グーグル、暗号化ソフトウェアライブラリの脆弱性をチェックする「Project Wycheproof」を公開

CNET Japan 2016年12月20日(火)09時58分配信

 Googleは米国時間12月19日、暗号化ソフトウェアライブラリに既知の脆弱性が存在しないかチェックするセキュリティテスト群「Project Wycheproof」を公開した。

 暗号化においては小さな誤りが重大な結果を引き起こすおそれがある、とGoogleは述べている。同プロジェクトは、オープンソースの暗号化ライブラリで「あまりに頻繁に繰り返される」誤りを防ぐことを目的としている。暗号化ライブラリのソフトウェアは、データがデバイスに保存されたり、インターネットを介して移動する際、データを暗号化およびセキュア化するものだ。

 Googleはこれを達成可能な目標と考えている。そのため同プロジェクトの名称は、登録された山としては世界で最も高度が低い、オーストラリアのウィチプルーフ(Wycheproof)山にちなんで名付けられた。「低い山ほど登るのは簡単だ」と、Googleはセキュリティブログへの投稿で述べている。

 同プロジェクトでは現在、80のテストケースを実行して40余りのセキュリティバグを発見している。Googleはまた、外部からの協力を歓迎すると述べている。ただし、テストをパスしたからといってライブラリが完全にセキュアだというわけではなく、Project Wycheproofが検知できる攻撃に対して脆弱ではないというだけだ。

 それでもProject Wycheproofを利用すれば、開発者やユーザーは多くの既知の脆弱性を発見するために数百件もの学術論文を調べる代わりに、ライブラリを素早くチェックして時間を節約できるとGoogleは述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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    最終更新: 2016年12月20日(火)09時58分

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