スマホのWi-Fi性能をチェックするには?【自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ!】

INTERNET Watch 2017年11月13日(月)06時05分配信

 光回線の速度が最大1Gbps程度が多いので、Wi-Fi側もそれに近づけ、十分、回線速度を生かせる速度まで上げるという方針で、「11ac」かつ「MIMO」対応のWi-Fiルーターを選ぶのがお勧めというのが前回までのポイントだった。それより前の11n普及期のMIMO未対応のルーター(レンタルルーターなどでもありがち)だと、下手をするとLTE回線より遅かったりするので、ここは思い切って刷新してしまおう。

 ここで重要なのは、Wi-Fiでは親機を高速なモデルに交換するだけではダメで、スマホやパソコンなど子機側のWi-Fi機能も高速な規格にすることで初めて高速通信が実現できる。パソコンの場合にはWi-Fiアダプターの増設も可能だが、スマホでは内蔵のWi-Fi機能を使うことになるので、極力、最新機種に買い換えるという対応になる。つまり、スマホを最新機種に買い換えたいタイミングで(もしくはその前※)、Wi-Fiルーターもそろえるのがスマートなやり方だ。

※スマホの新規購入後、自宅に戻り初回セットアップ(この作業でWi-Fi接続させるタイミングがある)からOS更新、アプリのダウンロードといった作業ができるように、スマホ購入前にWi-Fiを刷新しておくことを強力にレコメンドする。

 MIMOには、最新モデルのスマホでも必ず対応しているというワケではない。購入前であれば、カタログの仕様表を確認して「IEEE 802.11ac」と「MIMO」(特に記述がなければ2×2だ)の記述を確認する。

iPhone Xの仕様表。11acとMIMOの表記がある(Appleのウェブサイト)

 例えば、iOS系ならiPhone 6以降で11acに対応。iPhone 6sからは11acに加え2×2のMIMOにも対応した。もちろん、最新の8や8Plus、Xも同様。iPadならiPad Air 2からで、iPad Proも11ac MINO 2×2対応だ。ただし、同時期のiPhone SEはMIMO対応ではない。Androidでは、Google Nexus 5Xや6Pが11ac MINO 2×2対応。こういった状況で、ここ数年発売された格安モデルでない製品であれば、11acとMIMOに対応してる可能性が高い。

 スマホがすでに手元にあり、Wi-Fiルーターに接続済みで、そのリンク速度が気になるなら(交換した直後にはぜひ確認したい)、ルーターの情報画面などから確認できる場合が多い。前回の表をチェックしてもらいたいのだが、11acでは以下の速度がストリーム<3071>数に対応する。カッコ内は、ガードインターバルの設定によって表示される数値。こちらが表示されることもある。

11acのストリーム<3071>と速度
1ストリーム<3071>(1×1)=最大433Mbps(390Mbps)
2ストリーム<3071>(2×2)=最大866Mbps(780Mbps)
3ストリーム<3071>(3×3)=最大1300Mbps(1170Mbps)

 Androidであれば、設定にて接続中のアクセスポイントをタップすれば、そのものズバリの「リンク速度」という項目がある。

Androidでリンク速度を確認するのは簡単。パソコンも簡単に確認できる

 iOSでは、端末側から確認する方法は残念ながらない。Apple製のルーターであれば「AirMac」アプリから確認ができる。一般のルーターは、ルーター設定画面から確認しよう。

iOSでは、端末側から確認する方法はなく、Apple製のルーターであれば「AirMac」アプリから確認ができる

 スマホは、新しめのモデルでも11acでMIMO 2×2だ。今、手元のスマホやパソコンで、このリンク速度をチェックして100Mbps以下の54bpsとか74Mbpsなどと表示されていたら、ハッキリ言ってWi-Fiルーター(もしくはスマホかも)の交換しどきだ。

 ちなみに、パソコンであれば、USB 3.0ポートに接続してWi-Fiアダプターを増設できるので、買い換えずに高速なWi-Fiを使うことも可能だ。

今回の教訓(ポイント)

「手元のスマホのWi-Fi性能もチェックしておく。最新でも11acの『2×2 MIMO』」
Wi-Fiの速度は親機と子機でそろって初めて恩恵が受けられる。まずはルーターを増強し、徐々にスマホやパソコンを刷新していこう。

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    最終更新: 2017年11月13日(月)06時05分

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