デジカメアイテム丼:ミラーレスカメラ向けの高機能ストラップを試す peak design「LEASH」「CUFF」

デジカメ Watch 2017年11月13日(月)07時00分配信

写真を楽しむためにはカメラとレンズの他にもいろいろな関連アイテムが必要だ。中でも重要なのがカメラストラップ。カメラの落下を防ぎ、撮影を快適に進めるためにも役立ち、オシャレして自分だけのカメラにカスタマイズできるという魅力もある。

普通はボディ購入時に同梱されているメーカー純正のストラップを使うだけでもいいのだが、世の中にはもっと便利でオシャレなストラップも存在する。今回は日本でも数年前から爆発的に人気が出てきた米国peak designのストラップ「LEASH」と「CUFF」を紹介しよう。

LEASH

最初に紹介するは細身の軽量トラップである「LEASH」だ。LEASHは従来から人気のあるモデルであったがこの夏にモデルチェンジされ新型となった。

まずはじめに、peak designのストラップを紹介するにあたって知っておいてほしいのが、同社独自の「アンカーリンクシステム」というワンタッチロックシステムだ。

カメラストラップは通常、ボディの三角環などに巻き付けなければならないため取り付けに時間がかかる。これが面倒でカメラ購入時に付けたストラップをそのまま使い続けているという読者も多いのではないだろうか?

ところが、アンカーリンクシステムを使えば面倒だったストラップの巻き付けが不要になる。仕組みは実に簡単で「アンカー」と言われるボタン状のパーツをカメラにセットしておき、ストラップ側の受けパーツにはめ込む仕組み。

取り外しはアンカーをスライドするだけ。取り付け、取り外しは片手で、ものの数秒でできる手軽さだ。使用中、アンカーはしっかりとロックされているので撮影中にうっかり外れてしまうこともなく、強度も1つあたり90kg以上と十分なため、一度使うと止められない快適さがある。

さて、LEASHの紹介に戻ろう。peak design製品の特徴の1つはパッケージのデザイン性の高さだ。今回のLEASH、CUFFのパッケージはマグネットで開閉できるようになっており、使い始める前から「良いモノを買ったのではないか」とテンションが高まってくる。

同梱物はストラップ本体、アンカー4つ、アンカーマウント、六角レンチ、収納ポーチ、ステッカー。ベルト幅は18mmとスリムなストラップでミラーレスカメラや小型一眼レフカメラに最適なサイズだろう。

アンカーが4つ付いているので2台のカメラに使用できる。用意されているカラーはブラックとアッシュの2種類だ(写真はブラック)。

LEASHは長さを大きく変えることが可能で、最短81cmから最長145cmまで対応。短めにネックストラップとして使用したり、長くして斜め掛けに使用することも可能だ。

金具に付いている細いベルトを持つと素早く長さを調節できる。
最短時の長さ。女性が使っても長すぎるということはない。
最長時の長さ。身長180cmの筆者が斜め掛けしてもすこし長いくらいの十分な長さ。

ベルトの材質はナイロン製で写真をみると硬そうにも見えるのだが、手触りの良い柔らかな風合いで首など肌に直接触れても不快感は無い。

LEASHは通常のストラップのようにカメラの左右に両端を装着して使っても良いのだが、付属のアンカーマウントを使うことで片端を底面にした斜め吊りや両端を底面にした逆さ吊りストラップとしても使用できる。

アンカーマウントの取り付けは付属の六角レンチでしっかりと行う。

アンカーマウント使用時の注意点は三脚穴が埋まってしまうということだ。さらに脱着は六角レンチのみでコインなどを使うことができないため、六角レンチを忘れてしまうと現場で取り外しができなくなることにも注意しよう。

三脚を使用したければアルカスイス互換プレートとアンカー取り付け穴を備えた同社の「スタンダードプレートforキャプチャー(PL-S1)」などを使う必要がある。

なお、斜め吊りをするとグリップ側にストラップが来ないため、撮影時に邪魔にならない。

またLEASHとCUFFに使われるアンカーは、この夏に「AN-3」へとバージョンアップし、従来と変わらぬ強度(1個あたり90kg)ながら、アンカーの紐が従来のAN-2より細くなったことが特徴。

左が新型(AN-2)、右が旧型(AN-3)

ニコン<7731>ソニー<6758>オリンパス<7733>など三角環を使用してストラップを取り付けるタイプのカメラではボディ側のストラップホールが小さいため、従来のAN-2を直接ボディに付けることが難しかったが、紐が細くなったAN-3では三角環を介さず、直接ボディに取り付けられるようになった。

シンプルに使えるだけでなく、動画撮影中の三角環のカチャカチャ音を抑制できるというメリットもある。ボタン形状も若干スリムになっている。

AL-2とAL-3には互換性があるので旧システムと混在して使うこともできるので安心だ。

シンプルでありながらデザイン性も高く、長さ調整も可能なため軽量なシステムのストラップとしては良くできていると感じる。

ただし、重量級のシステムに使用する場合はスリムストラップのため身体への負担が大きくなるだろう。その場合、「SLIDE」など従来の幅広タイプも検討したい。

また、ベルトの材質は滑らかで滑りも良いためショルダーストラップとして使うとずり落ちやすいかもしれない。ネックストラップまたは斜め掛けストラップとして使用するのがおすすめだ。

CUFF

続いて紹介するのはリストストラップの「CUFF」だ。こちらも従来からあるモデルだがこの夏にモデルチェンジを果たし新型となった。

もちろんLEASHと同じアンカーリンクシステムでカメラと接続することができるので着脱は非常に簡単。カラーはブラックとアッシュの2つがラインナップされている(写真はアッシュ)。

同梱物はストラップ本体、アンカー2つ、収納ポーチ、ステッカーとシンプル。ベルト幅はLEASHと同じ約18mmで滑らかなナイロン製だが、厚みはCUFFのほうが若干あり、しっかりした生地になっている。CUFFで使用するアンカーは1つのため、付属のアンカー2個でカメラ2台分だ。

ストラップの長さはアルミ製の金属パーツをスライドさせることで調整可能。ループのサイズは最大で直径10cm、最小で5cmほどになる。男性、女性問わずしっかり腕に固定することが可能だ。金属パーツをアンカー側にしっかり寄せるとループをロックできる。

シンプルなストラップのため撮影時に邪魔になることはなく、不意な落下を防ぐこともできる。リストストラップは常時ストラップに重量がかかる使い方はしないため、コンパクトデジタルカメラから、大型の一眼レフカメラまで幅広く使えるだろう。

もう1つ面白いギミックは、ストラップの革張り部分の中にマグネットが仕込まれており、CUFFをカメラから取り外したときにアンカーの受けパーツの金属部分と反応して手首に巻いておけるという機構だ。

頻繁にストラップを着脱するような使い方をする場合には便利かもしれない。マグネットの位置は自分の腕に合わせて調整できる。

まとめ

以上、新しくなったpeak designのLEASHとCUFFを紹介した。どちらもpeak designらしいシンプルで洗練されたデザインのためシーンを問わず活用できそうだ。また、見た目だけでなく機能的にもよく工夫されており、純正ストラップとはひと味違った使い心地が体感できる。

私自身も以前からpeak designのアンカーリンクシステムを愛用しているのだが、今まで億劫だったストラップ交換がとても簡単になり便利だ。被写体に合わせてレンズを交換するように、ストラップもシーンに合わせて交換するとより快適な撮影が楽しめるようになるはずだ。

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    最終更新: 2017年11月13日(月)07時00分

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