UQ、WiMAX 2+の速度制限を見直し「3日間で10Gバイト」へ--ビジネスアワーは無制限に

CNET Japan 12月22日(木)14時35分配信

 UQコミュニケーションズは12月22日、2015年4月より運用を開始したWiMAX 2+サービスにおける「3日間で3Gバイト」による速度制限について、2017年2月2日より「3日間で10Gバイト」にすることを明らかにした。

 これまで、混雑回避のための速度制限として、「前日までの3日間のデータ通信量が3Gバイト以上となった場合、通信速度に制限がかかる」としていた。

 すでにこの速度制限が定着しつつある印象だが、実は暫定措置として行っていたもの。今後は3日間で10Gバイト以上を正式運用として速度制限を適用する。

 「3日間で3Gバイト制限の対象者はこれまで数十パーセントいたが、10Gバイトになると今後は1桁。今の利用傾向で見ればかなり大幅な緩和になる」(UQコミュニケーションズ広報部)という。

 また、2015年4月当初は「YouTube動画の標準画質(360p)が見られる速度」、2015年7月以降は「YouTubeのHD画質(720p)が見られる速度」とややあいまいな表現だった規制後の最大通信速度について、「おおむね1Mbps」と数字を明らかにしている。これは標準画質が見られる程度の速度という。

 さらに、これまで終日制限(13時~翌13時)としていた制限期間を、「混雑時間帯のみ(18時頃~翌2時頃)」としており、24時間から(※)8時間程度へと大幅に緩和した。これにより、一般的なビジネスアワーでは制限なく使えるようになる。なお、2時前から接続したままの場合は制限が続く可能性があるため、一度セッションを切断して再接続することを推奨している。

利便性を最大化するために--今回の見直しの考え方

 UQによれば、ユーザーアンケートや利用状況などを踏まえ、さまざまな検討を重ねてきた。ユーザーアンケートでは、不満に思っていることのトップが速度制限で、データ量の緩和を求める声が多かったという。

 ネットワークの設備はピーク時のトラフィックをもとに設計しているが、現状を見ると、利用データ量は利用者ごとに大きな偏りがあると説明する。特に一部のユーザーの大量トラフィックが圧迫しており、ピーク時のトラフィック基準を継続すると4380円/月の料金水準そのものを見直さなくてはならなくなるという。

 今回の見直しにあたっては、(1)4380円/月の料金水準を維持する(2)ネットワーク利用上の公平性を確保する(3)制限なしで利用できるデータ量を最大化する──という考えのもと、速度制限の最適化を検討した。

 UQでは、今後2017年度に向けてさらにニーズに応じた料金やエリアの改善施策を導入するとしている。

※当初12時間としていましたが、24時間の誤りでした。修正してお詫び申し上げます(2016年12月22日14時33分更新)。

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    最終更新: 12月22日(木)14時35分

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