神保町写真教室の教科書「写真総合」by 岡嶋和幸先生:これまでの記事11本を一気読み!! 復習しましょう 連載の内容を含む新刊「写真総合」も紹介します

デジカメ Watch 2017年09月15日(金)16時07分配信

本連載ではこれまで、11回にわたって「インプレス<9479>・フォトスクール 神保町写真教室」講師の岡嶋和幸さんによるWeb特別講座を掲載してきました。カメラの使いこなしに繋がり、良い作品を生む力になったでしょうか。

まず前半にこれまでの連載をまとめましたので、おさらいしてみましょう。そして、本記事の後半では連載の内容を含む岡嶋さんの新刊「写真総合」を紹介します。

被写界深度(カメラ基礎:ピント)

ピントをコントロールできなければ写真作品は成立しません。特にピントが合って見える範囲「被写界深度」の把握が重要になってきます。被写界深度を決める6要素とはなんだったでしょうか?

被写界深度(カメラ基礎:ピント)
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/photoschool/1041120.html

オートホワイトバランス(カメラ基礎:色)

オートホワイトバランス(AWB)は、カメラが自動的に適正な色合いを再現してくれる機能です。不自然な色味になりにくく、多くのシーンで使えます。最近では従来のAWBに加えて、その場の雰囲気を残すAWBもあることをご存じですか? AWBの活用場面はこれまで以上に広がっています。

オートホワイトバランス(カメラ基礎:色)
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/photoschool/1053746.html

焦点距離と画角(撮影基礎:レンズ)

焦点距離が変わると写る範囲と被写体の大きさが変わります。では実際にどのような変があるのでしょうか。作例で確認しましょう。また、カメラの撮像素子のサイズによって、同じ焦点距離のレンズでも写る範囲が異なることも知っておきましょう。

焦点距離と画角(撮影基礎:レンズ)
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/photoschool/1066099.html

仕上がり設定(カメラ基礎:色)

仕上がり設定とは、各カメラが備えている絵作りのプリセットです。これを変えるとどのように写真が変化するのでしょうか? 作例を交えて解説します。また、最近ますます豊富になっているカメラのフィルター機能についても紹介します。

仕上がり設定(カメラ基礎:色)
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/photoschool/1068666.html

アウトフォーカス(カメラ基礎:ピント)

アウトフォーカスとは、ピントが合っていない「ボケ」の部分のこと。実は写真においてボケは、ピントが合っている部分と同じくらい表現に影響を及ぼす重要な要素なのです。どのように撮ればアウトフォーカスが綺麗で被写体が浮き出る写真が撮れるのでしょうか?

アウトフォーカス(カメラ基礎:ピント)
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/photoschool/1070374.html

半順光と半逆光(撮影基礎:光)

被写体を立体的に、そしてディテール豊かに写せる光があります。それが半順光と半逆光です。なぜなら、シャドウまたはハイライトによって輪郭を描けるから。ただし、撮影時にはいくつかの注意点があるそうです……。

半順光と半逆光(撮影基礎:光)
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/photoschool/1072060.html

横位置と縦位置(撮影基礎:構図)

横か縦か。被写体の形に合わせれば良いというほど単純ではありません。これによって作品を見る人の印象が大きく変わります。それぞれの特徴を知って使い分ければ作品がグッと良くなるでしょう。

横位置と縦位置(撮影基礎:構図)
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/photoschool/1072192.html

露出(カメラ基礎:露出)

ピント同様、作品を撮る上で最も重要な基礎的概念の1つです。ここでは絞り、シャッター速度、ISO感度の関係をステーキを焼く例えでわかりやすく解説します。自信のない方はしっかり理解しておきましょう。

露出(カメラ基礎:露出)
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/photoschool/1075144.html

雨天(撮影基礎:光)

「いい写真は晴れた日しか撮れない」。そう思っていませんか? 雨の日は森も街も晴れた日とは違った表情を見せます。雨に濡れたことで被写体は色鮮やかになり立体感も増します。ドラマチックな1枚を狙えるでしょう。

雨天(撮影基礎:光)
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/photoschool/1076167.html

中央一点構図(撮影基礎:構図)

「日の丸構図はだめ」とは良く言われることですが、有名な作品には中央一点構図が少なくありません。撮りたい被写体を中央に置けば見る人は自然とそこに集中します。しかし、いくつかの配慮を怠ればつまらない写真になってしまいます。

中央一点構図(撮影基礎:構図)
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/photoschool/1079098.html

露出補正(カメラ基礎:露出)

初心者を脱するには避けて通れない露出補正のテクニック。カメラの自動露出がどのような傾向なのかを理解すれば適切な露出補正、つまり思い通りの明るさに仕上げられるようになります。

露出補正(カメラ基礎:露出)
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/photoschool/1080164.html

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連載の内容を含む書籍「写真総合」が9月15日(本日)にインプレス<9479>から発売されました。

仕様
『写真総合』岡嶋和幸 著
2017年9月15日発売/定価:本体3,680円+税
B5変型判/320ページ

内容
第1章 カメラ基礎/第2章 撮影基礎/第3章 撮影実践/第4章 写真制作/第5章 写真表現/第6章 プレゼンテーション/写真関連用語集

写真家の岡嶋和幸さんが「写真の基本がすべて分かる」をコンセプトに著したもので、まさに“写真撮影の総合教科書”といえる大著。なんと320ページという大ボリュームとなっています。

本書は「インプレス<9479>・フォトスクール 神保町写真教室」の公式テキストにもなっており、実際に授業で使われます。もともと、この授業で使うための最適なテキストが無かったために、講師の1人である岡嶋さんが執筆したという本格的な本です。

“基本”とはいっても初・中級者はもとより、上級者でも役に立つ高度な内容も含まれています。きちんと写真を勉強したいと思っている方に最良の決定版といえる1冊になっています。

主な特徴

  • 豊富な写真とイラストでわかりやすく解説
  • 見開きでトピックが完結。知りたいところから拾い読みすることもできます
  • トピックに関連するプラスαの情報を囲み記事で紹介
  • 余白部分にメモを書き加えられる
  • 巻末に充実した写真関連用語集を収録

以下に紹介するように全6章からなりますが、特定の撮影ジャンルの解説はありません。これは写真の基本に徹しているからで、本書をマスターすればどういう被写体を撮るのにも通じる知識が得られるということです。この本に続いて、自分が撮りたいジャンルの解説書に進んでいくと良いでしょう。

本書はカメラや撮影の基本から画像処理、プリント、写真展開催までを網羅した「写真の総合教科書」です。これからデジタルカメラを使い始める方はもちろん、すでに特定の被写体を追求している方にもぜひ読んでいただきたい1冊です。あらゆる撮影ジャンルのベースになる「写真の基礎力アップ」に取り組んでみませんか?

担当編集者:武間俊樹(デジタルカメラマガジン編集部)

第1章 カメラ基礎

ここでは大きく「ピント」「露出」「色」について学びます。“いきなりカメラを使いこなそうとするのではなく、まずは写真の基本を押さえましょう”(本書より)とある通り、カメラを思い通りに使うための基本中の基本が分かります。

第2章 撮影基礎

前章は“カメラの基本”でしたが、ここでは「レンズ」「光」「構図」という“写真の基本”が学べます。レンズの種類とその写り方、いろいろな光の種類と効果、様々な構図の種類を解説します。実際の作画で役立つヒントが満載です。

第3章 撮影実践

ピント、露出、色、レンズ、光、構図の6つについてより実践的な解説をします。これらをコントロールすることで、優しくまたは力強い印象にしたり、見たままに表現したりダイナミックに見せたりする具体的な方法が分かります。

第4章 写真制作

ここでは画像処理とプリントに分けて説明しています。前半は写真制作のワークフロー、RAW現像の仕組みやフォトレタッチについて、後半は用紙の選び方やプリント設定、またカラーマネジメントについて触れます。

第5章 写真表現

5章以降の内容は、写真の中・上級者でもきちんと勉強した人は少ないかも知れません。ここでは、昨今重視されているステートメントの書き方、作品のセレクトや構成などフォトコンテストに挑戦する方には必須の内容です。フォトブックを作る際にもきっと役立つでしょう。

第6章 プレゼンテーション

最終章は作品集であるポートフォリオの作り方と写真展を行うまでの流れについて解説します。「いつかは写真展」。そう思って日々撮影に精を出す愛好家も多いと思いますが、展示方法や宣伝の仕方、会期中にすべきことなどのまとまった情報はカメラテクニックと異なりインターネットではあまり見かけません。ここでしっかり学びたいところです。

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    最終更新: 2017年09月15日(金)16時07分

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