キヤノンITS、サイバネットシステムのビッグデータ可視化ツールを販売

クラウド Watch 2017年04月19日(水)12時29分配信

 キヤノン<7751>ITソリューションズ株式会社(以下、キヤノン<7751>ITS)は19日、サイバネットシステム<4312>株式会社と、ビッグデータ可視化ツールの販売代理店契約を締結したと発表した。

 これにより、キヤノン<7751>ITSが提供する産業オートメーション向けトータルソリューション「Wonderware」で収集・蓄積した産業用ビッグデータを活用するツールとして、サイバネットシステム<4312>のビッグデータ可視化ツール「BIGDAT@Viewer」の提供を4月下旬より開始する。価格は576万円(税別)。

 キヤノン<7751>ITSでは、ファクトリーオートメーション(FA)トータルソリューションとして仏Schneider Electricの「Wonderware」を提供し、操業現場の監視制御を行う「Wonderware InTouch」や、操業時系列データを高速に蓄積できるデータベース「Wonderware Historian」、それらのデータを活用するための産業向けBIツール「Wonderware Intelligence」などを組み合わせ、操業現場で発生する大容量データの蓄積・活用ニーズに応えてきた。

 しかし、蓄積した膨大なデータの活用はまだ限定的で、より一層の効果的な活用が課題となっている。また、国内ビッグデータの市場が拡大する一方で、ビッグデータを分析する「データサイエンティスト」と呼ばれる専門家の不足も課題となっている。

 キヤノン<7751>ITSではこうした課題の解決を支援するため、WonderwareとBIGDAT@Viewerを連携させる。BIGDAT@Viewerは、統計解析や多変量解析の高度な専門知識がなくとも、直感的なインターフェースと簡単な操作性で、ビッグデータの可視化・分析を行える。

 両ツールの連携により、Historian Serverに蓄積された、操業現場で発生するビッグデータをBIGDAT@Viewerで分析を行い、データの相互関連性をマップ化。そこで得られた相互に関連性の高いデータ項目、ある事象により強く関連するデータ項目を対象にして、Wonderware Intelligenceなどでさらに詳細な分析や可視化するといったことが可能になる。

 これにより、生産ラインにおける問題の早期原因究明の手助けや、集積したデータから効率化手法を導き出し、生産性の向上を支援するソリューションを提供することが可能になるとしている。

 キヤノン<7751>ITSでは、産業オートメーション向けトータルソリューション「Wonderware」を中核とするFAソリューション事業全体で、2020年に売上高7億円を目指す。

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    最終更新: 2017年04月19日(水)12時29分

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