い期間存在し続けるクルマは、長い自動車の歴史のなかでも数少ないのではないかと思う。これはスカイラインに込めた、日産のものづくりのプライドを示していると思っている。そして何よりもスカイラインを愛する多くのお客様の熱い想いに支えられて、60年間存在し続けられた証だと考えている」とコメント。

 そして会場に並べられた歴代スカイラインについて、「会場には歴代13モデルを展示した。どのモデルも当時の最先端技術を余すことなく投入して、その時代を創造してきた」と述べるとともに、星野氏が免許を取得して最初に乗ったクルマが5代目のスカイライン ジャパンだったこと、社会人になり最初に自身で購入したクルマがR32 スカイライン(GTS-t)で、毎週末にドライブを楽しんでいたことを紹介した。

 また、直近の同社の取り組みについても紹介を行ない、「クルマと人と社会の新しい関係の創造に向け、日産では『ニッサン・インテリジェント・モビリティ』を掲げて活動を行なっている。現在クルマを取り巻く環境として、地球の温暖化やエネルギー問題、交通渋滞、交通事故など色々な問題がある。日産ではこうした問題を解決するために、EV(電気自動車)を代表とする電動化技術だったり、自動運転技術を代表する知能化技術という2つのピラー<6490>を掲げてこうした問題に取り組んでいる。昨年、自動運転技術“プロパイロット”を搭載したセレナ、EVの発想で作られたまったく新しいパワートレーン“e-POWER”を搭載したノートの2台を発売し、お客様から非常に好評をいただいていて近年ないほどの販売台数を記録している。これは日産がスカイラインの時代から磨きをかけてきた日産らしい技術の表現の仕方が“プロパイロット”や“e-POWER”となって搭載されたことで、『これは日産らしい』『日産じゃなきゃできなかった』『さすが日産』とお客様に共感していただいた証だと思っている。私たち日産は、日産らしい技術の表現をとおしてクルマとお客様の体験をよりワクワクするものにしたいと考えている。これからも多くの革新的な技術を幅広い車種に採用していきたいと思っている」と述べている。

「湘南爆走族」「西部警察」ネタを交えながらスカイラインについて語った浅野忠信さん

 続いて登壇した浅野忠信さんは、「冗談抜きで僕はスカイラインというクルマが大好きで、とくにハコスカはミニカーが何台もあるほど好きだった。ケンメリも“湘南爆走族”という漫画があって、そのなかで原沢良美という人物がクルマの免許を取ったときに乗ってきていた思い出がある」「ジャパンも西部警察で渡さんが乗られていたりと、昔から個所個所でスカイラインと出会っているんです。クルマを見ているだけでワクワクする」とコメント。

 また、会場に展示された、「スカイラインGT-R Vスペック」(R34)で採用されたボディカラー「ベイサイドブルー」のイメージをヘリテージカラーとして受け継いだ「オーロラフレアブルーパール」の現行モデルの感想を聞かれた浅野さんは、「とにかくカッコいいですね。僕は映画の撮影をやっていることが多いのですが、そのとき夕方の光のいい時間帯を待っているとき“スカイライン待ち”っていうのですが、その言葉がぴったりくるクルマだなと。乗りたくなっちゃいますね」と回答していた。

 なお、浅野さんは発表会に先駆けフォトスタジオ「SKYLINE TIMELINE STUDIO」を体験。東京タワー建設現場を背景にした初代スカイライン、アポロ8号打ち上げシーンを背景にした3代目スカイライン、東京駅を背景にした現行スカイラインと撮影した3作品が紹介されたほか、最後に「60周年、本当におめでとうございます。60年愛され続けているというのは嬉しいですし、僕も憧れているクルマですからいつまでも愛され続けてほしいですね。僕も子供に伝えて、次の世代にもスカイラインというクルマが愛されるようになってほしいです」と述べ、トークショーを締めくくった。

「冗談抜きで僕はスカイラインが大好き」と語る浅野さん。期間限定の「スカイライン 350GT HYBRID Type SP 60th Limited」も興味深く見ていた
発表会に先駆けフォトスタジオ「SKYLINE TIMELINE STUDIO」を体験。3作品を紹介した
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    最終更新: 2017年04月20日(木)19時36分

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