携帯、据置、自由自在!スイッチして楽しむ「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」Joy-Conの操作感や使用感、着脱の感触もチェック!

GAME Watch 01月14日(土)00時00分配信
1月13日 発表

【Nintendo Switch】

3月3日 発表

価格:29,980円(税別)

 任天堂<7974>は、新ハード「Nintendo Switch」の発表会「Nintendo Switch プレゼンテーション 2017」を開催した。こちらではプレゼンテーションのあとに各種「Nintendo Switch」タイトルの試遊会も行なわれた。

 そこで本稿では、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」、「ARMS」、「1-2-Switch」の試遊をもとに、「Nintendo Switch」の特徴である多彩なプレイスタイルや、「Joy-Con」の使用感などをお伝えしていこう。

据置から携帯へプレイスタイルのスイッチを試せる「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」

 「Nintendo Switch」本体と同じ、3月3日の発売が決定した「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」。

 こちらは「Nintendo Switch」実機による初めての試遊ということもあり、会場内でのブースも大きく、等身大のリンク像が出迎えてくれる先には、50台もの試遊台が用意されているという力の入れようだ。1人あたりのプレイ時間は20分だが、ゲーム中での目的地になっているある「祠」にたどり着いた時点でも終了となるようだ。

 プレイ範囲は、リンクが誰かの声に呼びかけられて目を覚まし、美しく広がる「ブレス オブ ザ ワイルド」の世界へと踏み出していき、そこからは自由に探索をするというゲーム冒頭のシーン。落ちているアイテムを拾ったり、斧を振って木を切ってみたり、ボコブリンと戦ってみたり、広がる世界と美しさ、そこで自分なりに考えていろんなことができる、今作のリンクのアクションの多彩さ楽しめる。

 これまでこの範囲のプレイはWii U版で何度か公開されてきたのだが、よりスペックの高い「Nintendo Switch」版ではグラフィックスがより高まっているのが感じられた。幻想的なフィールドの美しさも本作の大きな醍醐味なだけに、「Nintendo Switch」はより楽しめるものとなっている。

 今回、これまでよりもさらに気になるシーンやドラマティックなシーンが満載な3rd トレーラーが公開されているので、そちらもぜひご覧頂きたい。

 「Nintendo Switch」版の「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」がプレイできるということはもちろん大きな魅力だが、この試遊は、「Nintendo Switch」での様々なプレイスタイルを試せることもポイントだ。プレイ途中でスタッフの方から、操作スタイルの変更を提案してもらえる。

 まず最初は、基本となるテレビ画面での据え置きプレイ。Joy-ConはJoy-Conグリップに装着したものを持つのだが、この小ささにまず驚かされた。「Nintendo Switch」自体も、おそらく多くの人が想像されているより全体的にコンパクトなところがあり、そのコントローラーであるJoy-Conも、グリップ装着状態であってもかなり小さい。既存の据置機のコントローラーの横幅をグッと縮めたようなコンパクトな形状になっている

 だが、グリップスタイルのJoy-Conそのものは手にしっかりとフィットして持ちやすい。正方形に近いぐらいの、あまり見慣れない形状のコントローラーではあるが、グリップの膨らみをグッと握れるし、その状態で各部ボタンへと指先が自然と届いてくれる。

 続いて、グリップからJoy-Conを外して使ってみる。取り外すときは、それぞれのJoy-Conの背面上部にあるボタンを押しながら引き上げる。その手応えは硬すぎず、緩すぎずのいいバランス。カチッという感触がしてから、するーっと引き抜ける。逆に装着するときは、スーッと軽めの抵抗がありつつ、最後に押し込むとカチッと音がして固定される。ガタつきも感じさせず、密着感がある。

 外したJoy-Conを、両手それぞれに持ってプレイしてみる。手をだらっとさせたままのプレイはWiiリモコンとヌンチャクをだらっと持ってのプレイを彷彿させるもので、リラックスしてプレイできる。

 取り外した状態の左右Joy-Conは、それこそWiiリモコンよりもずっと細くて小さい。サイズ的にはニンテンドー3DS LLの左右両端を切り出したぐらい……というところではないだろうか。手の大きい人なら握り隠せてしまうぐらいの、小さな棒のようなものなのだが、この状態でもL/Rボタン、ZL/ZRボタン、アナログスティック、A/B/X/Yの各ボタンをちゃんと操作できる。

 ギュッと握りこむように持って操作するような、コンパクトさからくる独特なフィーリングがあった。

 続いては、いよいよ携帯スタイルへ。ドックに差し込まれている「Nintendo Switch」本体の左右に、Joy-Conをカチッという音がするまで差し込んで装着。そこからJoy-Conを両手に持ち、ドックから「Nintendo Switch」を引き抜く。文章で書くと長ったらしいが、左右にJoy-Conをカチッカチッとつけて、スッという感じだ。

 テレビ画面からスイッチ本体の液晶画面へとゲーム画面は一瞬にして切り替わってくれる。ちなみに逆にテレビ画面に出力を戻す場合は、1~2秒程度で切り替わっていた。

 画面の切り替わりと同時に内部的な処理などもいろいろと切り替わっているのではないかと推測するのだが、そういうものを一切感じさせないぐらいに何事もなくスッと切り替わるところが、いかにも任天堂<7974>らしいと感じさせる。

 この「Nintendo Switch」本体+Joy-Conの携帯スタイルで持つと、まず「Nintendo Switch」本体の軽さと薄さに驚かされた。いわゆるiPad等のタブレット端末よりも小さな、ファブレット端末ぐらいの大きさ。そして、薄く、軽い。そこにJoy-Conを組み合わせて持ってみると、うすーい板を持っているぐらいの感覚でしかない。Wii U GamePadよりも格段に薄く軽量に感じられた。

 液晶画面を見ると、こちらは輝度が高く、精細さも十分に感じられる。Wii U GamePadよりも全体的に額縁感がなくて画面サイズも大きいので、手元に美しい画面があるというインパクトが遥かに大きい。また、上下や斜めに角度をつけてみても視認性が損なわれないぐらいに視野角も広い。ほぼ真横に近い角度からみても画面も色もちゃんと見えた。

 肝心のJoy-Conの操作性だが、これはサイズがサイズだけに難しいところだ。まずアナログスティックはサイズそのものが小さめで、軸の高さもだいぶ低くなっている。アナログスティックとして軸を倒す操作は可能だが、軸が短い分、かなり浅めの感触になっている。

 A/B/X/Yのボタン類は、ボタントップのサイズ感や押下感など、例えるなら3DSに搭載されているそれに近いと感じた。独特なのはL/RとZL/ZRボタンで、L/Rはボタン形状がかなり細長いものになっており、それに対してZL/ZRボタンは小さいながらも反り返ったフック型になっている。ただし、どちらもクリック感の強いボタンスイッチで、ZL/ZRボタンにはトリガーのような深いストロークはなかった。

 これまでにない独特なサイズ感をしているボタン類だが、これだけコンパクトにまとまっていても操作性のバランスを保っているのが、さすがと感じさせるところ。とはいえ、より快適な操作を望むのなら、別売の「Proコントローラー」を利用して欲しいということになるのだろう。

 ちなみに、使用前にはABXYボタンを操作するときに、そのすぐ下にある右アナログスティックが手に当たってしまうのでは……と気にかけていたのだが、よほどアナログスティックに被せるような角度で持たなければ当たらなかった。手の大きい人だとスティックに当たらないよう手の角度を多少は意識する必要があるかもしれないが、煩わしく感じるほどではなさそうだ。

 最後に試させてもらったのは、スイッチ本体を立てかけて小型モニタのようにしてプレイするスタイル。

 「Nintendo Switch」本体の右背面には細長いプレートが収納されていて、これを引き出してついたてのようにできる。簡易スタンドの機能だ。Wii U gamepadでも同じようなスタイルでのプレイは可能だったが別途スタンドが必要だったし、「Nintendo Switch」本体についたてがあること、そしれ本体が薄く軽いので扱いやすいことから、手軽にセッティングできる。

 「Nintendo Switch」ならではの、様々なプレイスタイルにスイッチできる魅力を試しつつ、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」をプレイしたのだが、どのスタイルもしっかりと扱いやすさや操作性が考えられているのを感じさせるものがあった。Joy-Conの着脱もスムーズ。

 振り返ってみると最も印象的だったのは、そうした据置機にも携帯機にもなってしまうハードの中で、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」のようなスケールのゲームが動いていることかもしれない。

 テレビでたっぷり遊んだのち、スッと「Nintendo Switch」を取り出してベッドに寝転がって続きをプレイする自分の姿がすでに見えるかのよう。それも一連の動きになんの淀みもなくスムーズに。そういう一歩進んだスマートなプレイスタイルに期待の高まる試遊となった。

自分の手の動きで戦う!Joy-Conのジャイロ機能を駆使する「ARMS」

 この日のプレゼンテーションで発表された2017年春に発売予定の格闘スポーツ「ARMS」。こちらは、Joy-Conのジャイロ機能をフルに使ってプレイするタイトルだ。

 Joy-Conの持ち方からして独特で、手の平の中でJoy-Conをレバーのように縦に持つ。基本的に使うのは、親指がちょうど届くL/RボタンとZL/ZRボタンのみで、そのほかのアクションは全て手の動きで行なう。

 パンチは「手を振る」、歩く動作は「Joy-Con2本を歩きたい方向へと傾ける」、投げは「両手を突き出してキャッチするような振り方」、ガードは「内側にJoy-Con2本をハの字にする」といったもので、Joy-Con内のジャイロセンサーを操作のメインにしている。

 ジャイロセンサーの反応だが、手の中に収まってしまうぐらい小さなJoy-Conによるものとは思えないぐらいにしっかりとしたものだ。細かな動きも機敏に反映されていて、格闘スポーツという反応性の求められるゲームもしっかりと楽しめる。

 パンチが伸びるというキャラクターの個性を活かしたギミックも面白い。片手を突き出してパンチを放ったあと、手の振りをフックさせたり逆にスライスさせたりすると、伸びたパンチの軌道も曲がっていく。ちょっとしたマンガのキャラクター気分というか、ゴムゴムのー……的なというか、自分の手の動きに合わせてウネッと曲がったパンチが相手に上手く当たると気持ちいい。ゲーム的にもパンチが曲がるというのが読みづらいフェイント的にもなっているのが面白いところだ。

 この「ARMS」についてのプレイレポートはこちらにも掲載しているので、気になる人はぜひそちらもお読み頂きたい。

Joy-Conだけで楽しんじゃう!場所を選ばない「Nintendo Switch」ならではの「1・2・スイッチ」

 「1・2・スイッチ(ワンツースイッチ)」は、画面を見ずに相手の「目」を見て遊ぶ対面ゲームという、今回試遊できたタイトルでも1番の奇抜なゲーム。Joy-Conだけで遊んでしまおうという大胆なコンセプトのタイトルだ。それだけに1度体験してみたいという人が多かったのか、試遊の待ち時間もだいぶ長くなっていた。

 筆者が体験したのは、会場で試遊できる6つの対面ゲームのうちのひとつ「ガンマン」。荒野の西部劇よろしく、対戦相手と自分が面と向かって対峙し、お互いの眼を見て、不敵な笑みを浮かべる。手には拳銃……に見立てたJoy-Conを片方ずつ握っている。

 そんな緊張感の走るなか、画面から鳴る合図の声で互いに手に持ったJoy-Conを振り上げ、互いがトリガーボタンを引く。一瞬の差で勝敗の決する決闘を楽しむというものだ。これはもう一種のパーティーゲームというか、友達同士でなりきって遊ぶからこそ面白いというアイデア勝負的なゲームではあるのだが、持ち運びが楽で場所を選ばず楽しめる「Nintendo Switch」ならではとも言える。

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    最終更新: 01月14日(土)00時00分

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