ロシアの裁判所、LinkedInユーザーデータの国内保存を求める規制当局を支持

CNET Japan 2016年11月11日(金)12時41分配信

 LinkedInは早ければ来週にも、ロシアのユーザーを失うかもしれない。

 ロシアの通信社Interfaxによると、モスクワの裁判所は、前回の判決の取り消しを求めるLinkedInの申し立てを棄却したという。前回の判決では、LinkedInが個人データの保存に関するロシアの法律に違反していることが認定された。

 LinkedInの広報担当のMay Chow氏は電子メールで、「LinkedInのビジョンは、全世界の労働者のために経済的な機会を作り出すことだ。判決によって、ロシアにいる膨大な数のLinkedInユーザー、そして、LinkedInを利用して事業を拡大させている企業がサイトにアクセスできなくなる可能性がある」と述べた。

 LinkedInの法廷での争いが始まったきっかけは、10月にロシアの通信規制当局Roskomnadzorが同社を提訴したことだった。2015年9月に施行された個人データに関する法律により、LinkedInはロシア市民のデータをロシア国内にあるサーバに保存することを義務づけられている、とRoskomnadzorは述べた。

 VentureBeatによると、今回、裁判所がRoskomnadzorに有利な判決を下したことで、同規制当局はロシアの通信企業各社に対し、LinkedInへのアクセスのブロックを要請できるようになる。この命令は早ければ来週にも発せられる可能性がある。もっとも、LinkedInには、ロシアのユーザーデータを同国内のサーバに移す選択肢がまだ残されているようだ。

 LinkedInのChow氏は、「われわれはRoskomnadzorと会議の場を設けて、ロシア国内でのデータ保存要請について話し合うことに今も関心がある」は述べた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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    最終更新: 2016年11月11日(金)12時41分

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