IBM、米エネルギー省のスーパーコンピュータ「Summit」開発は順調

ZDNet Japan 2017年11月14日(火)10時56分配信

 IBMは米国時間11月13日、コロラド州デンバーで開催されているスーパーコンピューティングカンファレンス「SC17」において、米エネルギー省(DOE)の新しい「Summit」スーパーコンピュータの開発が完成に向けて順調に進んでおり、2018年の早い時期に稼働できるようにすることを目標にしていると述べた。IBMは、DOEの次世代スーパーコンピュータ開発企業として3年前に同組織から指名を受けていた

 この新コンピュータの開発は現在、テネシー州にあるDOE管轄のオークリッジ国立研究所(ORNL)で進められている。

 SummitはIBMの「POWER9」アーキテクチャをベースとしており、DOEはこのスーパーコンピュータが世界最速かつ最強となることに期待している。IBMはNVIDIAおよびMellanoxとともにSummitの開発に取り組んでおり、DOEはこれら3社をはじめとする企業との共同作業によって中国とのエクサスケールコンピューティング競争に立ち向かおうとしている。近年では、中国製の2台のスーパーコンピュータがスーパーコンピュータランキング「TOP500」の首位と第2位に君臨しており、ORNLの「Titan」システムはランクを落としている。

 オークリッジリーダーシップコンピューティング施設(OLCF)のディレクターであるBuddy Bland氏はSummitについて、「現時点でインフラは完成しており、IBMのPOWER9コンピュートノードの配備を開始しようとしている」とIBMのブログに記すとともに、「IBMのPOWER9プロセッサの先進的な能力とNVIDIAの『Volta』GPUを組み合わせることで、DOEのミッションクリティカルなアプリケーションの演算処理性能が著しく向上するだろう」と述べている。

 また、ローレンスリバモア国立研究所(LLNL)の「Sierra」システムもSummitと同様に、2018年早期の完成に向けて順調に開発が進んでいるという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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    最終更新: 2017年11月14日(火)10時56分

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