MacBook Proの予約が好調、Touch Barモデルもまもなく--Appleニュース一気読み

CNET Japan 2016年11月11日(金)14時05分配信

 11月1日~11月7日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。

 Appleは10月27日にMacBook Proの新モデルを発表した。おそらく2016年のAppleによる新製品発表会の最後のピースになるはずで、あとはホリデーシーズンへ向けたセールスの踏ん張りどころとなる。

 MacBook Proについては、Touch Bar非搭載モデルのレビューをすでにお届けしている。筆者のTouch BarモデルがApple Storeから発送される予定は11月17日から25日となっており、Touch Barモデルについても、来週にはお披露目できることになるはずだ。

 MacBook Pro発表に際し、米国CNETに対して、Apple幹部3氏によるインタビューが行われた。その翻訳記事が掲載されたので紹介しておこう。

 簡単にポイントをまとめると、MacBook Proについて、コンピュータに対する正しいタッチの導入、ハイエンドモデルとしてできること、進化を止めないための方策などについて語っている。

 筆者がTouch Barに触れた際、直感的に「今までのキーボードの概念を変えなければならない」と考えた。おそらく多くの人がそうであるように、日本語を入力する際に文字種を選ぶためにファンクションキーを利用してきた。あるいはアプリによってはショートカットとしての活用も盛んだ。

 キーボードのメリットは、目視せずに操作できるようになることだ。タッチタイピングの延長線上に、カタカナにしたい、半角にしたい、といったとき、キーボードを見ずに指を伸ばして無意識に操作している自分がいる。タッチ操作の弊害は、目視が伴う可能性が高いことだ。

 しかし、別の可能性もある。フルスクリーンで画面にコンテンツを表示している際のコントロールや、写真やビデオのサムネイル表示、そしてメモリのついた調節バーの表示は、ディスプレイと操作系をしっかりと分けつつも、直感性を加えてくれる。ちょっと長くなったが、より詳しい使用感は次週公開できるであろうレビューに引き継ごうと思う。

 Appleはかねてから、iPadとMacの統合や融合はあり得ない、と指摘し続けてきた。おそらくこれからもそうであることは、iPhoneアプリ開発にMacが必要とする現在のエコシステムを構築した時点で方向付けられていた。

 いずれにしても、AppleはMacを捨てないし、最も付加価値の高い製品として保持し続けるものと考えられる。ただ、進化のペースを緩やかにしている点は、プロフェッショナルの意向に合わせているのか、あるいはIntelのプロセッサの発展ペースを意識しているのか。

 しかし新製品はよいものだ。調査によると、Appleがこれまで販売してきた2015年発売のMacBookよりも、この5日間の新型MacBook Proへの予約の方が多く、2016年中に1500万台もの出荷が見込まれている。

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Apple Watchは売れているのか?

 Apple Watchは、ウェアラブルデバイス市場ではFitbitに注いで2位、スマートウォッチ市場ではAndroid Wear製品群を置き去りにする不動の1位を獲得しているが、IDCの調査ではその販売に急減速がかかっているとの報告があった。

 IDCによると、2016年第三四半期、Apple Watchの出荷台数は110万台で、前年の30%に満たない数字に落ち込んだとしている。しかしCanalysによると、同時期のApple Watchの出荷台数は280万台と見積もっており、スマートウォッチ市場全体も前年比6割増の成長だったとしている。 しかし、良好な数字を報告しているCanalysも、Apple Watchが牽引するスマートウォッチ市場に対して警鐘を鳴らしている。

 Apple Watch Series 2の新モデルをリリースし好評を博しているが、iPhoneとの組み合わせが前提となっていることから、iPhoneの原則はApple Watchの原則に直結することは言うまでもない。

 加えて、中国市場ではスマートウォッチ市場が急速に伸びており、前年比で42%拡大した。同時にiPhoneの中国での原則が報告されていることから、Appleは中国におけるiPhone/Apple Watchのマーケティング策を急ぐ必要があるという。

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将来のiPhoneはワイヤレス充電と折りたたみ?

 iPhone 7 Plusはその強靭な需要に応えきれていない状況が、年内いっぱいは続くと見られている。スマートフォンユーザーの成熟と、そのキーとなるカメラ機能の進化によって、大画面モデルを求めるユーザーが増えたことが原因だ。

 これはAppleにとっては喜ばしいことだ。スマートフォンの低成長時代へと突入するにあたり、販売台数の拡大が見込めない中での収益増加には、1台あたりの単価の上昇が不可欠。100ドル高い大画面モデルの比率が高まることは、戦略上非常に有効なのだ。

 ちなみにAppleは、ワイヤレスヘッドフォンAirPodsや、MacBook Proなど、ホリデーシーズンに向けて新製品のラッシュがあった。しかしAirPodsの発売は当初の10月末から延期され、MacBook ProもTouch Barを搭載するモデルは、プレゼンでおなじみの「今日から買えます」とのアナウンスにはならなかった。

 若干、全般的に製造が追いついていない印象を受けるのは筆者だけだろうか。

 AirPodsにはワイヤレスを司るW1プロセッサが、MacBook Proにはタッチバートセキュアエレメントを司るT1プロセッサがそれぞれ搭載されている。こうした新しいカスタムチップに関わる製品が遅れている可能性もある。

 先週の記事では、折りたたみ型のiPhoneのアイディア、そしてワイヤレス充電モジュールなど、将来のiPhoneに関する記事が出てきた。こうした新しいテクノロジを導入するには慎重な姿勢を保つAppleだが、新機能を実現するためには避けては通れない部分でもある。

 新しいテクノロジやプロセッサを活用しながら、きちんと製品を人々に届けられる体制を構築できるか。新製品のデザインや機能ももちろん注目すべきだが、その背後にある製品の製造や供給に関する部分についても、注視していきたい。

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    最終更新: 2016年11月11日(金)14時05分

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