ボーズ、睡眠支援に特化した無線イヤホン「Bose sleepbuds」--Indiegogoで試験提供

CNET Japan 2017年11月13日(月)16時57分配信

 クラウドファンディングというと、一般的な目的はデバイスやサービスの実現に必要な資金を集めることだ。ただし、資金に余裕のある大企業が、需要調査、プロトタイプのブラッシュアップ、新製品マーケティングといった意図で利用する例もある。

 今回はそうした取り組みの一例として、すでに申し込み受付は終了しているが、有名音響機器メーカーのBoseが「Indiegogo」で開始した睡眠支援イヤホン「Bose sleepbuds」のキャンペーンを紹介しよう。

 sleepbudsは、左右独立型のBluetoothワイヤレスイヤホンと似た形状のデバイス。ところが、音楽プレーヤやスマートフォンと無線接続して音楽を聴くことはできない。あくまでも、眠りの妨げになる騒音を環境音などで遮断して、快適な睡眠を支援するためのものだ。

 Boseはノイズキャンセリング技術を得意とする企業だが、sleepbudsはノイズキャンセリング機能を備えず、騒音をほかの音でマスキングして目立たなくする。その理由についてBoseは、ノイズキャンセリング技術が飛行機や自動車に乗っている状態で不快に感じる低い音の対策に適しているのに対し、睡眠を邪魔する周波数の音に向いていない、と説明する。

 マスキングには、リラックスするような環境音を使う。これらの音声データはsleepbuds内のフラッシュメモリに保存されており、Bluetooth連携させたスマートフォンのアプリから選べる。音量や再生時間も指定できる。アプリでは、目覚ましアラームの設定も可能。

 充電対応の銀亜鉛電池を内蔵し、1回の充電で2晩の睡眠に使えるという。保管ケースが充電ボックスを兼ねており、保管ケース自体もsleepbudsを1回フル充電できる。

 Boseは、このキャンペーンを通じて米国内のユーザーにプロトタイプ版sleepbudsを数量限定で提供し、フィードバックを得る考え。2018年の遅くには製品版を発売する計画。

 Indiegogoでの目標金額は5万ドル。記事執筆時点(日本時間11月13日15時30分)でキャンペーン期間は25日残っているが、すでに目標を大きく上回り、申し込み受付は終了した。

CNET Japan
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    最終更新: 2017年11月13日(月)16時57分

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