デジカメアイテム丼:カメラ+PC機材に便利な多機能バックパック Peak Design「Everyday Backpack」

デジカメ Watch 01月10日(火)07時00分配信
Peak Designのバックパック「Everyday Backpack」

自分に合ったバッグを見つけるのはなかなか難しいものだ。私も長年、自分の活動に適したバッグを探し続けてきた。そこで最近見つけて「これは!」と思ったバッグがある。それが米Peak Designのバックパック「Everyday Backpack」だ。今回、これを購入したので、その感想をお伝えしたい。

Peak Designは、2011年に創業した若い企業だ。最初は「Capture Camera Clip」をクラウドファンディングのKickstarterから販売したのがスタート。その後、さまざまなカメラ向けの便利な製品を生み出しており、2015年にはメッセンジャーバッグの「Everyday Messenger」をリリース。

実はこの時も気になったのだが、すでにKickstarterでのプロジェクトが終わっていて、日本でも銀一経由で販売が行われていて、長く購入を悩んでいた。それが今年に入り、バックパックタイプのEveryday BackpackがKickstarterに登場。当時は200ドル以下を支援すればバッグが手に入るということで、プロジェクトへの支援を決めた。

フォトキナ2016に出展するように実績もある会社であり、Kickstarterといっても早期購入割引ぐらいのイメージだろう。プロジェクトも成立してバッグは無事に送られてきた。

20Lモデルを背負ったところ。コンパクトで邪魔にならない。筆者の身長は170cm

購入したのは20Lサイズ。上部からの物の出し入れに加え、左右のジッパーを開けると側面から内部にアクセスできる。収納室内は3つに仕切られているが、「FlexFold」と呼ばれる仕切りは面ファスナーによって自由に仕切り位置を変えられる。この仕切りは折りたたむことで形状が変えられて、さまざまなバリエーションの収納室が作れる。基本的にはカメラバッグであり、カメラやレンズの大きさに合わせて形状を変えられるのが便利。

左右のジッパーを開ければ側面から内部にアクセス可能

自由度が高いので収納できるカメラやレンズの数は可変だが、プロ向けの一眼レフカメラに70-200mm F2.8クラスのレンズも収納でき、容量は十分という印象。機材の多い人なら20Lモデルではなくて30Lを選ぶといいだろう。

内部は3つに区切られているが、仕切りの「FlexFold」は自由に取り外し可能で、どの位置にも張り付けられる
折り紙を参考にしたらしく、FlexFoldは折りたたむことで収納スペースをカスタマイズできる
すべて跳ね上げた状態
70-200mm F2.8クラスのレンズも楽に収納できる
ちなみに20Lは最大容量で、この状態では容量12L
フタをめいっぱい持ち上げれば、さらに8L分の容量が確保できる。これで20Lとなる

普段、パナソニック<6752>の「LUMIX GX7 Mark II」とオリンパス<7733>の「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」を持ち歩いているが、レンズを装着したまま収納できる。もちろんストロボも収納できるので、バッグを下ろさなくてもすぐにカメラを取り出せて便利。

ミラーレスカメラならさらに楽に収納できる。パナソニック<6752>の「LUMIX GX7 Mark II」とオリンパス<7733>の「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」
このように仕切りを折ればストロボもピッタリ収納できる

バッグの背中にはノートPC用の収納スペースもあり、15インチのMacBook Pro Retinaが収納できることに加え、タブレット用の仕切りもあり、iPadなども同時に持ち運べる。私はファーウェイのMateBookを収納しているが、ほかにA4サイズの紙資料が簡単に入るので重宝している。

背面のPC収納スペース
内部は2つに区切られていて、ノートPCとタブレットが収納できる
同じ場所には浅めのポケット。PCと一緒に使うものを入れておくと便利
フラップで覆われる内側にも隠しポケット。マグネットでピタッと閉じることができ、パスポートのような大切な物を入れておくよさそう

ショルダーストラップに、Peak Designが得意とする自動車のシートベルトのような素材が採用されており、軽くアタッチメントを引っ張るだけで長さの調節ができて、バッグを下ろすときは長くして、背負うときは短くして体に密着させられる。重い荷物を入れているときは、収納式のチェストベルトで左右のショルダーストラップ同士を接続し、腰ベルトも使えばさらに安定する。

ショルダーストラップは太く厚手で疲れにくい。長さ調節は、ループになった部分を引っ張るだけ
戻すときもストラップを引っ張るだけでいい。動きも滑らかで気持ちがいい
普段はストラップに止めているチェストベルト
これを接続すれば重い荷物も入れたときも安定する

上部と左右にはハンドルもあって一時的な持ち運びも楽だし、背面がスーツケースのハンドルに通せるのも便利。サイドポケットはドリンクホルダーとしてだけでなく三脚の収納にも利用でき、収納されたストラップを取り出せば、三脚を安定して固定できる。

スーツケースのハンドルに通せる
Peak Designのカメラ固定アクセサリー「Capture Clip」を使えば、バッグのストラップにカメラを固定できて持ち歩きが楽。カメラストラップも同社製の「Slide Lite」を購入して、すっかり同社製品をそろえてしまった

このように、さまざまな場所にストラップが隠されていて、色々な収納に使えるのが便利だし、ポケットも多いので収納性も高い。たくさんのレンズやカメラを持ち歩く場合でも、普段の荷物を持ち歩くときでも整頓して収納できるFlexFoldも使いやすい。いわゆるカメラバッグとは異なり、カメラを持ち歩かない一般用途でも使いやすいのもいい。

側面にはポケット。撮影に必要な物はおおむね収納できる
最上部に機材を入れなければ、手回り品にも十分な収納性を備えている

上部のフタにはマグネットを利用した「MagLatch」を採用。マグネットで素早くカッチリと閉まり、開けるのも片手で簡単。それだけでなく、開ける際にはいったんロックを持ち上げて引っ張るという2段階の動作が必要になるため、背後から泥棒にこっそりとフタを開けられて中身を盗られるといったことが起こりづらく、セキュリティ性も考えられている。

マグネットによって閉じるだけでかちっとロックがかかるMagLatch。ハンドルの部分を一度上に持ち上げて引っ張らないと開かないので、他人がこっそり開けるのは難しいだろう
中身の容量に応じて閉じる位置を変えられる
側面のジッパープルはループ状になっている
これをバッグ側のループに通せば、こっそり開けられることを防ぐことができる

さまざまな工夫が盛り込まれて、カメラとPCを持ち歩く人にとっては収納性も十分だし、使いやすさも配慮されている。海外でバッグをホテルに預けて離れるときのために南京錠がかけられるようだと安心だったが、まあ、常に持ち歩くようにしていればいいだろう。デザイン的にも分かりやすいカメラバッグという感じでもなくデザイン性もあって、太いショルダーストラップなど、背負いやすさにも配慮されている。

現在は一般販売が始まっており、日本でも銀一から発売されている。久しぶりに自分の使い方にあったバッグに出会えて、今のところは満足している。

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    最終更新: 01月10日(火)07時00分

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