マイクロソフト、「高度に安全」なWindows 10デバイスの基準示す

CNET Japan 2017年11月13日(月)16時53分配信

 Microsoftは、「高度に安全」な「Windows 10」デバイスが満たすべきハードウェアとファームウェアの最小要件を説明するドキュメントを新たに公開した。

 Microsoftはプロセッサの世代に関して、「システムはWindowsの現在のリリースで対応している、最新の保証されたシリコンチップ上で実行される必要がある」と述べている。

 これには、Intelの第7世代Core i3、i5、i7、i9、M3、Xeonプロセッサや、最新のAtom、Celeron、Pentiumプロセッサが含まれる。

 さらにプロセッサは、64ビットのアーキテクチャでなくてはならない。これはWindows 10のVBS(仮想化ベースのセキュリティ)の動作に必要なWindowsハイパーバイザが、Intelアーキテクチャの64ビットプロセッサか、ARM v8.2 CPUでしかサポートされていないためだ。

 Windows 10のいくつかの重要なセキュリティ機能(「Windows Defender Credential Guard」「Windows Defender Device Guard」「Hypervisor-Enforced Code Integrity」(HVCI)など)は、VBSに依存している。

 またMicrosoftは、仮想化をサポートするための最小要件についても説明している。IOMMU(Input-Output Memory Management Unit)デバイスの仮想化のため、プロセッサは「Intel VT-d」「AMD-Vi」「ARM64 SMMU」のいずれかに対応している必要がある。

 さらにSLAT(第2レベルアドレス変換)をサポートするため、EPT(Extended Page Tables)を持つIntel VT-xか、RVI(Rapid Virtualization Indexing)を持つAMD-vのいずれかが必要となる。

 ほかにも、プラットフォームのブートを暗号学的に検証する機能も要求されている。これには、Intelの「Boot Guard」を「Verified Boot」モードで使用するか、AMDの「Hardware Verified Boot」、あるいはOEM企業が開発した同等のソリューションが必要となる。

 最後に、システムには少なくとも8GバイトのRAMが必要だと記述されているが、Microsoftはその理由を説明していない。

 Bleeping Computerの開設者Lawrence Abrahams氏は、すべてのハードウェア要件を満たす安価なラップトップを見つけることは可能だと述べている。ただし、一般消費者向け製品がこれらの要件をすべて満たしているケースは多くはないかもしれないと述べている。

 Microsoftはファームウェアに関しても多くの要件を挙げている。これには、ファームウェアでUEFI(Unified Extension Firmware Interface)バージョン2.4以降が実装されていること、すべてのドライバがHVCI互換であること、システムがWindowsのUEFIファームウェアカプセルアップデートの仕様に対応していることなどが含まれる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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    最終更新: 2017年11月13日(月)16時53分

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