JA全中、全国のJAが共通利用できるハイブリッドシステム基盤を構築

ZDNet Japan 2017年09月16日(土)08時00分配信

 全国農業協同組合中央会(JA全中)は、NEC<6701>のクラウド基盤サービス「NEC<6701> Cloud IaaS」とハウジングを組み合わせたハイブリッド環境を利用して、全国のJAが共通して利用できるシステム基盤を構築した。同基盤は既に稼働しており、JA鳥取県中央会などが運用を開始している。

 同基盤は、会計や購買などの共通化可能なシステムをクラウド上に新たに構築し標準サービスとして提供するもので、各都道府県のJA独自システムを運用できる環境もクラウド上に構築している。また、クラウドへの移行が難しいシステムはハウジング環境へ移設し、ITシステムの統合を実現している。

 これまで、各都道府県のJAが会計処理など他県と類似のシステムを個別で構築・運用しており、重複する作業負荷やコストの削減が課題となっていた。また、長期運用してきたシステムの中には担当者の高齢化による後継の人材確保が課題となっているものもあった。

 共通化可能なシステムを標準サービスとしてクラウド上で提供することで、運用・保守などに関する大幅なコスト削減が可能となる見込み。また業務の標準化や、今後、JA全中が各都道府県のJAの活動を支援する新サービスを拡充・提供していくことにも役立つ。

 同基盤では、東西のデータセンターを利用することで、事業継続性の向上も図れる。平常時に利用するメインサイト(NEC<6701>神奈川データセンター)以外にバックアップサイト(NEC<6701>神戸データセンター)を構築しており、災害時にも継続性の高いシステム基盤となっている。NEC<6701>は、データの遠隔バックアップからリアルタイム性を重視したDR環境の構築までさまざまな要件に対応できるプランを提供した。これにより、各都道府県ごとの状況に応じた適切な環境の構築を実現できた。

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    最終更新: 2017年09月16日(土)08時00分

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