15インチ「MacBook Pro」に初搭載、「Radeon Pro 400」シリーズの詳細が明らかに

CNET Japan 10月31日(月)11時19分配信

 Appleの新型15インチ「MacBook Pro」モデルは今のところ、Advanced Micro Devices(AMD)が新たに発表した3種類のGPU「Radeon Pro 400」シリーズを搭載した唯一のノートPCとなっている。

 AMDは、米国時間10月27日のMacBook Pro発表に合わせ、新しいGPUの技術的詳細を明らかにした。

 AMDのRadeon製品群に追加されたRadeon Pro 400シリーズは、15インチMacBook Proに搭載されて初出荷される。

 同シリーズのGPUは、「Radeon Pro 450」「Radeon Pro 455」「Radeon Pro 460」で構成され、AMDの「Polaris」アーキテクチャと14ナノメートルFinFETプロセスが特徴だ。

 15インチのMacBook Proのエントリーモデルは、256GバイトのSSD、Radeon Pro 450(2Gバイトメモリ搭載)、2.6GHzの「Intel Core i7」を備え、価格は2399ドルだ。200ドルでRadeon Pro 460(4Gバイトメモリ搭載)にアップグレードできる。

 よりハイエンドのMacBook Pro(15インチ)は、512GバイトのSSD、Radeon Pro 455(2Gバイトメモリ搭載)、2.7GHzのIntel Core i7プロセッサを備え、価格は2799ドルからとなっている。Radeon Pro 460(4Gバイトメモリ搭載)にアップグレードすると、2899ドルとなる。

 AMDは1月、14ナノメートルの技術を家電見本市「CES」で披露した。28ナノメートルのGPUと比べて電力効率が大きく向上しているほか、ウエハの薄型化によって、より薄く軽量なコンピュータの設計が可能になるとしていた。

 AMDが15インチMacBook Proの画像を使った新しいページで説明しているように、Radeon Pro 400シリーズは、最大で毎秒1兆8000億回の演算能力により生産性を大幅に高める見込みだ。

 AMDは次のように記載している。「タスクを処理する速度は、最大16演算ユニット(1024ストリームプロセッサ)および1.86テラフロップを誇る。MacBookのRadeon Pro Graphicsは、通常メインプロセッサに確保されるワークロードを加速する。多目的な非同期演算、最新のシェーダエンジン、強化されたメモリ圧縮、コンパクトかつ効率的なパッケージでの新しいジオメトリ性能が特色だ」

 上記の数字はトップエンドのRadeon Pro 460のみに当てはまる。Radeon Pro 455では1.3テラフロップと12演算ユニット、Radeon Pro 450では1テラフロップと10演算ユニットとなる。毎秒のメモリ帯域幅は3モデルとも80GBだ。

 これら第4世代「Polaris Graphics Core Next」設計のGPUはまた、「基板薄化」と呼ばれるプロセスによって薄くなっている。

 「基板薄化は各ウエハの厚みを削る精巧なプロセスで、素材の薄さは780ミクロン<6159>から380ミクロン<6159>(0.38ミリメートル)で回路に利用されている。これにより、できる限り薄くした、美しいデザインが可能になっている」とAMDは述べた。

 15インチのMacBook Proはフラッシュストレージの速度が最大2倍になり、ディスプレイは67%明るく、グラフィックスの速度は最大130%向上しており、AMDによるとRadeon Pro 400シリーズがこの実現に寄与したという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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    最終更新: 10月31日(月)11時19分

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