グーグル、紙の写真を美しくデジタル化する「フォトスキャン」アプリをリリース

CNET Japan 2016年11月16日(水)10時54分配信

UPDATE Googleは米国時間11月15日、プリントされた写真をスマートフォンのカメラで撮影し、すばやくスキャンできる「フォトスキャン」アプリをリリースした。このアプリは、同社のソフトウェアと機械学習を利用して、写真表面の光の反射を取り除き、トリミングと色の修正を行い、正しい向きにしてから、デジタル画像としてクラウドに保存する。

 写真は、GoogleやAppleなどのハイテク大手にとって、ユーザーとの関係を強化する手段としてますます重要になってきた。こうした企業の多くが、デジタル写真を保存するためのオンラインストレージを提供しているが、Googleのフォトスキャンは、紙焼きの写真との間にあるギャップを埋めることで、取り組みを一歩先へ進めている。

 フォトスキャンを使うには、まず、保存したい写真がアプリ画面の枠に収まるようスマートフォンの位置を調整する。タップ操作でスキャンを開始すると、4つの白い丸印が画面に現れるので、丸印が画面中央に来るよう順に動かす。それぞれの角度から写真がキャプチャされると、丸印が青に変わってから消える。その後、アプリがキャプチャしたイメージを組み合わせ、ほんの数秒でデジタル写真に仕上げてくれる。

 このアプリは、平らな面に置かれた写真も、フレームに収めて壁にかけている写真も、アルバムのページに並んだ写真も、そのままスキャンできる。

 スキャンが完了した画像はGoogleフォトに送られ、Googleフォトはこの画像をクラウドに保存する。また、Googleフォトに搭載されている整理用の各種機能が適用されるため、顔認識機能で被写体を特定したり、タグを付けていない写真を「結婚式」といった言葉で検索したり、合成写真やムービーを自動で作成したりできる。

 このアプリのスキャン速度は高速だ。Googleフォト担当バイスプレジデントのAnil Sabharwal氏によると、Googleフォトのあるエンジニアは、家族と会話しながら、10分間に100枚ほどの写真をスキャンできたという。

 フォトスキャンは、「Android」版と「iOS」版が世界各国で提供されている。

 Googleは同日、Googleフォトをアップデートし、機能の改良と追加を行ったことも発表した。

  • Googleフォトの編集機能が改善された。自動補正ツールにより、画像を素早く加工できる。「Looks」と呼ばれる新しいフィルタなど、写真フィルタの種類が増えた。編集機能がより高度になり、写真好きの人が各種のレベルや色をより細かく調整できるようになった。
  • アシスタント機能により、高度なムービーがより多く自動作成されるようになる。たとえば、「Lullaby」(子守唄)を選択すると、眠っている乳児の写真だけが集められ、静かなBGMが設定される。また、12月のクリスマスの時期には、クリスマスの思い出の写真や動画を組み合わせたムービーを作成できる機能が、2017年4月頃にはペットの写真からムービーを作成できる機能が、それぞれ追加される予定だ。
  • アルバムの共有がより簡単になった。メール、テキストメッセージ、またはGoogleフォトアプリ自体を使ってアルバムのリンク先を伝えるだけで、複数ユーザーが保存しているGoogleフォトの画像を組み合わせ、アルバムの写真を増やして共有できる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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    最終更新: 2016年11月16日(水)10時54分

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